西日本JRバス「名神ハイウェイバス」超特急15便【名阪間乗り物比較】

昼行高速バス,高速バス乗車記



高速道路網の威力を実感 運賃は最安1,000円台から

やって来たのは、JR名古屋駅新幹線口のJRハイウェイバスのりば。
目の前には、名古屋駅前の高層ビルが目に入ります。
西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 名古屋駅新幹線口

「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便の名古屋駅発車時刻は13時30分。
バスは発車10分前にのりばに入線し、乗車改札が行われます。
西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 名古屋駅新幹線口改札中

西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 名古屋駅新幹線口改札中_02

この日は週末ということもあり、車内はほぼ満席。
ネットで予約されている方も多く、見た感じ私を含め7割以上の乗客がモバイル乗車券を提示して乗車改札を受けていました。
西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 名古屋駅新幹線口発車前の車内

13時30分、定刻に名古屋駅新幹線口を発車したバスは、烏森ランプから名古屋高速に入り、名古屋西料金所から東名阪自動車道へ。
名古屋近郊の穏やかな景色を眺めながら、四日市ジャンクションから新名神高速道路に入ります。
西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 車窓_01

西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 車窓_02

西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 車窓_03

道中、目立った渋滞に巻き込まれることもなく、バスは終着の大阪駅へ向けて走行を続けます。
西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 走行中の車内_01

名古屋駅を発車して約1時間の14時35分、バスは新名神高速道路甲南パーキングエリアに到着。
こちらでは、開放休憩として15分間停車しました。
西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 甲南パーキングエリア_01

甲南パーキングエリアがある滋賀県甲賀市甲南町は、甲賀忍者のふるさととしても有名。
パーキングエリアの建物も"忍者推し"です。
西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 甲南パーキングエリア_02

殆どの乗客がバスを降り、トイレや買いものなどを済ませていきます。
バスもしばしのひと休みです。
西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 甲南パーキングエリアにて_01

西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 甲南パーキングエリアにて_02

14時50分、乗客が全員揃ったところで甲南パーキングエリアを発車したバスは、新名神高速道路から草津ジャンクションで名神高速道路に入り、終着地の大阪駅をめざします。
西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 走行中の車内_02

15時38分、吹田インターを通過。
ここから先は、大阪中央環状線から新御堂筋を走行し、大阪梅田地区中心部へと向かいます。
西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 吹田インター

左手には、大阪モノレールの線路と万博記念公園の観覧車が見えます。
西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 車窓_04

神崎川と淀川を渡ると、終着の大阪駅はすぐそこです。
西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 車窓_05

西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 車窓_06

そして、16時11分、バスは定刻よりも約10分早く終着の大阪駅JR高速バスターミナルに到着。
乗客を降ろし、車内点検を済ませたバスは、大阪市此花区にある車庫へ回送されていくのでありました。
西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 車窓_06


【乗車データ】 
  • 乗車日:2023/04/16
  • 乗車区間:
    名古屋駅新幹線口→大阪駅JR高速バスターミナル
  • 運行会社:西日本JRバス
  • 車両:いすゞ/ガーラHD(2TG-RU1ASDJ)
  • 年式:2017年式
  • 所属:大阪高速管理所
  • 社番:641-17935

というわけで、西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便の乗車の模様を簡単にお届けしましたが、車両が快適であることはもちろんとして、今回の乗車では“高速道路網の威力"というものを改めて実感しました。

以前の「名神ハイウェイバス」大阪線 といえば、「安いけど時間がかかる」というイメージが強かったのですが、新名神高速道開通とこれに伴うダイヤ変更の効果はかなり大きいですね。

まさか、高速バスで名古屋~大阪間を2時間40分台~2時間50分台で移動出来る時代が来ようとは・・・少なくても20年前には想像だにしませんでした。
さらに、開放休憩時間の15分を除くと、実質の所要時間は2時間30分台。
これは、近鉄の名阪乙特急と比較してもさほど見劣りを感じない駿足ぶりなのではないでしょうか。

そして、「名神ハイウェイバス」はやはり安い!
片道の普通運賃は3,100円(往復で5,700円)ですが、学割運賃は2,600円、さらに得割運賃を適用すると片道1,600円~2,800円と、最安1,000円台で移動出来るのです。
いうまでもありませんが、これはライバルの鉄道に対して大きなアドバンテージのひとつになります。

前回と今回の2回、【名阪間乗り物比較】と題して名阪間の乗りものを2つご紹介しましたが、紹介出来なかった東海道新幹線を含めて、“速さを採るか""快適性を採るか""安さを採るか"という選択肢がかなりはっきりしているのが名阪間の交通の特徴なのかなぁと今回の乗車を通じて感じました。
どれを選ぶかは個人の自由ですので、その時の時間の都合や懐事情で選べば良いのですが、北の地に住んでいる者としては、きちんとした選択肢があるという点で羨ましくも思ったりもします。

またの機会に名阪間の乗りものに乗車する機会があるでしょうが、今後はもう少し違った角度で比較出来れば・・・そんなことを思った前回と今回の乗車でございました。

近畿日本鉄道 80000系「ひのとり」11列車 大阪難波駅にて

西日本JRバス「名神ハイウェイバス」大阪線 超特急15便 名古屋駅新幹線口にて_00

【おまけ】動画にしてみました

西日本JRバス「名神ハイウェイバス」超特急15便でで名古屋から大阪へ移動する様子を動画にしてみました。
現在、Youtubeにて公開しています。
宜しければご覧いただけると幸いです。



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