JR北海道の新型電車「737系電車」を見てみる
目次
JR北海道737電車に乗ってみる
土休日に札幌圏で販売される「一日散歩きっぷ」を使って、実際にJR北海道737系電車に乗車してみます。まず最初に乗車したのは、札幌06時21分発の東室蘭行き普通列車2724M。
室蘭本線苫小牧~東室蘭~室蘭間を基本に運用されている737系電車ではありますが、実は送り込みも兼ねて千歳線経由で札幌駅まで乗り入れる運用が1日1往復設定されており、この2724Mがまさしくその列車にあたります。
札幌駅で見る737系電車。
新鮮に映りますね。
札幌を発車した時点で、それなりに座席は埋まっていましたが、苫小牧を過ぎると各駅で続々と乗車。
この日は室蘭でとあるイベントがあった様で、白老を過ぎたあたりから立客が目立つ様になります。
それでも、列車は順調に進み、
定刻の08時50分に2724Mは終点の東室蘭に到着しました。
東室蘭からは、登別行き普通列車429Mで終点登別まで移動します。
札幌発東室蘭行き2724Mと比べると、車内は空いておりました。
学生や観光客の姿が目立ちますね。
25分程で、列車は終点の登別に到着です。
登別からは、折り返しの室蘭行き普通列車430Mで幌別へ移動。
幌別からは、苫小牧行き普通列車431Mで苫小牧へ移動します。
左手に樽前山が見えて来ました。
幌別から48分で、列車は終点の苫小牧に到着しました。
実際に乗車してみての感想ですが、シートの座り心地が想像以上に快適であったのと、加速性能が素晴らしいと感じました。
シートについては、座面の背もたれに若干のくぼみが設けられており、これが身体とフィットする構造になっています。
クッションも、硬過ぎず柔らか過ぎることもない感じに仕上がっており、1時間程度の乗車であればこれで十分なのでは?と。
人にもよりますが、このシート構造であれば、H100形気動車よりも快適に感じるのではと思います。
加速性能の素晴らしさについては、(いうまでもありませんが)電車投入による恩恵といえましょう。
気動車時代と比較すると、まさしく天と地の差。
737系電車投入によるスピードアップで所要時間が短縮した列車もあり、ダイヤが変更されている列車もあります。
特に、通勤通学で利用されている方にとっては、恩恵を受けることも少なくないのではないでしょうか。
最後に
今回ご紹介したJR北海道737系電車は、全車札幌運転所に配置されており、2023年5月20日のダイヤ改正から室蘭本線苫小牧~東室蘭~室蘭間を基本に運用されています。また、先述の通り、この区間への送り込みも兼ねて千歳線経由で札幌~東室蘭間を運行する運用も1日1往復設定されており、早朝や深夜には札幌駅などで見ることも出来ます。
計画では、13編成26両が投入されることになっており、今後は函館本線(主に岩見沢~滝川~旭川間)での運用も計画されていますが、具体的な運行時期や区間は現時点で未定となっております。
次世代の北海道内電化ローカル区間の主力車両としてデビューしたJR北海道737系電車。
末長い活躍を期待しております。
おまけ
苫小牧駅で見かけた列車の中から。まずはこちら、函館発札幌行き特急「北斗7号」(261系1000代気動車)です。
この日は7両編成で運行されていました。
そして、こちらは室蘭本線苫小牧~岩見沢間で運行していたキハ150形100番台気動車です。
キハ150形の非冷房タイプで、2019年より同区間での運用が始まったとか。
室蘭本線苫小牧~岩見沢間でキハ150形投入とは少々違和感を感じるところではありますが、H100形の増備とキハ40系の淘汰の状況を見るにつけ、これも時代の流れなのかなぁという気がします。
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