JR九州バス「出雲ドリーム博多2号」 福岡→出雲市 簡単な乗車記
九州福岡と山陰島根を結ぶ夜行高速バス「出雲ドリーム博多号」。
中国JRバス(本社:広島市)とJR九州バス(本社:福岡市)が共同で運行しており、同路線の前身ともいえる「出雲路号」(西日本鉄道・一畑バス)から数えると、実に30年以上の歴史を誇る路線でもあります。
以前にこのブログで、中国JRバス便に乗車した時の模様をご紹介しましたが、
実は先日、所用で福岡から島根へ移動することになり、その際に「出雲ドリーム博多号」JR九州バス担当便に乗車する機会がありました。
というわけで、今回は「出雲ドリーム博多号」JR九州バス担当便に乗車した時の模様をご紹介します。
JR九州バスが運行する夜行高速バスに乗車したのは、2012年秋に乗車した「広福ライナー」(福岡~広島・福山)の夜行便に乗車して以来、約10年ぶり。
しかも、同社が保有する3列シート夜行高速仕様車に乗車するのは、事実上今回が初となります。
いったいどんなバスなのか、今から楽しみです。
九州有数の主要バスターミナルのひとつとして有名です。
商業施設としても充実しており、昼夜を問わず多くの方で賑わっています。(写真はイメージです。)
「出雲ドリーム博多号」の博多バスターミナル発車時刻は22時45分。
3階35番のりばから発車します。
同バスターミナルを発車する高速バスの中でも遅い発車時刻の部類に入ります。
早めにのりばに到着すると、22時15分発の大阪・京都行きウィラーエクスプレス(日本高速バス担当便)が乗車改札を行っていました。
2台運行で2台とも満席という盛況ぶり。
時代の流れとはいえ、かつての「ムーンライト号」(西日本鉄道・阪急観光バス)の廃止が悔やまれます。
乗車直前に予約したということもあり、今回は窓口にて直接乗車券を発券してもらいました。
乗車した車両はこちら。
JR九州バス博多支店所属744-16556(4656)号車(三菱エアロクイーン QTG-MS96VP)です。
同社が「出雲ドリーム博多号」に参入するにあたり導入された車両で、お馴染み赤一色のカラーリングが遠くからでも目立ちます。
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様。
ブラックに近い紺色のシート地に小さな斑点模様が入った、独特のシートモケット柄を採用しています。
通路カーテンは窓側座席に設置。
トイレは、車内中央部の階段を下りたところにあります。
シートは、天龍工業製の夜行用シートを採用。
クッションの厚さもそれなりにあって、座り心地も快適です。
例えるなら、南海バス「サザンクロス」やとさでん交通の夜行用車両に採用されているシートに腰掛けている感覚に近いといえるでしょうか。
また、写真を見ていただけると分かる通り、このシートは肘掛け部分が倒れないようになっており、バブル期に登場した夜行用シートを彷彿させる構造になっています。
もちろん、足置き台やレッグレストも完備。
モバイル充電用コンセントは、肘掛先端操作レバーの下に設置しています。
座席の手すり部分には、感染症対策を促す注意喚起案内が掲げられていました。
この路線には、到着地での朝食&朝風呂サービスを実施。
その案内チラシがシートポケットに入っています。
と、JR九州バス「出雲ドリーム博多号」の外観と車内を簡単にご紹介しましたが、共同運行会社の中国JRバスが現在投入しているハイグレードの「グランドリーム」仕様車と比較しても、遜色のない車内設備を有しているという印象を受けました。
福岡~島根間約9時間の移動時間を快適に過ごせられそうです。
(次ページに続きます。)
中国JRバス(本社:広島市)とJR九州バス(本社:福岡市)が共同で運行しており、同路線の前身ともいえる「出雲路号」(西日本鉄道・一畑バス)から数えると、実に30年以上の歴史を誇る路線でもあります。
以前にこのブログで、中国JRバス便に乗車した時の模様をご紹介しましたが、
中国JRバス「出雲ドリーム博多号」
実は先日、所用で福岡から島根へ移動することになり、その際に「出雲ドリーム博多号」JR九州バス担当便に乗車する機会がありました。
というわけで、今回は「出雲ドリーム博多号」JR九州バス担当便に乗車した時の模様をご紹介します。
JR九州バス「出雲ドリーム博多号」
JR九州バスが運行する夜行高速バスに乗車したのは、2012年秋に乗車した「広福ライナー」(福岡~広島・福山)の夜行便に乗車して以来、約10年ぶり。
しかも、同社が保有する3列シート夜行高速仕様車に乗車するのは、事実上今回が初となります。
いったいどんなバスなのか、今から楽しみです。
赤一色の目立つカラーリングが目立つJR九州バス担当便
やって来たのは、ご存知、JR博多駅博多口にある博多バスターミナル。九州有数の主要バスターミナルのひとつとして有名です。
商業施設としても充実しており、昼夜を問わず多くの方で賑わっています。(写真はイメージです。)
「出雲ドリーム博多号」の博多バスターミナル発車時刻は22時45分。
3階35番のりばから発車します。
同バスターミナルを発車する高速バスの中でも遅い発車時刻の部類に入ります。
早めにのりばに到着すると、22時15分発の大阪・京都行きウィラーエクスプレス(日本高速バス担当便)が乗車改札を行っていました。
2台運行で2台とも満席という盛況ぶり。
時代の流れとはいえ、かつての「ムーンライト号」(西日本鉄道・阪急観光バス)の廃止が悔やまれます。
乗車直前に予約したということもあり、今回は窓口にて直接乗車券を発券してもらいました。
乗車した車両はこちら。
JR九州バス博多支店所属744-16556(4656)号車(三菱エアロクイーン QTG-MS96VP)です。
同社が「出雲ドリーム博多号」に参入するにあたり導入された車両で、お馴染み赤一色のカラーリングが遠くからでも目立ちます。
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様。
ブラックに近い紺色のシート地に小さな斑点模様が入った、独特のシートモケット柄を採用しています。
通路カーテンは窓側座席に設置。
トイレは、車内中央部の階段を下りたところにあります。
シートは、天龍工業製の夜行用シートを採用。
クッションの厚さもそれなりにあって、座り心地も快適です。
例えるなら、南海バス「サザンクロス」やとさでん交通の夜行用車両に採用されているシートに腰掛けている感覚に近いといえるでしょうか。
また、写真を見ていただけると分かる通り、このシートは肘掛け部分が倒れないようになっており、バブル期に登場した夜行用シートを彷彿させる構造になっています。
もちろん、足置き台やレッグレストも完備。
モバイル充電用コンセントは、肘掛先端操作レバーの下に設置しています。
座席の手すり部分には、感染症対策を促す注意喚起案内が掲げられていました。
この路線には、到着地での朝食&朝風呂サービスを実施。
その案内チラシがシートポケットに入っています。
と、JR九州バス「出雲ドリーム博多号」の外観と車内を簡単にご紹介しましたが、共同運行会社の中国JRバスが現在投入しているハイグレードの「グランドリーム」仕様車と比較しても、遜色のない車内設備を有しているという印象を受けました。
福岡~島根間約9時間の移動時間を快適に過ごせられそうです。
共同運行会社の中国JRバスはハイグレードの「グランドリーム」仕様車を投入
(次ページに続きます。)