南海バス「サザンクロス」長岡・三条線 乗車記 <2021年秋乗車分>
ところが、移動の要となる交通機関(鉄道・バス・航空・フェリー)においては、通勤通学で利用される路線を除き、コロナ禍前の状況には戻っておらず、特に都市間長距離交通においては、高速バスを中心に“回復までにはほど遠い"状況のままです。
そんな中、前回の記事でご紹介したJRバス「グラン昼特急号」の様に、感染対策を実施した上で運行を続ける路線や、緊急事態宣言により運休に入るも解除後比較的早く運行を再開する路線も少なくありません。
今回ご紹介する南海バス(本社:堺市)と越後交通(本社:長岡市)が運行する夜行高速バス「堺・大阪・京都~長岡・三条線」もそのひとつ。
関西と新潟県越後地区を乗り換えなしで結ぶ夜行交通機関として親しまれており、コロナ禍前の週末や繁忙期には混み合う路線でもありました。
南海バス「サザンクロス」長岡・三条線
越後交通「三条・長岡~京都・大阪線」
このブログでは、何度か「堺・大阪・京都~長岡・三条線」の南海バス便(サザンクロス)をご紹介しましたが・・・・
先日、緊急事態宣言が解除されて運行を再開したばかりの「堺・大阪・京都~長岡・三条線」南海バス便(「サザンクロス」長岡・三条線)に乗車して来ました。
今回は、私にとって約半年ぶりの乗車となった南海バス「サザンクロス」長岡・三条線の乗車の模様を、改めてお届けします。
日本全体が日常を取り戻そうとしている状況下での「サザンクロス」長岡・三条線の利用状況は、果たしてどうだったのでしょうか。
旅の始まりは政令指定都市のこじんまり(?)とした駅
中国JRバス「グランドリーム昼特急大阪4号」で大阪駅にやって来た私。JR大阪環状線~JR阪和線を乗り継いでやって来たのは、JR堺市駅です。
「サザンクロス」長岡・三条線は、こちらの高速バスのりばから発車します。(写真はイメージです。)
通常、夜行高速バスといえば、大都市もしくは中核都市の主要ターミナルを起終点としている事例が多いですが、この「サザンクロス」長岡・三条線の起終点は、政令指定都市のこじんまり(?)とした駅であるJR堺市駅となっています。
こじんまり(?)とした駅とはいいつつも、駅前にはショッピングストアや飲食店も多く、快速電車も止まることから、利便性はそれなりに高いです。
JR阪和線沿線から利用される場合は、こちらのJR堺市駅前停留所を利用すると便利です。
折角だから・・・ということで、今回は始発のJR堺市駅前から利用することにしました。
JR堺市駅前の発車時刻は20時40分。
バスロータリーには、南海バスの路線バスも発着するため、のりばへの入線は発車時刻ギリギリとなります。
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