西日本JRバス「グランドリーム大阪2号」(広島→大阪) 簡単な乗車記 <再投稿>
中国JRバスが共同運行する高速バス「京都・大阪~広島線」です。
この路線、実はグレードや運行時間帯によって名称が異なっており、現在は以下の便が運行されています。
私自身、JRバスが運行する「京都・大阪~広島線」には、今年2019(平成31)年の1月の取材帰りに初めて広島発の昼行便「グラン昼特急大阪6号」(西日本JRバス担当便)に乗車。
その後、2019(平成31)2月下旬には、今は無き近鉄バスの宮崎特急線「ひなたライナー」お別れ乗車の帰路で、広島発の「グランドリーム大阪2号」に乗車しています。
実は先日、運行を始めたばかりの北九州市内連節バス(西鉄バス北九州が運行)の実見の帰路で、再度広島発の「グランドリーム大阪2号」に乗車する機会がありました。
今回はその時の模様を簡単にご紹介します。
若干遅めの夕食(お好み焼き他)を済ませてやって来たのは、JR広島駅新幹線口のバスのりばです。
大阪行き「グランドリーム大阪2号」は、JR広島駅新幹線口バスのりばの4番のりばから発車します。
今回乗車したのは、こちら↓の車両。 西日本JRバス大阪高速管理所所属641-16932号車(いすずガーラHD QTG-RU1ASCJ)です。
見ての通り、「グランドリーム」仕様車となっていますが、途中のサービスエリアで仮眠休憩をとる関係上、床下には乗務員仮眠室が設けられています。
バス駐車場には、既に「グランドリーム大阪2号」が待機しています。
「グランドリーム大阪2号」の広島駅新幹線口発車時刻は23時15分。
発車の10分~15分前には乗り場に入線し、乗車改札が行われます。
乗車改札を受けたところで、車内に入ってみましょう。 車内は、3列クレイドルシートを配した28人乗り夜行高速仕様となっています。
最後部まで一人掛けになっており、通路カーテンが全席設置されています。
プライベートを重視したい方にとっては、全席通路カーテン設置はありがたいと感じる筈です。
シートは、「グランドリーム号」用に開発された新型クレイドルシート。
シート幅は46.5cm、リクライニング角度は138°を誇ります。(写真はイメージです。) 座面前部がシートのリクライニングと同期して上に傾く構造になっており、レッグレストもシートのリクライニングと連動して持ち上がり脚全体を支えることで、リラックスした姿勢をキープすることが出来ます。
また、各座席にはコンセントを完備しており、携帯電話やスマートフォンの充電に便利です。
トイレは、車内中央部の進行方向右側中央部床下に設置されています。
いざという時に嬉しい設備です。(写真はイメージです。)
中筋駅発車後に、自動音声による案内と乗務員による補足説明が行われ、その約5分後に車内は消灯されます。
やがて、バスは広島インターから山陽自動車道へ。
途中、数回の休憩停車を挟みながら、山陽自動車道~中国自動車道~阪神高速道路を経由し、大阪市内へと向かいます。
山陽自動車道八幡パーキングエリアにて実施されます。
この日は、パーキングエリアの大型車駐車場がほぼ満車で、バスも停車場所を探すのにひと苦労。
それでも、なんとか停車する場所を確保し、0時35分から0時55分までの20分間停車しました。(写真はイメージです。)
八幡パーキングエリアを発車後、シートを倒して目を瞑ると、いつしか夢の中へ。
到着前の車内灯点灯及び案内放送まで目を覚ますことはありませんでした。
その5分後の5時55分に、バスは大阪駅桜橋口高架下バス停に到着します。
この後、バスは湊町バスターミナル(なんばOCAT)を経由し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンまで運行するのですが、今回は乗り継ぎの関係でこちらで下車することに。
あっという間の7時間弱の移動でした。
但し、如何せん所要時間が短く、シートが快適ということもあってか、「正直寝足りないなぁ・・・」という印象も残りました。
個人的には、あと30分~1時間程所要時間が長ければ・・・と思いましたが、これに関しては好みもあると思います。
今回乗車した「グランドリーム大阪2号」ですが、「グランドリーム号」で実績のある専用クレイドルシートに、通路カーテン、座席コンセントが全席に完備されていて、さらにWi-fiサービスも提供・・・いうまでもありませんが、車内サービスではハイグレードな部類に入ります。
運賃が多少高くても、ゆったり3列シート車で移動したいという方にはオススメ。
共同運行会社の中国JRバスも同仕様の車両を投入していますので、昼行便「グラン昼特急広島号/大阪号」と併せて好みの時間帯の便を利用すると良いでしょう。
興味がある方は是非一度乗車されてみてはいかがでしょうか。
【乗車データ】
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今回ご紹介するバスは、西日本JRバスと
この路線、実はグレードや運行時間帯によって名称が異なっており、現在は以下の便が運行されています。
- 「グラン昼特急広島1号・3号・5号/大阪2号・4号・6号」(大阪⇔広島/昼行便/3列シート)
- 「グランドリーム広島1号/大阪2号」(大阪⇔広島/夜行便/3列シート)
- 「青春昼特急広島1号・3号/大阪京都2号・4号」(京都・大阪⇔広島/昼行便/4列シート)
- 「青春ドリーム広島1号/大阪京都2号」(京都・大阪⇔広島/昼行便/4列シート)
西日本JRバス「グラン昼特急広島1号」
中国JRバス「青春ドリーム大阪京都2号」
私自身、JRバスが運行する「京都・大阪~広島線」には、今年2019(平成31)年の1月の取材帰りに初めて広島発の昼行便「グラン昼特急大阪6号」(西日本JRバス担当便)に乗車。
その後、2019(平成31)2月下旬には、今は無き近鉄バスの宮崎特急線「ひなたライナー」お別れ乗車の帰路で、広島発の「グランドリーム大阪2号」に乗車しています。
実は先日、運行を始めたばかりの北九州市内連節バス(西鉄バス北九州が運行)の実見の帰路で、再度広島発の「グランドリーム大阪2号」に乗車する機会がありました。
今回はその時の模様を簡単にご紹介します。
目次
快適「クレイドルシート」搭載の「グランドリーム大阪2号」
北九州小倉から、JR在来線を乗り継いで広島に到着した私。若干遅めの夕食(お好み焼き他)を済ませてやって来たのは、JR広島駅新幹線口のバスのりばです。
大阪行き「グランドリーム大阪2号」は、JR広島駅新幹線口バスのりばの4番のりばから発車します。
今回乗車したのは、こちら↓の車両。 西日本JRバス大阪高速管理所所属641-16932号車(いすずガーラHD QTG-RU1ASCJ)です。
見ての通り、「グランドリーム」仕様車となっていますが、途中のサービスエリアで仮眠休憩をとる関係上、床下には乗務員仮眠室が設けられています。
バス駐車場には、既に「グランドリーム大阪2号」が待機しています。
「グランドリーム大阪2号」の広島駅新幹線口発車時刻は23時15分。
発車の10分~15分前には乗り場に入線し、乗車改札が行われます。
乗車改札を受けたところで、車内に入ってみましょう。 車内は、3列クレイドルシートを配した28人乗り夜行高速仕様となっています。
最後部まで一人掛けになっており、通路カーテンが全席設置されています。
プライベートを重視したい方にとっては、全席通路カーテン設置はありがたいと感じる筈です。
シートは、「グランドリーム号」用に開発された新型クレイドルシート。
シート幅は46.5cm、リクライニング角度は138°を誇ります。(写真はイメージです。) 座面前部がシートのリクライニングと同期して上に傾く構造になっており、レッグレストもシートのリクライニングと連動して持ち上がり脚全体を支えることで、リラックスした姿勢をキープすることが出来ます。
また、各座席にはコンセントを完備しており、携帯電話やスマートフォンの充電に便利です。
トイレは、車内中央部の進行方向右側中央部床下に設置されています。
いざという時に嬉しい設備です。(写真はイメージです。)
途中休憩は1回のみ 寝ている間に大阪到着
23時15分 広島駅新幹線口発車
定刻に広島駅新幹線口を発車したバスは、広島バスセンター、不動院、中筋駅にて乗車扱いのため停車。中筋駅発車後に、自動音声による案内と乗務員による補足説明が行われ、その約5分後に車内は消灯されます。
やがて、バスは広島インターから山陽自動車道へ。
途中、数回の休憩停車を挟みながら、山陽自動車道~中国自動車道~阪神高速道路を経由し、大阪市内へと向かいます。
0時35分~0時50分 八幡パーキングエリア停車(開放休憩)
途中の開放休憩は、消灯後の深夜1回のみ。山陽自動車道八幡パーキングエリアにて実施されます。
この日は、パーキングエリアの大型車駐車場がほぼ満車で、バスも停車場所を探すのにひと苦労。
それでも、なんとか停車する場所を確保し、0時35分から0時55分までの20分間停車しました。(写真はイメージです。)
八幡パーキングエリアを発車後、シートを倒して目を瞑ると、いつしか夢の中へ。
到着前の車内灯点灯及び案内放送まで目を覚ますことはありませんでした。
5時55分 大阪駅(桜橋口高架下)到着
5時50分、車内灯が灯され起床。その5分後の5時55分に、バスは大阪駅桜橋口高架下バス停に到着します。
この後、バスは湊町バスターミナル(なんばOCAT)を経由し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンまで運行するのですが、今回は乗り継ぎの関係でこちらで下車することに。
あっという間の7時間弱の移動でした。
所要時間が短くて寝足りない!?
今回、2度目の「グランドリーム広島号/大阪号」の利用でしたが、同業他社が運行する大阪~広島間において、選択肢としてこの路線はアリ!というのが率直な感想でした。但し、如何せん所要時間が短く、シートが快適ということもあってか、「正直寝足りないなぁ・・・」という印象も残りました。
個人的には、あと30分~1時間程所要時間が長ければ・・・と思いましたが、これに関しては好みもあると思います。
今回乗車した「グランドリーム大阪2号」ですが、「グランドリーム号」で実績のある専用クレイドルシートに、通路カーテン、座席コンセントが全席に完備されていて、さらにWi-fiサービスも提供・・・いうまでもありませんが、車内サービスではハイグレードな部類に入ります。
運賃が多少高くても、ゆったり3列シート車で移動したいという方にはオススメ。
共同運行会社の中国JRバスも同仕様の車両を投入していますので、昼行便「グラン昼特急広島号/大阪号」と併せて好みの時間帯の便を利用すると良いでしょう。
興味がある方は是非一度乗車されてみてはいかがでしょうか。
【乗車データ】
- 乗車日:2019/08/27
- 乗車区間:
広島駅新幹線口→大阪駅(桜橋口高架下バス停) - 運行会社:西日本JRバス
- 車両:いすゞ/ガーラHD(QTG-RU1ASCJ)
- 年式:2016年式
- 所属:大阪高速管理所
- 社番:641-16932
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