奈良交通「八木新宮線」全貸切ツアーに参加してみました【1日目】
15時45分〜16時53分 上野地→十津川温泉
上野地からも、引き続き山間の道路をひたすら走ります。
やがて、右手には、電源開発(J-POWER)の風屋ダムが見えて来ます。
この先、一部の区間はバイパスを走行しますが、それでもバイパスの工事が行われている箇所もあり、全面開通はもう暫く時間を要しそうです。
そして、この地域は、2011年に発生した紀伊半島大水害の現場でもあります。
今年で10年経過しますが、当時の爪痕がまだ残っている箇所も確認することが出来ます。
そんな中、バスは十津川村を縦断する形で国道168号を十津川方面へ向けて走行します。
16時53分〜17時15分 十津川温泉にて開放休憩
16時53分、バスは3回目の休憩場所である十津川温泉に到着。
こちらでは、17時15分までの22分間停車しました。
十津川温泉バスセンターは、十津川温泉の中心部に位置しており、十津川村の交通の拠点にもなっています。
案内所の奥には奈良交通十津川営業所が位置しており、同社の路線バスの他、受託運行している十津川村営バスの車両が停車しています。
また、案内所の一角には足湯の施設も。
休憩時間にちょっと足湯でも・・・という楽しみ方も出来るのです。
この十津川営業所ですが、奈良交通の路線として発着しているのは、今乗車している「八木新宮線」と「広域通院ライン」(南奈良総合医療センター〜十津川温泉)のみ。
それ以外は、すべて十津川村営バスとして運行されており、実質「十津川村営バス受託営業所」といえます。
このツアーでは、開放休憩中の車庫内での撮影もOK。
多くの参加者が、車庫やバスセンターに停車しているバスを撮影していました。
17時15分〜19時20分 十津川温泉→新宮駅到着
十津川温泉バスセンターを発車後、暫くは国道168号を走行。
途中、十津川温泉の中でも有名なホテル「ホテル昴」に立ち寄り、再度国道168号を走行します。
新宮大社前からは、熊野川に沿って新宮駅へ向けてひた走ります。
途中、湯の峰温泉付近で狭隘区間を走行しますが、外はすっかり真っ暗。
翌日の午前中にもう一度通りますので、その時に街並みを眺めることにしました。
そして、大和八木を発車すること7時間10分の19時20分、バスは新宮駅に到着。
長い様であっという間に感じた「八木新宮線」往路の旅でしたが、参加者も一様に満足した面持ちで到着したバスの撮影に勤しんでいました。
この後、バスは参加者を宿泊するホテルまで送迎。
若干遅めの夕食を済ませ、ホテルの部屋にて疲れを癒すのでありました。
翌日は・・・
翌日は、早朝5時頃に奈良交通新宮車庫をツアー参加者向けに開放するというイベントが。ツアーで使用されている車両を含め、4台の車両が勢揃いするということで参加する予定でしたが・・・なんと、起床事故をやらかします(笑)。
聞くところによると、八木発3便と新宮発1便で、ツアー使用車両(938号車)と僚車の937号車が充てられていたとのこと。
何としてでも行くべきでした・・・。
結局、朝風呂でリフレッシュして朝食を済ませ、乗車地の新宮車庫へと向かいますが・・・この続きは次回といたします。
【乗車データ】
- 乗車日:2021/04/10
- 乗車区間:
大和八木駅→新宮駅 - 運行会社:奈良交通
- 車両:日野/ブルーリボンⅡツーステップトップドア仕様(QDG-KV234L3)
- 年式:2015年式
- 所属:葛城営業所
- 社番:938
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