【1日目】大和八木駅→新宮駅
ツアーの集合場所は、「八木新宮線」始発地と同じ、近鉄大阪線の大和八木駅。
京都から、初乗車の近鉄観光特急「しまかぜ」に乗車し、大和八木駅へ向かいます。
ユニークな外観に豪華な内装、そして流れ行く車窓・・・平日、休日問わず乗客が多いのも頷けます。
機会があれば、是非とも伊勢・志摩(賢島)まで乗り通したいですね。
50分程で、大和八木駅に到着です。
大和八木駅前の喫茶店で軽く昼食を済ませ、集合場所(大和八木駅西口のローソン前)へ向かいます。
受付と検温を済ませ、健康チェックシートを提出。
しばし、バスの到着を待ちます。
11時50分過ぎ、今回のツアーの主役である937号車(日野ブルーリボンIIツーステップトップドア車 QDG-KV234L3)が到着します。
LED表示も、このツアー専用の特別表示になっています。
撮影を済ませ、バスに乗車。
いよいよ、1泊2日のツアーが始まります。
12時10分 大和八木駅発車
12時10分、定刻に大和八木駅を発車したバスは、国道24号〜国道165号〜国道168号などを経由し、五條市へと向かいます。
貸切ツアーではありますが、運賃表、自動放送を作動させるなど、実際の路線バス運行時に限りなく近い雰囲気で運行されます。
13時20分〜13時40分 五條バスセンターにて開放休憩
大和八木駅を発車して1時間10分程で、バスは五條市の五條バスセンターに到着。
こちらでは、20分間の開放休憩となりました。
五條バスセンターは、奈良交通が管轄する主要バスターミナルのひとつ。
「八木新宮線」はもとより、大和八木駅・大和高田駅・忍海方面行、広域通院ライン(南奈良総合医療センター〜十津川温泉)、夜行高速バス「やまと号」(新宿〜大和高田・五條)など、多くの系統のバスが発着しています。
そして、隣にはイオン五條店が。
買い物を済ませた方がバスセンターでバスに乗車して帰宅・・・という光景も良く見られます。
13時40分〜15時20分 五条バスセンター→上野地 いよいよ山越え
13時40分、参加者全員がバスに戻ったところで、バスは五條バスセンターを発車。
市内を流れる吉野川の橋を渡ったバスは、いよいよ国道168号の山越えに差し掛かります。
県立五條病院前を通過した辺りからは、いよいよ山深い場所へ。
天辻峠越えが始まります。
天辻峠は、紀ノ川水系丹生川と熊野川水系十津川の分水嶺で、西熊野街道(現国道168号)の最難所ともいわれた峠。
エンジン音と変速音を唸らせながら、力強く峠を越えていきます。
天気も良く、沿線の風景もひと際素晴らしく映えます。
桜も咲いておりました。
15時20分〜15時45分 上野地にて開放休憩
五條を発車して1時間40分経過した15時20分、バスは2回目の休憩場所である上野地に到着。
こちらでは、25分間の開放休憩となりました。
上野地は、日本最大の面積を誇る村である奈良県吉野郡十津川村の北部にある集落。
日本最長の生活用鉄線の吊り橋である「谷瀬の吊り橋」が有名です。
参加者の多くが、この吊橋を渡っていましたが、私は正直高いところが得意でないためにパス。
吊り橋の入口付近を散策して、バスに戻りました。