JRバス東北「百万石ドリーム政宗2号」 金沢→仙台 簡単な乗車記
独自仕様のJRバス東北「グランドリーム」車
やって来たのは、JR金沢駅東口(兼六園口)のバスターミナル。北陸鉄道やJRバスが利用するバスターミナルとしても有名ですが、JRバス系の高速バスは4番のりばから発車します。
西日本JRバス公式キャラクター「にしばくん。」の貼り紙も。
「コロナに負けないぞ!」
今回私が乗車したのは、金沢駅東口22時40分発の仙台行き「百万石ドリーム政宗2号」。
発車の10分前にはバスが入線し、乗車改札が始まります。
乗車した車両はこちら。
JRバス東北仙台支店所属H677-18408号車(日野セレガHD 2TG-RU1ASDA)です。
運行開始当初は、西日本JRバスから「グランドリーム」用車両をレンタルして運用に充てていましたが、2018年に「百万石ドリーム政宗号」の専用車としてこの車両が導入されました。
外観自体は、JRバス関東が導入している「グランドリーム」仕様車とほぼ同じですが、前面のJRロゴが小さいのと、車体後部に社名ロゴ「JR BUS TOHOKU」が入っているという違いがあります。
乗務員の改札を受け、車内に入ります。
気になる車内の様子は・・・
車内は、「グランドリーム」専用のクレイドルシートが配置された、3列独立シート28人のり夜行高速仕様となっています。
車内の造りは、既存の「グランドリーム」仕様車と同じですが、大きな違いはシートモケット。
既存のクレイドルシートとは異なり、この車両では茶系のシートモケットを採用しています。
座席と通路を仕切るカーテンは、全席に設置されています。
シートはこの様になっています。
形状は既存の「グランドリーム」仕様車と同じですが、シートモケットが変わるだけで、印象がかなり変わりますね。
シートをフルリクライニングした状態がこちら。
リクライニングすると、連動して座面とレッグレストが持ち上がり、ゆりかご状態になります。
これがまた心地良いのです。
フットレストとレッグレストです。
足が前方に放り出せる構造になっています。
携帯電話・スマートフォンの充電に便利なコンセントは、各座席の肘掛け下に設置されています。
車内では、Wi-fiサービスも実施。
備え付けのリーフレットを見ながら設定することで、インターネットが使用出来ます。
トイレは、車内中央部の階段を降りたところに設置されています。
サービスエリアの開放休憩があるとはいえ、いざという時にありがたい設備です。(写真はイメージです。)
以上、車内の様子をご紹介しましたが、「グランドリーム」仕様車ならではのハイグレードな車内設備が印象に残りました。
尚、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、毛布(ブランケット)の貸出は停止していました。
1枚羽織るようなものを持参するか、必要な方は事前に携帯ブランケットを用意、持参することをお勧めします。
また、使いスリッパは車両前方(1B席)に置かれており、必要な方が取るという方式を採っていました。
新型コロナ対策について
今回乗車した便の新型コロナウイルス対策は、以下の様になっておりました。
【主な新型コロナ感染症対策】(乗車当時のものです)
・座席使用制限:なし
※全席通路カーテン付き。
・車内消毒液設置:あり
・運転席回りのビニール製カーテン設置:なし
※消灯時に前方遮蔽カーテンをセット。
・運行終了時の車内消毒:実施
・エアコンの外気導入:実施
<動画追加>【お知らせ】バス事業者様へ 大型観光バス「日野セレガ」の室内空調について
・休憩時の車内換気:実施
・その他:
車内抗菌処理実施済み
プラズマクラスターイオン発生装置を設置
乗務員のマスク着用 など
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