西日本鉄道(本社:福岡市、以下:西鉄)が2019(平成31)年春から運行している観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」。
「LOCAL to TRAIN~街を繋いできたレールは人をつなぐ時代へ~」がコンセプトのこの列車は、沿線の伝統工芸や季節のグルメを車内でたっぷり楽しみながらプチ旅行が出来ることで、運行開始2年が経過した現在でも、時期によっては予約が取りにくい人気列車でもあります。
「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」については、以前に「ランチコース」「ブランチコース」に乗車した時の模様をご紹介しました。
【ランチコース】
『西日本鉄道の観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」に乗ってみました』

【ブランチコース】
『西日本鉄道「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」とJR九州「36ぷらす3」』

ですが、実は「ディナーコース(季節限定コース)』をご紹介したことが無く、いずれは紹介したいなぁと思っていた矢先に、なんと、有志が「ブランチ」「ランチ」「ディナー(季節限定)」3コースを一気に楽しもうという全貸切ツアーを企画。
その知らせを聞いた私は、「これは是非参加しないと!」と思い、2021(令和3)年2月のとある日に福岡へ向かいました。
ツアーのタイトルは、
『「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」梅見月全貸切ツアー2021』
今回は、梅が満開な時期に企画・催行されたこのツアーの模様をご紹介します。
いったい、どんなツアーだったのでしょうか。
旅の始まりは福岡中心部のターミナル駅から
やって来たのは、福岡市中央区天神にある、西鉄福岡(天神)駅。
福岡三越や西鉄天神高速バスターミナルが入居するビルの2階に位置します。
改札前にて受付を済ませ、列車の到着を待ちます。
09時32分 入線
09時32分、西鉄福岡(天神)駅3番ホームに、今回の旅の主役「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」が入線です。
キッチンクロスをイメージした赤いチェック柄が特徴の車体は、シンプルながらも目立つ特別な存在です。
「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」を改めて見てみる
ここで、西鉄の観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」について、改めてご紹介しましょう。
「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」は、約4年間の計画・準備期間を経た2019(平成31)年3月23日に運行を開始。
「赤いチェック柄の車体デザイン」と「沿線地域の食材を生かした美味しい料理」が特徴の観光列車です。
ベース車両は、同社の通勤型列車として現在も活躍してしている6050形。
この6050形の1編成を4両編成から3両編成に変更した上で、外装、内装ともに大幅な改造を施しています。
外観デザインは、キッチンクロスをイメージした赤いチェック柄。
一見シンプルながらも細かなところでこだわりを持った手法を取り入れるなど、一目で特別な列車であることが分かるデザインになっています。
内装は、八女の竹を使用した竹編みの天井や城島瓦、大川家具、アーティストが描く筑後川など、沿線の地域資源を生かしたデザインが特徴です。
客席定員は52人(1・3号車:22人、2号車:8人)となっており、このうち、中間車両の2号車には、ビザなどを焼く窯をメインとした大型キッチンを設置しています。
そして、提供される料理も「沿線地域の食材」がテーマ。
ランチとディナー(季節限定コース)は、地元産の食残をふんだんに使用した四季毎に異なるコース料理が提供される他、ブランチメニューでは地元で人気のパンと旬野菜のスープ、旬の果物、オリジナルブレンドコーヒーまたは紅茶が楽しめます。(写真は2020年夏のランチコースで提供された料理です。)
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