「とよのくに号」と筑豊電車と「桜島号」と「はまゆう号」
大分交通の夜行高速用106号車貸切乗車会に参加してきた私。 ここからは、福岡へ戻った後、1泊して南下します。
まだまだ乗りバスと乗り鉄は続きますよ。
目次
未乗の筑豊電車に乗車
【第11ランナー】大分バス「とよのくに号」スーパーノンストップ便
大分交通大分営業所から大分交通の路線バスで大分新川へ移動し、ここからは「とよのくに号」スーパーノンストップ便で福岡へ戻ります。本当は大分新川18時55分の便(西日本鉄道担当便)を予約していたのですが、少しでも早く福岡へ移動したいという気持ちが強まり、2本早い大分バス担当便に乗車変更。
こちらの車両↓が来ました。
「とよのくに号」では少数派の3列シート仕様の三菱エアロバス(PJ-MS86JP)です。
積み残し防止の観点から、補助席が装備されていますが、まあ使用されることはあまりないのではないでしょうか。
シートクッションが固いのが気になりましたが、幅広シートで快適に移動出来るのがこのタイプの車両の特長です。
福岡までの約2時間殆ど眠ってしまい、気が付くと天神付近を走行していました。
【乗車データ】
- 乗車日:2016/08/20
- 乗車区間:
大分新川→西鉄天神高速バスターミナル - 運行会社:大分バス
- 車両:三菱/エアロバス(PJ-MS86JP)
- 年式:2007年式
- 所属:中央営業所
- 社番:42167
【第12ランナー】西鉄バス筑豊「福岡~直方線」
この日の宿は残念ながら福岡市内ではなく、北九州市のJR黒崎駅至近のビジネスホテル。博多駅まで出てJRで移動しようかと考えましたが、直行するのでは面白くないと思い、今回は直方経由で黒崎へ移動することにしました。
福岡天神から直方までは、こちらのバス↓を利用します。(写真はイメージです。) 西鉄バス筑豊の高速バス「福岡~直方線」です。
福岡市内で大規模なコンサートイベントが開催されていた影響からか、バスターミナル内は大混雑。
そんな中、福岡~直方線も9割方の座席が埋まったところで西鉄天神高速バスターミナルを発車します。
福岡都市高速道路、九州自動車道も特段渋滞は無かったものの、約10分遅れでバスは終点直方駅前に到着しました。
運行ダイヤに余裕がないのでしょうか・・・。
バスを降りてびっくり。
JR直方駅がすっかり新しくなっており、駅前にあったJRバスの待合所は病院に代わっていました。
一方で、こちらの西鉄直方バスセンターは健在でした。 ですが、かつて直方発着の西鉄バス全路線が発着していたこのバスセンターも、直方市内路線及び黒崎急行がJR直方駅ロータリー内バスのりば発着に変更されたたため、現在は福岡高速と小倉特急の2路線のみとなってしまいました。
残る福岡高速と小倉特急も、駅前広場付近に発着所を設置する予定となっており、そうなるとこのバスセンターも取り壊されるかもしれませんね。
尚、バスセンターの窓口は2015年12月末日をもって閉鎖されています。
【乗車データ】
- 乗車日:2016/08/20
- 乗車区間:
西鉄天神高速バスターミナル→直方駅前 - 運行会社:西鉄バス筑豊
- 車両:日産/PKG-RA274TAN(西工96MC B-Ⅰ高速仕様)
- 年式:2006年式
- 所属:直方支社
- 社番:9439
【第13ランナー】筑豊電気鉄道 筑豊直方~黒崎駅前
直方からは、未乗であった筑豊電気鉄道(通称:筑豊電車)で黒崎へ移動します。JR直方駅から筑豊直方駅までは徒歩で10分程かかります。
路線バスで移動することも出来ますが、夜遅い時間帯は路線バスも運行していないので、徒歩で移動します。
今回乗車したのは、主力の3000形。
車体こそ古さはさほど感じませんが、台車や機器などを非冷房の2000形2車体連接車の機器を再利用しているということもあって、車内では懐かしい吊り掛けサウンドを堪能することが出来ます。
以前は完全ツーマン運行だった様ですが、2016年3月より朝夕のラッシュ時を除いて完全ワンマン運行に変更されたそうです。
筑豊直方から30分程で電車は終点黒崎駅前電停に到着。
西鉄黒崎バスセンターが隣接しており、小倉駅方面行きバスに平面乗り継ぎ出来る様になっています。
同じグループ会社だからこそ出来る業なのでしょうが、利用者としてはありがたいですね。
福岡からは再び高速バスで南下
【第14ランナー】西鉄高速バス「桜島号」昼行便
黒崎で一泊し、翌朝の始発「ソニック」で博多駅へ移動後、福岡からはこちらのバス↓で南下します。西鉄高速バスの福岡~鹿児島間高速バス「桜島号」ノンストップ便です。
2016年5月に乗車した時と同型の9135号車(日産KL-RA552RBN 西工02MC SD-1)が充てられていました。
今回乗車したのは、博多バスターミナル6時35分発の便。
週末ということもあっては、車内は8割方の座席が埋まっていました。
晴天の九州自動車道をひた走ります。
北熊本サービスエリアで休憩後は、復旧工事中の区間(対面区間)を走破します。
対面区間を通過した後は、山間のトンネル区間へ入っていきます。
八代~人吉間のトンネルの数は実に23。
全国でも屈指のトンネルの数の多さです。
トンネル区間を抜けると、えびの高原が見えて来ます。
えびのパーキングエリアにて15分程休憩した後は、鹿児島へ向けてラストスパートです。
えびのパーキングエリアから30分程で、最初の降車停留所である鹿児島空港南に到着します。
鹿児島市街まで乗車したいところですが、今回は乗り継ぎの関係で鹿児島空港南で「桜島号」とはお別れです。
新幹線で楽しむ九州の旅も悪くはありませんが、景色を存分のに楽しむのであれば、やはりバスの旅が一番ですね。
今回も約4時間のバスの旅を存分に楽しませていただきました。
【乗車データ】
- 乗車日:2016/08/21
- 乗車区間:
博多バスターミナル→鹿児島空港南 - 運行会社:西鉄高速バス
- 車両:日産/KL-RA552RBN(西工02MC SD-1)
- 年式:2004年式
- 所属:福岡支社
- 社番:9135
【第15ランナー】南国交通「はまゆう号」
鹿児島空港南の乗り換え時間は僅か12分。「桜島号」が遅れたら乗り継ぎに失敗するところでしたが、ほぼ定時に到着したことで、無事に乗り換え出来そうです。
鹿児島空港南バス停上り側のりばです。
鹿児島空港南からはこちら↓のバスに乗車します。
南国交通の鹿児島~宮崎間高速バス「はまゆう号」です。
1982年に運行を開始した、全国各地を走る高速バスの中でも老舗の部類に入ります。
車両は元空港リムジンで活躍していたと思われる日野セレガFD(KC-RU3FSCB)。
車内前方には荷物置場が設置されています。 鹿児島空港から乗車したと思わしき乗客で、車内は混雑しておりました。
途中、霧島サービスエリアにて約10分間の開放休憩があります。
このバスにはトイレがないため、サービスエリアでの開放休憩の時間を有効に使いたいですね。
「はまゆう号」は吉松~清武間にて相互乗降が可能であることから、途中の停留所からの乗降も数は多くないものの、それなりにあったりします。
鹿児島空港南から約2時間でバスは宮交シティバスセンターに到着。
終点は宮崎駅ですが、昼食と荷物整理の関係でこちらで下車しました。
約2年ぶりに「はまゆう号」に乗車しましたが、それなりに利用は根付いている印象を受けました。
【乗車データ】
- 乗車日:2016/08/21
- 乗車区間:
鹿児島空港南→宮交シティ - 運行会社:南国交通
- 車両:日野/セレガFD(KC-RU3FSCB)
- 年式:1998年式
- 所属:鹿児島営業所
- 社番:1010
無事に宮崎に到着したところで、今回の旅のもう一つの目的である、とある高速バスに乗車するのですが・・・
この続きは次回といたします。
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