京王バス東「プリンセスロード」(新宿神戸姫路線) 乗車記【札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅 北上編】

夜行バス,高速バス乗車記

札幌~博多間を高速バスだけで縦断しようという旅企画『札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅』

島根県西部の益田市から中国JRバス「浜田道エクスプレス4号」で大阪にやって来ました。

中国JRバス「浜田道エクスプレス」 ・626


更に東へ進みます。
次なる目的地は東京。

『札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅 北上編』3日目の後半です。

JR特急「はまかぜ」で西へ逆戻り???

「更に東へ進みます。」と書きましたが、次のバスに始発から乗車するため、いったん西へ逆戻りします。

大阪から乗車した列車はこちら。
JR西日本 キハ189系「はまかぜ」 大阪駅にて
JR西日本のディーゼル特急「はまかぜ5号」(鳥取行き)です。
主に兵庫県但馬地方と姫路・神戸・大阪を結ぶ列車ですが、この「はまかぜ5号」は播但線を経由して鳥取まで行きます。

車両は、JR西日本の189系特急型気動車
グリーン車の設定はなく、普通車のみの3両編成での運転が基本になっています。
今回は、この「はまかぜ5号」で姫路まで移動しました。

大阪から姫路までの所要時間は、約1時間。
リクライニングシートに身を委ね、夜景をぼーっと眺めているうちに姫路に到着してしまいました。
JR西日本 キハ189系「はまかぜ」 1号車車内

JR西日本 キハ189系「はまかぜ」 姫路駅にて

姫路駅に到着し、北口の眺望デッキに上がると、ライトアップされた姫路城を見ることが出来ました。
綺麗ですね。
姫路駅バスのりば_01 ライトアップされた姫路城

京王バス東「プリンセスロード」でバスタ新宿へ

姫路からは、こちらのバスで東京バスタ新宿へ向かいます。
京王バス東「プリンセスロード」 81553

京王バス東「プリンセスロード」 81553 神戸三ノ宮にて
京王バス東の夜行高速バス「プリンセスロード」(新宿神戸姫路線)です。

首都圏と神戸地方を結ぶ夜行高速バスは何路線かありますが、この「プリンセスロード」は、「通が選ぶ路線」として、以前にこのブログでもご紹介しました。


運行距離は約620km、所要時間は約10時間となっています。

路線の歴史や概要については、上記リンクにてご確認いただきたいのですが、最近のトピックとしては、2018(平成30)年12月より三田市のフラワータウンセンターへの乗り入れを開始したことが挙げられます。
これにより、三田地区や神戸電鉄沿線からの利用が便利になりました。

前回は、新宿発神戸・姫路行きに乗車した時の模様をご紹介しましたが、今回は逆方向の姫路・神戸発新宿行きに乗車した時の模様をご紹介します。

旅の始まりは姫路駅北口バスターミナルから

やって来たのは、姫路駅北口のバスターミナル。
神姫バスの路線バスが頻繁に発着する、賑やかなバスターミナルであります。(写真はイメージです。)

姫路駅 バスのりば

神姫バス 6285

夜行高速バス「プリンセスロード」は、こちら姫路駅北口バスターミナルの11番のりばから発車します。
姫路駅北口には、写真の様なサイネージ表示が。
もちろん、「プリンセスロード」の発車時刻(21時30分)も表示されています。

姫路駅バスのりば_02

姫路駅バスのりば_03

姫路駅バスのりば_04

気になる「プリンセスロード」の車両と車内は?

今回乗車したのは、こちらの車両でした。

京王バス東「プリンセスロード」 81551

京王バス東「プリンセスロード」 81551 神戸三ノ宮にて_01

京王バス東永福町営業所世田谷車庫所属81551号車(いすゞガーラHD QTG-RU1ASCJ)です。
お馴染み、京王グループ高速バスカラーを纏った車両になります。
同社は、これまでに三菱ふそう製や日野ブランド(セレガ)のj-bus製車両を導入していますが、いすゞブランドj-bus製の高速路線用車両導入はこの車両が初となりました。
いすゞブランドの車両導入ということで、導入当初はバスファンから注目を集めました。

先述の通り、姫路駅北口バスターミナルの発車時刻は21時30分。
発車10分前にはバスが入線し、乗車改札が始まります。

早速、乗車改札を受けて車内に入ります。

京王バス東「プリンセスロード」 81551 姫路駅北口にて_02

京王バス東「プリンセスロード」 81551 姫路駅北口にて_03

車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様になっています。
ブラウンを基調とした、落ち着いた雰囲気の内装が特徴です。
トイレは、車内中央部の階段を下りた突き当たりに設置されています。

京王バス東「プリンセスロード」 81551 車内

シートは、共同運行の神姫バスをはじめ、南海バスやとさでん交通などで採用されている可動式枕付きのハイグレード仕様を採用。
シートクッションも柔らか過ぎず固過ぎずといった感じで、座り心地も抜群です。

京王バス東「プリンセスロード」 81551 シート

京王バス東「プリンセスロード」 81551 シート<br />
 フルリク時

京王バス東「プリンセスロード」 81551 フットレスト・レッグレスト

各座席にはコンセントを完備。

京王バス東「プリンセスロード」 81551 コンセント

毛布、使い捨てスリッパ、紙おしぼりのサービスもあります。

京王バス東「プリンセスロード」 81551 毛布、使い捨てスリッパ、紙おしぼり

この他、窓側には通路カーテンも装備するなど、通常の3列シート夜行高速バスにしてはハイグレードな印象を受けます。
前回の記事で「通好みの夜行高速バス」と書きましたが、実はその理由が正しくこれでありまして、「目立たないがハイグレードで快適な夜行バス」、これこそが「プリンセスロード」(新宿神戸姫路線)の売りなのでは?と思うのです。


21時30分 姫路駅北口バスターミナル発車

21時30分、定刻に姫路駅北口バスターミナルを発車したバスは、姫路南ランプから姫路バイパス〜加古川バイパスへ。
姫路バイパスに入ったところで、乗務員からの各種案内と自動音声による案内が行われます。
的確かつ過不足ない案内が特徴といったところでしょうか。

21時55分から22時00分にかけて加古川駅にて乗車扱いを行い、加古川ランプから加古川バイパス〜第2神明道路〜阪神高速3号神戸線を経由して、神戸三宮へと向かいます。

ここまでの乗車は、私一人。
普段はもっと乗車してもおかしくないのですが、例のウィルスの影響で出控えている人も多い様です。
まずは、今の状況が一刻でも早く落ち着くことを願うばかりです。


22時50分~23時10分 神戸三ノ宮(神姫バスターミナル)にて乗車扱い&開放休憩

22時50分、バスは神戸三ノ宮の神姫バスターミナルに到着。
こちらでは、乗車扱いと行うと同時に、消灯前の開放休憩が実施されます。

夜行高速バスの開放休憩といえば、高速道路上のサービスエリアやパーキングエリアで行うのが一般的ですが、既存のバスターミナルで開放休憩を実施する事例は、あまり聞いたことがありません。
それだけに、深夜の都会のバスターミナルに開放休憩で降り立った時の風景が、かえって新鮮に映りました。

京王バス東「プリンセスロード」 81551 神戸三ノ宮にて_02

尚、開放休憩時は、誤乗車防止と人数確認のために、外に出る場合は乗務員から休憩用の番号札を受け取り、用事が終わってバスに戻った際に番号札を返却するという方式を採用しています。
写真はありませんが、番号札もバスの前面部の写真と車番を記載するなど、かなりのこだわりの入れ様です。


00時02分 消灯

私を含め10名近くの乗客を乗せたバスは、23時10分定刻に神戸三ノ宮(神姫バスターミナル)を発車。
新神戸トンネルから阪神高速北神戸線〜六甲北有料道路などを経由し、三田市へと向かいます。

23時50分、三田フラワータウンセンターに到着。
こちらで最後の乗車扱いを行い、23時55分に同所を発車。
発車後、改めて乗務員から各種案内と自動音声による案内が行われ、その間、バスは神戸三田インターから中国自動車道に入ります。

中国自動車道に入った00時02分、車内は消灯。
その後バスは、神戸ジャンクションから新名神高速道路に入り、名神高速道路~新名神高速道路~伊勢湾岸自動車道~新名神高速道路~東名高速道路を経由して東京都内へと向かいます。

消灯後、シートを倒して目を瞑ると、シートの座り心地が良かったからか、いつしか夢の中へ。
翌朝の起床の案内まで目を覚ますことはありませんでした。


06時00分~06時15分 海老名サービスエリアにて開放休憩

翌朝の開放休憩は、東名高速道路海老名サービスエリアにて実施されます。
こちらでは、06時00分から15分間停車しました。

説明するまでのありませんが、海老名サービスエリアは、東名高速道路のサービスエリアの中でも有数の大きさを誇ります。
トイレや自販機はもちろんのこと、売店やコンビニ、レストランなどの各種設備が充実しており、大変便利なサービスエリアであることには間違いありませんが、その分、サービスエリアの敷地が広く、迷いがちでもあります。
バスの停車位置はしっかりと確認しておきましょう。

バスもしばしのひと休みです。

京王バス東「プリンセスロード」 81551 海老名SAにて_01

京王バス東「プリンセスロード」 81551 海老名SAにて_02

京王バス東「プリンセスロード」 81551 海老名SAにて_03

京王バス東「プリンセスロード」 81551 海老名SAにて_04

08時00分 バスタ新宿到着

海老名サービスエリアを発車したバスは、東名高速道路を東京へ向けてラストスパート。
ところが、平日恒例の朝の渋滞に巻き込まれます。

06時35分、東名川崎インターを通過。
渋滞はその後も続き、東京料金所を通過して首都高速道路池尻ランプを降りたのは、07時25分のことでした。

07時34分、バスは定刻39分遅れで渋谷マークシティに到着。
こちらでは約半数の乗客が下車していきました。

その後、バスは富ヶ谷、代々木八幡、初台を経由して新宿新都心へ。
終点のバスタ新宿には、定刻35分遅れの08時00分に到着しました。
早着すると思っていただけに、この遅延は正直意外でしたが、時間に余裕を見ていたので問題はありませんでした。

京王バス東「プリンセスロード」 81551 バスタ新宿到着

バスを降りた乗客達は、トランクに預けていた荷物を受け取り、それぞれの目的地へ。
私も預けていた荷物を乗務員から受け取り、次なる目的地へと向かうのでありました。


通が選ぶ、通好みの夜行高速バス「プリンセスロード」

今回、約2年ぶりに京王の夜行高速バスに乗車しましたが、過不足無い案内といい車両レベルの高さといい、長年高速バスを運行している事業者の安定感と安心感はさすがだと思いました。

このバスのおすすめポイントは、やはり使用車両の基本グレードの高さだと思います。
設備自体は、3列独立シートにコンセント、通路カーテン、Wi-fiと、目立ったセールスポイントは無いように見えますが、シートの座り心地が良いこと、シートがしっかりと倒れてくれること、そして通路カーテンによってプライバシーが確保出来るという点で、お勧め出来るバスです。
いわば、「夜行バスの基本に忠実な車両」であるといえましょう。

JRバス「ドリーム号」程やWILLER EXPRESSほど目立った存在ではありませんが、「通が選ぶ、通好みの夜行高速バス」のひとつとして挙げても良いのではと私は思います。

今回も快適な「プリンセスロード」の旅でございました。
機会があれば、再度この路線とこの車両に乗車してみたいですね。


京王バス東「プリンセスロード」 81551 姫路駅北口にて_01


【乗車データ】 
  • 乗車日:2020/02/25
  • 乗車区間:
    姫路駅(北口バスターミナル)→バスタ新宿(新宿高速バスターミナル)
  • 運行会社:京王バス東
  • 車両:いすゞ/ガーラHD(QTG-RU1ASCJ)
  • 年式:2015年式
  • 所属:永福町営業所世田谷車庫
  • 社番:81551

京王バス東「新宿神戸姫路線」(プリンセスロード)の乗車記は、高速バス関連の情報配信サイト「バスとりっぷ」様でも紹介しております。


宜しければ、こちらも是非ご覧いただけると幸いです。

【お知らせ】
「プリンセスロード」のご予約・ご購入はこちらのサイトでも受け付けています。


次回予告

東京でのフリータイムでふと思い出した「噂のバス」。
そのバスを見に、電車に乗って東京郊外へ。
果たして無事に乗れるのか?
そして、向かった場所とは?

次回

「初乗車!キャッシュレスの小型バス」

お楽しみに。

京王バス南「nearくる」 T091


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