長野電鉄と長電バス ~特急「ゆけむり」「スノーモンキー」も~

一般路線バス, 鉄道

長野県野沢温泉村からのざわ温泉交通「野沢温泉ライナー」で飯山駅に戻った私。
のざわ温泉交通「野沢温泉ライナー」 ・・11_01

のざわ温泉交通「野沢温泉ライナー」 ・・11_05

ここからは、長野電鉄と長電バスでちょっとしたぶらり旅をします。

かつての鉄道線代替バスとローカル電車で湯田中へ

飯山駅も、北陸新幹線長野~金沢間延伸で立派な駅舎になりました。
のざわ温泉交通「野沢温泉ライナー」 ・・11_05

ひと息ついたところで、まずは飯山駅から長電バス「中野・木島線」で信州中野駅へ。
長電バス「中野・木島線」 ・893
飯山駅から日赤病院・木島・柳沢を経由して信州中野駅へ向かう路線です。
で、この路線、路線名を見ても分かる通り、かつての長野電鉄木島線の代替バスとして機能しており、木島バス停などにその面影を偲ぶことが出来ます。
因みに木島バス停ですが、現在は長電バス飯山営業所として活用されており、かつての木島駅舎も2018年頃まではバス待合室としてそのまま活用されていたそうです。

飯山駅から50分弱で信州中野駅に到着したあとは、長野電鉄長野線の普通電車で終点の湯田中へと向かいます。
長野電鉄 3500系_00
ホームに停車していたのは、元営団地下鉄(→東京メトロ)日比谷線3000系の3500系電車
まだいたのですね。
私にとっては約20年ぶりの再会。
老朽化で去就が心配されるところですが、この先あと何年活躍し続けるのでしょうか・・・。

長閑な山々の風景を眺めながら、電車に揺られること15分で、終点の湯田中駅に到着です。
長野電鉄 湯田中駅
昭和の佇まいが残る駅舎は健在でした!

湯田中駅の隣には、長電バス湯田中営業所が。
こちらも「The昭和」ともいえる佇まいを醸し出しています。
長電バス 湯田中営業所

長電バス 白根火山線 1628
長電バス湯田中営業所湯田中・志賀高原エリアの他、信州中野地区も管轄するなど、担当エリアが広い営業所でもあります。
営業所前では、「白根火山線」渋峠行き(日野新型ブルーリボン)が発車を待っていました。
尚、「白根火山線」は草津白根山の噴火警戒レベル2が継続中のため、当面の間、渋峠バス停での折り返し運行となっています。

元小田急ロマンスカー「ゆけむり」に乗車

湯田中からは、元小田急ロマンスカーの1000系「A特急ゆけむり」に乗車します。
長野電鉄 1000系「ゆけむり」_01

長野電鉄 1000系「ゆけむり」_03
小田急電鉄在籍時は10000系「HiSE」と呼ばれた車両で、前後の展望席以外の客室を高床化(ハイデッカー化)したのが特長です。
通常の車両より高いアイポイントから車窓が楽しめると人気の車両でしたが、バリアフリー対応が困難なことから次第に淘汰が開始され、小田急電鉄では2012年3月のダイヤ改正をもって営業運転を終了しました。

この車両が長野電鉄にやって来たのは2005(平成17)年。
小田急電鉄から10000形全4編成のうち2編成が長野電鉄に対して無償譲渡されました。
このうち、実際に譲渡されたのは先頭車を含む4両×2編成分のみで、残りの中間車両(7両×2編成分)は譲渡されずに小田急側で解体処分されたそうです。

湯田中から長野までの所要時間は約50分。
美しい車窓を眺めながらの元ロマンスカーの旅は、あっという間に時間が過ぎていきます。
特急料金100円を追加するだけで乗車出来るので、乗り得の列車であるといえましょう。
長野電鉄 1000系「ゆけむり」_04

須坂駅では元成田エクスプレス「スノーモンキー」も

長野駅でひと息ついたところで、今度は元東急8500系の8500系で須坂駅へと向かいます。
長野電鉄 8500系_01

長野電鉄 8500系_02
車内の写真はありませんが、車内の所々に東急時代の面影が。
そして、長野駅から善光寺下までは地下区間を走行しますが、これら各駅も「昭和」の佇まいが残る駅舎ばかりです。
各駅に下車して駅周辺を散策してみるのも良いでしょう。

須坂駅では、元JR東日本253系「成田エクスプレス」の「スノーモンキー」を見ることが出来ました。
長野電鉄 2100系「スノーモンキー」
車体ロゴを除き、かつての「成田エクスプレス」そのままです(笑)。
残念ながら、今回は乗車することが出来ませんでしたが、次回訪問の際は是非とも乗車したいですね。

そして、駅舎前のバスのりばでは・・・
長電バス 屋代線代替 1133

長電バス 屋代線代替 須坂駅バス停
長野電鉄屋代線代替バスも見かけました。
一度乗ってみたいとは思いつつも、時間の関係で諦めざるを得ない状況。
次回こそは是非とも乗車したいですね。

その後、私は信州中野まで北上した後、駅周辺を散策して、信州中野発の長野行き普通電車(3500系)で長野に戻りました。
長野電鉄 3500系_01

最後に

今回、限られた時間の中で長野電鉄・長電バスを少しだけ見て回りましたが、地方の鉄道事業者(バス事業者)ならではの厳しさというのをひしひしと感じました。

鉄道(長野電鉄)は今回、約20年ぶりに乗車しましたが、長野~湯田中の直通電車が実質特急列車のみになっていることや、かつての売りだった「日中1時間パターンダイヤ」がなくなり、電車の本数も減便されているなど、流石に時の流れというものを感じざるを得ませんでした。
一方で、駅舎などの施設は20年前訪れた時と殆ど変わっておらず、元号が「令和」になったにもかかわらず、まるで「昭和」で時が止まっているかの様でした。
このあたりにおいても、経営環境の厳しさというものを垣間見た気がします。

そして、バス(長電バス)ですが、こちらにおいては、長野市中心部路線を除き、もはや長電沿線のフィーダーに徹している(しかも必要最小限の本数で運行している)のかなぁという印象を受けました。
「野沢温泉ライナー」の記事で触れた野沢温泉地区も含め、全体的にもう少し積極的な施策があっても良いのではとも思うのですが、沿線の人口減少や昨今の乗務員不足などの問題を考えると、中々難しいのかもしれません。
暫くは利便性を損ねない程度に必要なアクセスは維持し続ける・・・ということになるのでしょうか。

とはいえ、一ローカル鉄道会社という視点で見ると、景色は良く、のんびりとした鉄道旅が出来て、バス路線も本数は少ないながらも鉄道代替路線や観光路線、短絡路線が存在したりと・・・趣味的には面白い鉄道・バス会社であることも今回分かりました。
今度いつ訪れるかは分かりませんが、機会が出来たら1日かけてじっくり長電エリアを回ってみたい・・・そう思った今回の旅でございました。

長野電鉄 1000系「ゆけむり」_02

長電バス 1367


応援して頂けると嬉しいです。
↓  ↓  ↓  ↓

その他ランキング
にほんブログ村 その他趣味ブログ バス(車)へ
にほんブログ村