太平洋フェリー「きたかみ」仙台→苫小牧乗船記【エコノミーシングル】

2024年9月15日フェリー

太平洋フェリー「きたかみ」仙台→苫小牧の旅【2日目】

06時50分　起床

おはようございます。

目を覚ますと、時刻は06時50分。
良く寝ました。

起床後、航行図を見ますが、概ね順調に航行している様です。

折角なので、オープンデッキに出てみます。

生憎の曇り空ですが、波は穏やか。

航跡を眺めながら、しばしオープンデッキにて過ごします。

08時00分　朝食

お腹が空いたところで、レストラン「グリーン　プラネット」で朝食をとります。

太平洋フェリー「きたかみ」　太平洋フェリー「きたかみ」　7デッキ　「グリーン　プラネット」

フェリー旅の朝食に、カレーは欠かせません。
朝食は、カレーをメインに、朝食に相応しい？おかずを選んでみました。
もちろん、朝食も美味しくいただきました。

11時00分　苫小牧西港入港

朝食を済ませた後は、展望大浴場で朝風呂を楽しみます。
身支度を兼ねての朝風呂でしたが、湯加減も良く、いい湯でした。

朝風呂を楽しんだ後は、部屋に戻り、テレビを見ながらのんびりと過ごしますが、

時計を見ると、時刻は10時過ぎ。
歯磨きを済ませ、荷物の整理などをして下船の準備を済ませると、太平洋フェリー「きたかみ」は苫小牧西港に入港するところでした。

そして、定刻の11時00分、太平洋フェリー「きたかみ」は苫小牧西港に到着、接岸しました。

接岸したところで、下船開始です。

仙台から苫小牧までの約15時間お世話になった「きたかみ」の船体を眺めながら、今回の旅を頭の中で振り返るのでありました。

苫小牧西港に到着したら、あとは帰札するのみ。

北海道中央バスの高速バス「高速とまこまい号」に乗車し、自宅最寄りの大谷地バスターミナルまで移動したのですが・・・学生と思わしき団体客がバス停に並んでおり、バスは2台運行で2台とも満席でございました。（写真の一部はイメージです。）

2代目「きたかみ」の船旅をふり返って

以上、太平洋フェリー「きたかみ」仙台→苫小牧約15時間の船旅の模様をお届けしました。

太平洋フェリーに乗船したのは、昨年2023年10月以来、約10か月ぶりとなりますが、

仙台から名古屋まであっという間

今回もこの感想に尽きますね。

この数年来の陸路夜行移動手段の衰退で、私自身、フェリーを利用する機会が多くなりましたが、やはり太平洋フェリーは別格だなぁと。
この印象は今でも変わりません。

ですが、これは以前にも書いたのですが、今回乗船した「きたかみ」は、これまでの太平洋フェリーのコンセプトである"豪華さ"のイメージのまま、もっというと、「いしかり」「きそ」のイメージのまま乗船すると、少なからず面を食らいます。
むしろ、「いしかり」「きそ」とは別物、従来の太平洋フェリーのコンセプトとは異なる船舶であるということを認識する必要があるでしょう。

先述の通り、今回乗船した2代目「きたかみ」は苫小牧～仙台航路向けに造られた船舶。
全体的にコンパクトに纏められています。
公式サイトにも書かれていますが、宇宙を彷彿させる技巧的な光の演出や、自然光のような優しい光が降り注ぐレストランなど、「光」というものを駆使している点と、個室重視の客室構成、バリアフリー対応、そして使いやすさを重視した各種設備が、2代目「きたかみ」の特徴です。
これらを踏まえて乗船すると、機能的で快適な船舶であることを感じ取れるかと思います。

2024年10月現在、太平洋フェリーの船舶の中で一番新しい2代目「きたかみ」。
少人数でリーズナブルに移動したい方にとっては最適な旅客船です。
揺れが少なく、音が静かなのも、新型船ならでは。
苫小牧～仙台間の利用であれば、この船舶、設備でもアリだと私は思います。

機会がありましたら、また乗船したいですね。