高速バス「九州号」VS西九州新幹線「かもめ」+「みどり」 <高速バス VS 鉄道 Vol.01>
西九州新幹線「かもめ」+「みどり」(リレーかもめ) 長崎→武雄温泉→博多
長崎駅周辺を散策し、ちょっとした"撮りバス"をして、長崎駅に戻って来ました。九州急行バス 長崎支社
長崎県交通局 本局車庫
長崎県交通局 高速・特急用バス(日野セレガHD)
長崎県交通局 一般路線バス(三菱エアロスター)
長崎自動車 一般路線バス(いすゞエルガノンステップ)
大分バス「サンライト号」(三菱エアロエース)
JR長崎駅です。
駅周辺の工事も着々と進んでいる様です。
2022年9月23日に長崎~武雄温泉間で暫定開業した西九州新幹線は、営業キロ69.6 km、実距離66kmの、現時点において全国最短の新幹線。
武雄温泉から先の新鳥栖・博多までのいち早い開業が望まれるところですが、整備方式や佐賀県の費用負担について関係者間で検討・協議中の状況であることから、いつ着工・開業するかの見通しが立っていない状況です。
果たしてこの先、どのような形で協議が決着するのか・・・気になるところですね。
長崎駅の西九州新幹線改札口から、西九州新幹線のホームへ移動します。
長崎駅の新幹線ホームは、11番線~14番線の島式ホーム2面4線構造となっています。
今回は、長崎18時13分発の「かもめ50号」で武雄温泉まで移動後、武雄温泉で佐世保からやって来る特急「みどり(リレーかもめ)50号」に乗り換えて博多まで移動します。
西九州新幹線で使用されるのは、こちらのJR九州N700S系8000番台新幹線電車。
東海道・山陽新幹線で現在導入が進められているN700系新幹線電車をベースにした西九州新幹線専用車両です。
JR九州N700S系8000番台「かもめ」
車両は6両編成で全車普通車。
1号車~3号車が指定席車、4号車~6号車が自由席車となっています。
車内は、指定席車が2+2列、自由席車は2+3列配置となっており、指定席車はJR九州800形新幹線電車の指定席車に準じたシートを、自由席車はN700S系の普通車用シートと同じシート(モケット違い)を採用しています。
各座席には充電用コンセントを完備している他、車端部には荷物スペースを設置。
また、3号車には車いすスペースを設けています。
ホームに「かもめ50号」が入線します。
ホワイトの車体に赤いラインと様々なロゴ・・・いかにもJR九州らしいデザインといえましょう。
長崎を発車した「かもめ50号」は、諫早、新大村、嬉野温泉と停車し、武雄温泉には約30分後の18時44分に到着しました。
乗り換える「みどり(リレーかもめ)50号」は、降りたホームの向かい側に到着する対面乗り換え方式。
列車の到着まで待ちます。
武雄温泉から乗車した「みどり(リレーかもめ)50号」は、通称「ハイパーサルーン」のJR九州783系電車。
「ハウステンボス」仕様にリニューアルされた車両でした。
JR九州 783系「みどり50号」
武雄温泉から博多までの所要時間は1時間05分。
車内が混んでいたのと、外が真っ暗で景色が堪能出来ないことから、道中目を瞑って過ごします。
江北、佐賀、新鳥栖、鳥栖、二日市と停車した列車は、19時53分に博多に到着します。
長崎から博多の所要時間は約1時間40分。
高速バスと比較すると、確かに速いです。はい。
博多で少し休んだ後、博多から山陽新幹線の最終「ひかり592号」で新大阪へ移動。
この日は堺市内のホテルへ宿泊し、次の日に備えるのでありました。
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