高速バス「九州号」VS西九州新幹線「かもめ」+「みどり」 <高速バス VS 鉄道 Vol.01>

昼行高速バス,高速バス乗車記,鉄道



西九州新幹線「かもめ」+「みどり」(リレーかもめ) 長崎→武雄温泉→博多

長崎駅周辺を散策し、ちょっとした"撮りバス"をして、長崎駅に戻って来ました。
九州急行バス 長崎支社
九州急行バス 長崎支社

長崎県交通局 本局車庫
長崎県交通局 本局車庫

長崎県交通局 A753
長崎県交通局 高速・特急用バス(日野セレガHD)

長崎県交通局 3E55
長崎県交通局 一般路線バス(三菱エアロスター)

長崎自動車 2701
長崎自動車 一般路線バス(いすゞエルガノンステップ)

長崎自動車 2701
大分バス「サンライト号」(三菱エアロエース)

JR長崎駅です。
駅周辺の工事も着々と進んでいる様です。
長崎駅_01

長崎駅_02

2022年9月23日に長崎~武雄温泉間で暫定開業した西九州新幹線は、営業キロ69.6 km、実距離66kmの、現時点において全国最短の新幹線
武雄温泉から先の新鳥栖・博多までのいち早い開業が望まれるところですが、整備方式や佐賀県の費用負担について関係者間で検討・協議中の状況であることから、いつ着工・開業するかの見通しが立っていない状況です。
果たしてこの先、どのような形で協議が決着するのか・・・気になるところですね。

長崎駅の西九州新幹線改札口から、西九州新幹線のホームへ移動します。
長崎駅_03

長崎駅_02

長崎駅の新幹線ホームは、11番線~14番線の島式ホーム2面4線構造となっています。
今回は、長崎18時13分発の「かもめ50号」で武雄温泉まで移動後、武雄温泉で佐世保からやって来る特急「みどり(リレーかもめ)50号」に乗り換えて博多まで移動します。

西九州新幹線で使用されるのは、こちらのJR九州N700S系8000番台新幹線電車
東海道・山陽新幹線で現在導入が進められているN700系新幹線電車をベースにした西九州新幹線専用車両です。

JR九州 N700S系 西九州新幹線「かもめ」Y1編成_01
JR九州N700S系8000番台「かもめ」

車両は6両編成で全車普通車。
1号車~3号車が指定席車、4号車~6号車が自由席車となっています。

車内は、指定席車が2+2列、自由席車は2+3列配置となっており、指定席車はJR九州800形新幹線電車の指定席車に準じたシートを、自由席車はN700S系の普通車用シートと同じシート(モケット違い)を採用しています。
JR九州 N700S系 西九州新幹線「かもめ」Y3編成 3号車車内_02

JR九州 N700S系 西九州新幹線「かもめ」Y3編成 3号車車内_01

JR九州 N700S系 西九州新幹線「かもめ」Y3編成 4号車車内_01

各座席には充電用コンセントを完備している他、車端部には荷物スペースを設置。
また、3号車には車いすスペースを設けています。
JR九州 N700S系 西九州新幹線「かもめ」Y3編成 4号車車内_02

JR九州 N700S系 西九州新幹線「かもめ」Y3編成 3号車車内_03 車いすスペース

ホームに「かもめ50号」が入線します。
ホワイトの車体に赤いラインと様々なロゴ・・・いかにもJR九州らしいデザインといえましょう。
JR九州 N700S系 西九州新幹線「かもめ50号」 長崎駅にて_01

JR九州 N700S系 西九州新幹線「かもめ50号」 長崎駅にて_02

JR九州 N700S系 西九州新幹線「かもめ50号」 長崎駅にて_03

JR九州 N700S系 西九州新幹線「かもめ50号」 長崎駅にて_04

JR九州 N700S系 西九州新幹線「かもめ50号」 長崎駅にて_05

長崎を発車した「かもめ50号」は、諫早新大村嬉野温泉と停車し、武雄温泉には約30分後の18時44分に到着しました。
JR九州 N700S系 西九州新幹線「かもめ50号」 走行中の車内

武雄温泉 駅名盤

乗り換える「みどり(リレーかもめ)50号」は、降りたホームの向かい側に到着する対面乗り換え方式。
列車の到着まで待ちます。

武雄温泉から乗車した「みどり(リレーかもめ)50号」は、通称「ハイパーサルーン」のJR九州783系電車。
「ハウステンボス」仕様にリニューアルされた車両でした。

JR九州 783系「みどり50号」_01 博多駅にて
JR九州 783系「みどり50号」

武雄温泉から博多までの所要時間は1時間05分。
車内が混んでいたのと、外が真っ暗で景色が堪能出来ないことから、道中目を瞑って過ごします。
JR九州 783系「みどり50号」_01 2号車車内

江北佐賀新鳥栖鳥栖二日市と停車した列車は、19時53分に博多に到着します。

長崎から博多の所要時間は約1時間40分。
高速バスと比較すると、確かに速いです。はい。

博多で少し休んだ後、博多から山陽新幹線の最終「ひかり592号」で新大阪へ移動。
JR東海 N700A系「ひかり592号」_01(イメージ)

JR東海 N700A系「ひかり592号」_03(イメージ)

JR東海 N700A系「ひかり592号」_11

JR東海 N700A系「ひかり592号」_12

この日は堺市内のホテルへ宿泊し、次の日に備えるのでありました。

(次ページに続きます。)