西鉄高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」乗車記(2012年10月乗車分)
いつもブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
九州と四国を結ぶ高速バスといえば・・・・・
土佐電気鉄道・高知県交通が運行する福岡~高知線「はりまや号」と、伊予鉄道・伊予鉄南予バスが運行する福岡~松山線「道後エクスプレス福岡号」、そしてこれからご紹介する西鉄高速バス・四国高速バスが運行する福岡~高松線「さぬきエクスプレス福岡号」の3路線があります。
「さぬきエクスプレス福岡号」については、これまでにも何度かご紹介してきましたが、改めて「さぬきエクスプレス福岡号」の良いところを挙げてみると、
- 出発時刻、到着時刻の設定が良い。(21時~23時台に出発して、6~7時台に到着。)
- 車両がスーパーハイデッカー又はハイデッカーの夜行仕様車を使用しており、ゆったりと休むことが出来る。
- 起床後に瀬戸大橋(上り便)、関門橋(下り便)といった絶景スポットを通過する。
- 徐々に少なくなっている名車『西工製夜行車両』を投入している(西鉄高速バス担当便のみ)
以前、このブログでJR九州バス「広福ライナー」夜行便の乗車記をご紹介しましたが・・・
その帰りの足として、先日再び「さぬきエクスプレス福岡号」を利用してきましたので、今回はその時の模様を簡単にご紹介したいと思います。
目次
西鉄夜行高速バスの主力車両であった西工製車両も・・・今や「さぬきエクスプレス福岡号」のみ
今回乗車したのは、西鉄天神バスセンター発の西鉄高速バス担当便。いつもは終点の高松駅まで乗車するのですが、今回は旅程の関係から途中の坂出駅までの乗車となります。
西鉄高速バス担当便は、余程のことが無い限り、こちらのタイプのバス↓(三菱KL-MS86MP(西工02MC SD-Ⅱ))が充てられます。(写真はイメージです。)
かつては西鉄夜行高速バスの主力車両であった西工製車両も、今やにしてつグループの定期路線で活躍しているのは、この「さぬきエクスプレス福岡号」のみとなってしまいました。
しかもこの車両も、この先あまり長くは活躍出来ないという話も聞いていますので、乗るのであれば出来るだけお早めに。
21時10分過ぎには西鉄天神バスセンター5番乗り場に入線します。
早速改札が行われ、乗務員に乗車券を渡して、大きな手荷物をトランクに預けます。
この路線は途中交代の完全ワンマン運行路線。
手荷物は乗客自身でトランクへ収納することになります。
車内はこの様になっておりまして、
3列独立シート28人乗りの夜行バス仕様となっていますが、西鉄夜行高速バスては定番のフェイスカーテンも装備されていて、周りを気にせずに休むことが出来ます。
21時20分、バスは西鉄天神バスセンターを出発。
その後、キャナルシティ博多・博多駅に隣接する博多バスターミナルに停車し、呉服町ランプから福岡都市高速道路へと入ります。
ここで、乗務員から自己紹介と運行経路・車内設備の案内がマイクにて行われますが、乗務(運転)しながらマイク案内とは、かなり気を遣う作業です。
過不足ない丁寧な案内が終った頃には、バスは九州道に合流。
一路東へと向かいます。
九州自動車道を八幡インターで降りると、今度は北九州都市高速道路へ。
黒崎インター引野口で乗車客のために停車すると、再度北九州都市高速道路に戻り、20分程でバスは砂津(チャチャタウン前)に到着します。
っとここで乗務員が交代。
交代した乗務員が、終点高松駅までハンドルを握ります。
23時10分、小倉駅前に到着。
数人の乗客を乗せ、バスは北九州都市高速道路から九州自動車道へ戻ります。
23時30分、最後の乗車停留所である高速門司港に停車。
乗客がいないことを確認して、バスは一路四国香川へと向かいます。
途中休憩は2箇所 目覚めると瀬戸内海の景色が一面に
途中休憩箇所は2箇所。関門橋手前の九州自動車道めかりパーキングエリアと、翌朝の瀬戸中央自動車道鴻ノ池パーキングエリアに停車します。
定刻ですと、めかりパーキングエリアには23時35分頃に、鴻ノ池パーキングエリアには翌朝5時20分過ぎに到着します。
それぞれ15分程休憩時間をとります。
フェイスカーテンのおかげでぐっすり眠り、翌朝の休憩停車が終って出発すると・・・・・
この路線のハイライトである、瀬戸大橋の車窓が待っています。
春夏秋冬それぞれ違った風景を映し出してくれる瀬戸大橋の風景。
秋には写真の様な『日の出』を拝むことが出来るのです。
夜行バスの車内で日の出を見ながら迎える朝・・・・・いいじゃないですかww。
瀬戸大橋を渡り切り、坂出北インターを降りると、10分程でバスは坂出駅バスロータリーに到着します。
定刻ですと6時20分前後に到着します。 乗換の関係で、私はここで下車。
バスは終点の高松駅へ向けて走り去っていきました。
「乗り換えなしの便利さ」「使いやすいダイヤ設定」「目覚め後の車窓」が特長
というわけで、再度乗車した西鉄高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」の乗車記をお届けしました。先述の通り、この路線の良さは、福岡~香川間を乗換無しで移動出来ることと、使い易いダイヤ設定、そして朝目覚めた後の絶景でしょう。
今回は平日ということもあってか、1桁台の乗客でしたが、週末は繁忙期は多くの乗客で賑わう路線であることに変わりは無い様ですので、ご利用予定の方は、早めの予約をお勧め致します。
私も、この路線については今後も利用し続けることになりそうです。
※この路線は現在、四国高速バスが単独で運行しています。
【乗車データ】
●乗車日:2012/10/04
●乗車区間:西鉄天神バスセンター→JR坂出駅
●運行会社:西鉄高速バス
●車両:三菱/KL-MS86MP(西工02MC SD-Ⅱ)
●年式:2003年式
●所属:北九州支社
●社番:3802
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