京王バス「中央高速バス安曇野・白馬線」(新宿~信濃大町駅前・扇沢駅)

昼行高速バス,高速バス乗車記,一般路線バス



06時35分 バスタ新宿発車

定員の半数以上の乗客を乗せたバスは、06時35分定刻にバスタ新宿を発車。
初台ランプから、首都高速道路4号線を経由し、高井戸料金所から中央自動車道に入ります。

京王バス「中央高速バス白馬線」 車内_02

中央道三鷹、中央道深大寺、中央道府中、中央道日野、中央道八王子にて乗車扱いのために停車し、中央自動車道を西進。
普段であれば、行楽シーズンで中央自動車道も大渋滞しますが、コロナ禍の影響からか、車の流れも途中まではスムーズでした。

ところが、小仏トンネル付近で事故が発生。
この影響で渋滞が発生し、渋滞を通過するのに40分以上の時間を要することになりました。


09時05分~09時20分 双葉サービスエリアにて開放休憩

この路線では、2回の開放休憩時間が設定されています。

1回目の休憩場所は、山梨県甲斐市の双葉サービスエリア
中央高速バス各路線の休憩場所としてもお馴染みのサービスエリアです。

京王バス「中央高速バス白馬線」 双葉SA

こちらでは、15分間停車。
多くの乗客がバスを降りて、トイレや買い物などを済ませていきます。

京王バス「中央高速バス白馬線」 51311 双葉SAにて_01

京王バス「中央高速バス白馬線」 51311 双葉SAにて_02

バスは、この時点で約40分の遅れ。
このままの遅れですと、私が下車する予定の信州大町駅前には、お昼頃に到着しそうです。


10時29分~10時45分 梓川サービスエリアにて開放休憩

双葉サービスエリアを発車したバスは順調に進み、やがて右手に諏訪湖が見えて来ます。

京王バス「中央高速バス白馬線」 51311 車窓_01 諏訪湖

10時09分、岡谷ジャンクションを通過。
中央自動車道と別れを告げ、ここから先は長野自動車道を北上します。

2回目の休憩場所は、長野県松本市の梓川サービスエリア
こちらでは、16分間停車しました。

京王バス「中央高速バス白馬線」 51311 梓川SA_01

京王バス「中央高速バス白馬線」 51311 梓川SA_02

バスも、しばしのひと休み。
安曇野、信濃大町、白馬まで、あともう少しです。

京王バス「中央高速バス白馬線」 51311 梓川SAにて_01

京王バス「中央高速バス白馬線」 51311 梓川SAにて_01

11時48分 信濃大町駅前到着

梓川サービスエリアを発車したばすは、近くの安曇野インターを降り、一般道へ。
安曇野スイス村を通過し、安曇野穂高、安曇野松川にて降車扱いで停車した後、11時48分、信濃大町駅前に到着しました。

京王バス「中央高速バス白馬線」 51311 まもなく信濃大町駅前到着

京王バス「中央高速バス白馬線」 信濃大町駅

終点は白馬八方ですが、今回はこちらで下車。
次のバスに乗り換えます。


路線バスに乗り換えて扇沢駅へ

信濃大町駅からは、こちらのバスに乗り換えます。

関電アメニックス(北アルプス交通)「信濃大町~扇沢線」 ・・33_01

関電アメニックス(北アルプス交通)「信濃大町~扇沢線」 ・・33_05

関西電力のグループ会社である関電アメニックス(北アルプス交通)の路線バス「信濃大町~扇沢線」です。
アルピコ交通長野支社と共同運行しており、春から秋にかけては、アルペンルートを目指す多くの観光客で賑わいます。

アルピコ交通「信濃大町~扇沢線」 白馬 1343
アルピコ交通「信濃大町~扇沢線」

乗車すること約30分、バスは立山黒部アルペンルートの長野側玄関口「扇沢駅」に到着します。

本来であれば、立山黒部アルペンルートを縦断して富山へ移動する予定でしたが、この日は、悪天候で富山側の立山高原バス(美女平~室堂間)が終日運休となったため、富山への移動を断念。
やむなく、扇沢駅~黒部ダム間を「関電トンネル電気バス」で往復して終わりとなりました。
(「関電トンネル電気バス」については、日を改めてご紹介します。)

関西電力「関電トンネル電気バス」 1001 扇沢駅にて
関西電力「関電トンネル電気バス」

雪模様の扇沢から乗り換えなしで新宿へ

そして、扇沢駅からは、観光シーズンの週末・繁忙期限定で運行される「中央高速バス安曇野・白馬線」扇沢系統5572便で新宿へ戻ります。

乗車したバスは、往路と同型車両の京王バス永福町営業所所属51307号車(三菱エアロエース QRG-MS96VP)。
ご覧の通り、外は雪模様です。
京王バス「中央高速バス白馬線」 51307 扇沢駅にて

扇沢系統5572便は、アルピコ交通東京と交互で運行しており、夜行便として運行される下り5571便(新宿駅西口26番のりば23時15分発)の折り返し運用となっています。

扇沢駅を発車したバスは、大町温泉郷、 温泉公園しゃく、 安曇野穂高、安曇野スイス村にて乗車扱いの停車を行い、安曇野インターから長野自動車道に入ります。

その後は、往路と同じルートで終点のバスタ新宿を目指します。
途中、小仏トンネル付近先頭の自然渋滞に巻き込まれますが、終点のバスタ新宿には、ほぼ定刻の21時10分に到着。
観光地から乗り換えなしで東京都心に戻って来られるありがたさを感じたのでありました。

京王バス「中央高速バス白馬線」 51307 梓川SAにて
梓川SAにて開放休憩中の京王バス「中央高速バス白馬線」扇沢系統

最後に

今回、久しぶりに「中央高速バス」に乗車しましたが、「安曇野・白馬線」については、都心から地方および観光地へ乗り換えなしで移動出来る"利便性の良さ""高速バスのメリット"を最大限に生かした路線であることを改めて感じました。

通常、東京都心から扇沢なり白馬へ移動する際、鉄道を利用するとなると、必ず乗り換えが発生します。
マイカーで移動するという方法もありますが、自分で長時間運転をする必要があり、仮に渋滞に巻き込まれた場合には、疲れも倍増します。

その点、高速バスは、渋滞に巻き込まれるリスクがあるものの、乗り換えなしで移動出来、到着すれば観光地は目の前。
運転もバス会社の乗務員にお任せで、しかも運賃も安いという・・・少なくとも、この路線に限っていえば、デメリットよりもメリットの方が目立つ印象を受けました。

残念ながら、今回は立山黒部アルペンルート縦断という目的を果たすことは出来ませんでしたが、もう一度「中央高速バス安曇野・白馬線」と「関電トンネル電気バス」などを駆使して立山黒部アルペンルート縦断を果たしたい・・・そう思った今回の「中央高速バス安曇野・白馬線」の乗車でございました。


【乗車データ】 
  • 乗車日:2021/05/02
  • 乗車区間:
    バスタ新宿(新宿高速バスターミナル)→信濃大町駅前
  • 運行会社:京王バス
  • 車両:三菱/エアロエース(QRG-MS96VP)
  • 年式:2013年式
  • 所属:永福町営業所
  • 社番:51311

【乗車データ】 
  • 乗車日:2021/05/02
  • 乗車区間:
    扇沢駅→バスタ新宿(新宿高速バスターミナル)
  • 運行会社:京王バス
  • 車両:三菱/エアロエース(QRG-MS96VP)
  • 年式:2013年式
  • 所属:永福町営業所
  • 社番:51307

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