途中休憩は2回 暗闇のハイウェイを松山へ向けて・・・
21時10分 西鉄天神高速バスターミナル発車
21時10分、定刻に西鉄天神高速バスターミナルを発車したバスは、博多バスターミナルにて乗車扱いを行い、呉服町ランプから福岡都市高速道路へ。
10分程で福岡インターを通過し、福岡インターからは九州自動車道を本州方面へ向けて走行します。
八幡インターで九州自動車道とお別れし、ここからは北九州都市高速道路へ。
左手に八幡市街の夜景を見ながら15分~20分程走行し、足立北ランプを降りたバスは、小倉中心部に入ります。
小倉駅前にて最後の乗車扱いを行い、富野ランプから再び北九州都市高速道路に入ったバスは、門司インターから関門自動車道へ。
ここから先は、関門橋を渡り、今治・松山へ向けて高速道路をひた走ります。
23時14分~23時30分 めかりパーキングエリアにて開放休憩
23時14分、バスは関門橋手前のめかりパーキングエリアに到着。
こちらでは、16分間の開放休憩となりました。
目の前には関門橋が。
夜とはいえ、迫力がありますね。
バスも、深夜の走行に備えてひと休みです。
尚、パーキングエリア売店は昼間のみの営業で、夜間は閉鎖していますので、飲食物は乗車前に購入しておくことをお勧めします。
23時30分、発車時間になったところでバスは消灯。
翌朝の開放休憩まで乗客は外へ出ることが出来ません。
暫くは起きていましたが、通路カーテンを閉めて目を閉じると、いつしか夢の中へ。
翌朝、目を覚ますと、バスは後述の来島海峡サービスエリアに到着していました
05時25分~05時35分 来島海峡サービスエリアにて開放休憩
05時25分、しまなみ海道をほぼ渡り終えたところ位置する来島海峡サービスエリアに到着したところで、室内の明かりが灯され起床。
乗務員による案内が行われた後、朝の開放休憩が実施されます。
こちらでは10分間停車しました。(写真はイメージです。)
この時期はまだ暗く、残念ながら瀬戸内の景色を眺めることは出来ませんが、初夏から夏にかけての日の長い時期に見る展望台からの瀬戸内の景色は絶景です。
もし、初夏から夏にかけて乗車することがございましたら、是非とも見ておきましょう。
バスもひと休み。
松山到着まで、あともう少しです。
07時06分 伊予鉄松山市駅到着
来島海峡サービスエリアを発車したバスは、今治湯ノ浦インターを通過し、今治小松自動車道から松山自動車道に入ります。
通常であれば、近くの今治北インターを通過し一般道に降りるのですが、この日は今治市内(今治駅前・今治桟橋)での降車がなかったため、今治市内停留所は通過となりました。
06時46分、松山インターを流出。
松山外環状道路に入り、数分走行した場所に位置する余戸南インターに到着したのは、06時54分のことでした。
こちらでは1名下車しました。
その後、10分程走行し、07時06分、バスは伊予鉄松山市駅に到着しました。
この後、バスは大街道に停車後、松山室町営業所まで運行しますが、バスとはこちらでお別れ。
大街道へ向けて走り去って行くバスの後姿を見ながら、私は次なる目的地へ向かうのでありました。
最後に
以上、伊予鉄南予バス「道後エクスプレスふくおか号」の乗車の模様をお届けしました。
以前にご紹介した伊予鉄バス「道後エクスプレスふくおか号」の乗車記でも書きましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大苦戦してる状況は、依然として変わっていないのかなぁという印象を受けました。
この便の乗客数は、私を含めて10名に満たない数。
この状況下で空気輸送状態の夜行高速バスもある中、10名近く乗車していると考えると、まだ良い方なのかもしれません。
とはいえ、この状況は、はっきりいって異常事態です。
何度も書いていますが、まずはとにかく一刻も早くコロナ騒動が収まること、そして、早期の通常運行再開を切に願うばかりです。
尚、夜行高速バス「道後エクスプレスふくおか号」は、2021(令和3)4月1日現在、週末のみの限定運行となっています。
松山・今治発 福岡行き 毎週 木曜・金曜・土曜日のみ運行
福岡発 松山・今治行き 毎週 金曜・土曜・日曜日のみ運行
ご利用予定の方は十分にご注意をお願いいたします。
【乗車データ】
- 乗車日:2021/02/21
- 乗車区間:
西鉄天神高速バスターミナル→伊予鉄松山市駅 - 運行会社:伊予鉄南予バス
- 車両:日野/セレガHD(2RG-RU1ESDA)
- 年式:2019年式
- 所属:本社営業所(八幡浜)
- 社番:5679