西日本鉄道「はかた号」 新型車両 乗車記(プレミアムシート 新宿→福岡)【札幌~博多間 3日連続 高速バスだけの旅】
順調に山陽路を快走 そして九州へ・・・
八幡サービスエリア出発後は、左手に広がる車窓を楽しみながら、のんびりと過ごします。以前の記事にも書きましたが、「はかた号」の車内から眺める朝の山陽路の風景が個人的には好きだったりします。
08時00分 起床
乗務員による案内放送で起床となります。
早速、現在ほぼ定刻で運行している旨の案内がありました。
まずはひと安心といったところでしょうか。
「朝の山陽路・中国路の景色をお楽しみください。」という気の利いた案内もありました。
写真の場所に差し掛かると、まもなくして起床後の開放休憩場所である佐波川サービスエリアに到着します。
08時10分~08時25分 佐波川サービスエリアにて開放休憩
静岡サービスエリア発車後、9時間程でバスは朝の休憩場所である山陽自動車道佐波川サービスエリアに到着します。
こちらでは15分間の開放休憩となりました。
殆どの乗客がバスを降り、トイレや洗顔、朝食の買い出しなどを済ませていました。
佐波川サービスエリアではコンビニ(セブンイレブン)が併設されており、ちょっとした買い物に便利です。
牛丼の吉野家も入居していますが、流石に車内で牛丼は避けた方が良いですね。
TV番組「水曜どうでしょう」の聖地ともいわれる山口県観光案内地図も健在です。
「大泉さん・・・あの2人・・・やっぱり、いません」というみすたさん(鈴井貴之さん)のセリフが聞こえそうですね。
佐波川サービスエリアに停車中の「はかた号」新型車両0002号車です。
美しい車体が、朝日に照らされて一段と輝きを増しています。
09時23分 関門橋通過
佐波川サービスエリアを発車したバスは、北九州・福岡へ向けてラストスパート。
ここから先は、昼行便の雰囲気を味わいながら福岡へと向かいます。
佐波川サービスエリアを発車して1時間程で、バスは関門橋に差し掛かります。
関門橋を渡ると、いよいよ九州に上陸です。
09時48分 小倉駅前到着
09時28分、門司インターを通過。
ここから先は、北九州都市高速道路を小倉市街へと向かいます。
09時36分、富野ランプを流出。
そして、09時48分、バスは最初の降車停留所である小倉駅前(高速バス降車場)に到着します。
以前にご紹介した乗車記では小倉駅前までの乗車でしたが、今回は終点の博多バスターミナルまで乗車します。
次の砂津(チャチャタウン前)は降車客がおらずに通過し、足立ランプから再度北九州都市高速に流入。
15分程で、黒崎インター引野口に到着します。
この後バスは、八幡インターから九州自動車道へ。
30分程走行し、バスは福岡インターを通過します。
福岡インターから福岡都市高速道路に入り、天神北ランプを降りると、福岡市中心部はもう目の前です。
11時10分 西鉄天神高速バスターミナル到着
バスは定刻より若干遅れて西鉄天神高速バスターミナルに到着します。
西鉄の基幹バスターミナルのひとつである同所は、九州島内高速バスや西鉄の福岡市内路線バス、西鉄天神大牟田線への乗り換えに便利です。
こちらでは、残り乗客の約半数が下車していきました。
11時32分 博多バスターミナル到着
そして、福岡市内の渋滞に巻き込まれた関係で、終点の博多バスターミナル2階降車ホームに到着したのは、定刻15分遅れの11時32分でした。
九州島内高速バスや西鉄の福岡市内路線バス、JR各線、福岡市営地下鉄への乗り換えは、こちらが便利です。
新宿を出発して14時間32分。
今回も、移動時間の割には"あっという間"に感じた移動時間でございました。
やはり、個室感覚でくつろげる「プレミアムシート」は良いですね。
十分に楽しませていただきました。
「はかた号」新型車両の感想については、以前にご紹介した乗車記
に書いていますので詳細は省きますが、先代の専用車よりも全体的な質感は確実に向上しています。
もし機会がありましたら、是非一度乗車されてみることをお勧めします。
【乗車データ】
- 乗車日:2020/10/01
- 乗車区間:
バスタ新宿(新宿高速バスターミナル)→博多バスターミナル - 運行会社:西日本鉄道
- 車両:三菱/エアロクイーン(2TG-MS06GP)
- 年式:2020年式
- 所属:博多自動車営業所
- 社番:0002
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