新日本海フェリー「あざれあ」 乗船記

フェリー



新日本海フェリー「あざれあ」の旅【2日目】

翌朝04:55 起床

目を覚ましてスマートフォンの時計を見てみると・・・04時55分です。
小樽港接岸時刻は04時30分。
既に船は小樽港に接岸しています。
ですが、もう少し船内にてのんびりとします。

そんなにのんびりしていて大丈夫なのか???

はい、大丈夫です。

新潟港12時00分発の便では「ゆっくり下船」というサービスを実施していて、小樽港到着時の下船時間を06時00分に延長することが出来るのです。
料金は無料ですが、事前手続きが必要で、”乗用車・バイク・自転車のお客様”と”徒歩のお客様”で申し込み方法など扱いが異なりますので、詳しくは下記リンクにてご確認願います。

小樽港の下船時間を延長できる「ゆっくり下船」サービスのご案内(新日本海フェリー公式サイト)

その後、05時10分頃に起床し、身支度を済ませて下船の準備をします。


06時00分 下船

06時00分に下船。
18時間の移動を共にした「あざれあ」とも、ここでお別れです。

新日本海フェリー あざれあ 小樽港にて

その後は、徒歩でJR小樽築港駅で移動。
30分程歩きましたが、良い散歩にもなり、札幌行き列車にもスムーズに接続出来たことから、結果オーライとなりました。

小樽築港から札幌方面への始発列車が05時40分頃。
04時30分に下船して30分以上小樽築港駅で暇をつぶすよりも、「ゆっくり下船」サービスを使って小樽港から移動した方が、のんびり出来て良いのでは?と思います。

「らべんだあ」よりも居心地が良い?

というわけで、新日本海フェリーの小樽~新潟航路「あざれあ」の乗船記をお届けしました。

今回、約2年ぶりの新日本海フェリー小樽~新潟航路の利用、しかも新潟発小樽行きの乗船は事実上初めてでしたが、やはり新船による時間短縮効果というものを今回実感しました。
元々、小樽~新潟航路に関しては、丁度良い航海速力と使い易い運行ダイヤ、レベルの高い船内設備が売りだったのですが、新潟港発の出港時刻も以前より1時間30分遅くなったことで、恩恵を受けた利用者も少なくないことでしょう。

一方で、今回乗船した「あざれあ」ですが、以前ご紹介した僚船「らべんだあ」よりも少しばかりか居心地が良い様に感じました。(気のせいかもしれませんが・・・)
プロムナード(共有部)の縮小やコンファレンスルームの廃止といった部分など、基本的構造は「らべんだあ」と全く同じなのですが、プロムナード(共有部)の色使いや造り(椅子の配置など)の部分において、「らべんだあ」よりも長距離航路に合ったものになっているのでは?と感じました。
「らべんだあ」と「あざれあ」の就航開始時期が3か月程しか違わない(「あされあ」の方が遅い)のですが、もしかすると「あざれあ」就航時に若干の改良を施したのかもしれません。

そして、「らべんだあ」の乗船記にも書きましたが、「らべんだあ」「あざれあ」の大浴場の造りは、流石としかいい様がありません。
潮風を浴びながら湯船に浸かれる露天風呂しかり、脱衣スペースの広さしかり、現存するフェリーの大浴場の中では1、2位を争う立派さなのではないでしょうか。

デビューして3年が経過した新日本海フェリーの小樽~新潟航路「らべんだあ」と「あざれあ」。
個室で乗るのであれば、間違いなく快適なフェリーです。
残念ながら、今回も個室での利用とはなりませんでしたが、次回は是非とも個室で乗船してみたいですね。

新潟港にて出港を待つ新日本海フェリー「あざれあ」
新潟港にて出港を待つ「あざれあ」


応援して頂けると嬉しいです。
↓  ↓  ↓  ↓

その他ランキング
にほんブログ村 その他趣味ブログ バス(車)へ
にほんブログ村