新日本海フェリー「あざれあ」 乗船記
新日本海フェリー「あざれあ」の船内を見てみる
11時00分 乗船開始
2階乗船口から乗船しますが、乗船連絡橋はエスカレーター・エレベーター完備のバリアフリー対応になっていて、足が不自由な方でも楽に乗船することができます。
この日は閑散期の平日。
コロナの影響もあってか、夏休み期間としては少な目でしたが、この時期恒例のツーリング客の多さが目立っていました。
11時05分 船内散策
早速船内を散策してみます。
4デッキのエントランス部です。
乗下船口の傍に位置しており、昨今の大型フェリーの流行でもある「吹き抜け構造」になっています。
中央部にはステージが設けられており、各種イベントはこちらで催されるようです。
また、案内所(カウンター)はこちらのデッキに設置されており、個室利用の方は予め案内所(カウンター)で鍵を受け取ります。
自販機やゲームコーナー(現在閉鎖中)も、こちらのデッキに配置されています。
4デッキに配置されている客室は、カプセルタイプの「ツーリストC」「ツーリストA」と1人用ベッドルーム「ツーリストS」、そして個室の「ステートA(洋室)」の4種類。
比較的運賃の安いグレードがメインとなっています。
5デッキのレストラン、カフェ、売店です。
売店、カフェ、レストランは時間を区切っての営業となっており、レストランはカフェテリア方式となっています。
また、予約制のグリルは、売店の右隣に入口が配置されています。
尚、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、乗船当時はカフェが営業を休止しておりました。(現在は営業を再開しております。)
このため、カフェコーナーのテーブルと椅子は、フリースペースとして開放されていました。
5デッキに配置されている客室は、カプセルタイプの「ツーリストA」と1人用ベッドルーム「ツーリストS」、個室の「ステートA(和洋室)」、「ステートA(インサイド)」、「デラックスA(和室)」の5グレード。
個室がメインとなっています。
そして、6デッキには大浴場とスポーツルーム(現在閉鎖中)があります。
大浴場内の写真をアップすることは出来ませんが、サウナ、露天風呂を完備した立派な造りとなっていました。
湯船は2つあり、うちひとつはジェットバスになってます。
時間制となっており、新潟発小樽行き航路は22:00まで利用することが出来ます。(翌朝は利用出来ません。)
6デッキに配置されている客室は、上級グレードの「デラックスA(洋室)」と「スイートルーム」となっています。
4デッキと5デッキに戻り、プロムナード(共有部)を見てみます。
「らべんだあ」乗船記にも書きましたが、やはり狭いですね。
個室を増やした分、プロムナード(共有部)のスペースを狭くしています。
ただ、「らべんだあ」と比較すると、色遣いと5デッキプロムナードの椅子の形などが若干異なっており、海を見ながらぼーっと過ごす・・・という点においては、「らべんだあ」よりも「あざれあ」の方が適している印象を受けました。
ひと通り船内を散策したところで客室へ。
今回は、こちらの最下位グレード「ツーリストC」にお世話になりました。
カプセルタイプの寝室ですが、「らべんだあ」乗船記でご紹介した「ツーリストA」よりも2,000円ほど安く、しかも毛布類などが異なる以外は「ツーリストA」とほぼ同様のサービスという、大変お得なグレードです。
もちろん、電灯付近にはコンセントも完備しています。
但し、区画が1区画しか無く、しかも新型コロナウイルス感染防止のために席数を限定して販売している関係上、競争率は高いですので、お早目のご予約をお勧めします。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、乗船当時は以下の施設およびイベントを閉鎖・中止しておりました。
※多くは現在でも閉鎖・中止しております。
【閉鎖施設】
・ゲームコーナー
・ビデオルーム
・アミューズボックス
・キッズルーム、
・フォワードサロン
・スポーツルーム
・サウナ
・コンファレンスルーム
・ビデオシアター
・カフェコーナー(現在は営業を再開)
【中止イベント】
・ビンゴ大会
・エンターテイナーによるパフォーマンスショー、
・船内クイズラリー
・映画上映
また、乗船時の検温実施やスタッフのマスク着用、消毒液の設置、レストラン・グリルの席数制限など、各種感染防止対策を実施しています。
詳しくは、新日本海フェリー公式サイトの「新型コロナウイルス感染拡大予防に関する取り組みについて」をご確認願います。
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