北海道バスフェスティバル2019に参加して来ました!
1903(明治36)年9月20日に、京都で日本ではじめてのバスが走り始めたことから制定されました。
毎年9月のこの時期は、「バスの日」関連イベントが全国各地で開催され、こと北海道でも、地域ごとに「バスの日」関連イベントが開催されます。
⇒ 9月20日バスの日イベント開催します(北海道バス協会公式サイト)
その中でも最大規模を誇るのが、札幌市中心部で開催される「北海道バスフェスティバル」であります。
令和になって初の「北海道バスフェスティバル」は、2019(令和)年9月8日(日)に開催。
私も、一昨年、昨年に引き続き、今年も参加してまいりました。
昨年の「北海道バスフェスティバル2018」はあいにくの曇り空でしたが、今年2019年はうって変わって真夏の様な暑さの中開催されました。
会場内は昨年同様、展示車両・イベントを楽しむ家族連れや各種グッズを買い求めるバスファンなどで、大変賑わっていました。
目次
車両展示は4社が参加!バスフェス初登場の車両も!
今年の車両展示は、昨年2018年と同様、北海道中央バス、じょうてつ、沿岸バス、ジェイ・アール北海道バスの4社が参加。
各車両とも車内見学の行列が出来ていましたが、中には、バスフェス初登場の車両もあり、注目を集めていた車両もありました。
北海道中央バス「まき太郎」
道内最大手の北海道中央バス(本社:小樽市)は、今年も代燃車を復元したバス「まき太郎」を展示していました。バスフェスではすっかりお馴染みの車両です。
代燃車とは、ガソリンの代わりに木炭や薪をたいて走る車両のことで、日本では第二次世界大戦前後の1930年代末期から1940年代後期にかけて活躍。
同社の創立50周年記念事業の一環として1993年に復元され、トヨタ製のガソリンエンジンやシャーシをベースに、車体や内外装、シート、枕木式の方向指示器(ウィンカー)に至るまで、忠実に再現しています。
自家用登録されており、公道も走ることができるようになっています。
じょうてつ
札幌市南部地域で路線バスなどを運行するじょうてつ(本社:札幌市)は、昨年と同じく、川沿営業所所属のノンステップバス「日野ブルーリボン」(2PG-KV290Q2)5020号車を展示しました。札幌駅~定山渓温泉・豊平峡温泉、真駒内駅~定山渓温泉など各路線で活躍している車両で、車体のカラーリングは東急グループの貸切カラー「マーキュリーカラー」をアレンジしたものになっています。
なお、同車は昨年と同様、「バスの乗り方教室」の教材としても使用されました。
沿岸バス
北海道北部の日本海沿いをエリアとする沿岸バス(本社:羽幌町)は、羽幌町内循環バス「ほっと号」で活躍する日野リエッセ(PB-RX6JFAA)を展示しました。この車両は、バスフェス初登場となります。
首都圏の事業者で活躍した車両に、同社の萌えっ子キャラちびキャラを配置したかわいいデザインが特徴で、その愛らしいデザインは注目の的にもなっていました。
今年の夏には、現地の「ほっと号」専用バス停も萌えっ子キャラちびキャラをモチーフにしたものに変更したとか。
一度、現地にてバス停と走る「ほっと号」の姿を見てみたいですね。
ジェイ・アール北海道バス
ここ数年、プロ野球チーム「北海道日本ハムファイターズ」の選手輸送用車両「ファイターズ号」を展示していたJR北海道グループのジェイ・アール北海道バス(本社:札幌市)ですが、今年は、サッカーJ1「北海道コンサドーレ札幌」の選手輸送にも使用される「コンサドーレ号」を持って来ました。今回展示された車両は、2018(平成30)年3月にデビューした新「コンサドーレ号」で、私の記憶が確かなら、3代目か4代目の「コンサドーレ号」にあたる車両ではないかと。
ベース車両は、2008(平成20)年式の三菱エアロクイーン(BKG-MS96JP)で、定員は45+補助席8席となっています。
ナンバーも希望ナンバー「5310」に交換されるなど、「コンサドーレ」との一体感を醸し出しているのが特徴です。
クイズラリーやCGシュミレーション、パネル展示、ステージショーなども
クイズラリーの商品交換コーナーです。
詳しくは見ませんでしたが、昨年2018年と同様の内容で開催されていた様でした。
北海道のバス事業を紹介するブースです。
こちらも、昨年の内容を踏襲していました。
バス型ふわふわ遊具です。
数多くの小さなお子様が遊んでいました。
はめ込み写真を撮影して、SNSなどでシェアしよう・・・というコーナーもありました。
NASVA(独立行政法人自動車事故対策機構)のブースでは、今年も自動車運転CGシュミレーション体験コーナーを設置。
多くの方が訪れていました。
ステージでは、バス博士クイズ大会やバルーンアートショー、そして、「ポケモン北海道だいすき発見隊アローラロコン、ロコンとバスに乗って北海道を大冒険!」キャンペーンのキャラクター「アローラロコン」「ロコン」の撮影会が催されていました。
一部のブースでは行列も!グッズ販売コーナー
昨年同様に熱かったのが、バス会社オリジナルグッズ販売コーナーです。今年のグッズコーナーは、参加事業者に変更がありました。
参加事業者は、北海道中央バス、じょうてつ、道南バス、沿岸バス、空港アクセスバス・アライアンス協議会(ABA)の4事業者1団体。
これまでの常連であったジェイ・アール北海道バスと十勝バス(本社:帯広市)が今年は不参加となり、代わりに空港連絡バスを運行する全国31事業者が加盟する「空港アクセスバス・アライアンス協議会(ABA)」が初参加しました。
昨年と比較すると、品揃えが若干少ない印象を受ける中、沿岸バスは昨年より品揃えを充実。
グッズや同人誌を買い求める方の長い行列が出来ていました。
最後に
以上、「北海道バスフェスティバル2019」の模様を簡単にご紹介しました。今年も多くの方が訪れており、賑わいを呈していましたが、感覚的には昨年よりも若干人出が少なかった気がしました。
もっとも、昨年は北海道胆振自身発生直後の連休に開催されたのと、「震災疲れ」を解消しようと家族連れを中心に多くの方が訪れていたという特殊事情がありました。
さらに、今年の開催は、札幌の最高気温が30℃超えで暑かった(高温注意情報も出されていた)ということも、もしかすると影響したのかもしれません。
とはいえ、バスという乗り物に親しんでもらい、多くの方にバスを利用して貰うことが、この手のイベントの最大の目的。
イベントを通じてバスという乗り物の良さをしっかり伝えていくこと、そしてその取り組みを継続することの大切さを改めて感じた次第です。
来年はどの様なイベントになるのか・・・昨年も同じことを書きましたが、今年以上に楽しいバスの日イベントになるよう、一バスファンとして期待しております。
応援して頂けると嬉しいです。
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