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今回ご紹介する車両はこちら↓。

宮崎交通「ひむか号」 ・365 延岡駅にて_01

宮崎交通の昼行高速用車両365号車です。
現在は、宮崎~延岡線「ひむか号」の専用車として活躍していますが、一体どんな車両なのでしょうか。路線の概要と併せてご紹介しましょう。

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事実上復活した宮崎~延岡間直通バス

この車両をご紹介する前に、高速バス「ひむか号」について簡単にご紹介をしましょう。
高速バス「ひむか号」は、2014(平成26)年に東九州自動車道の一部開通で、宮崎~延岡間が1本の高速道路で繋がったことに併せて運行を開始した高速バスです。
運行開始日は2014(平成26)年4月1日。
宮崎交通とJR九州バスの共同運行路線として、ノンストップ便と各停便合わせて1日8往復の運行でスタートしました。

かつては、宮崎交通が宮崎~延岡間の特急バスを運行していましたが、廃止後は同区間を直通する路線バスが無くなり、その後も相次ぐ路線縮小で、宮崎~延岡間をバスで乗り継いで移動すること自体が難しい状況でした。
「ひむか号」の運行開始によって、(高速バスではありますが)宮崎~延岡間の直通路線バスは事実上復活したことになります。
愛称「ひむか」の由来は分かりませんが、かつて呼ばれていたこの地の名前「日向国(ひむかひのくに)」からとったのではと推測されます。

現在の「ひむか号」は、各停便のみ1日5往復運行されています。
宮崎交通が3往復、JR九州バスが2往復担当しています。(写真はイメージです。)
宮崎交通「ひむか号」 ・399

JR九州バス「ひむか号」 8151
2016(平成28)年5月13日実施のダイヤ改正で、減便とノンストップ便の廃止が行われましたが、宮崎・延岡~大分・別府線『パシフィックライナー』(宮崎交通・JR九州バス・大分バス・大分交通・亀の井バス)が宮崎県内~延岡インター間で予約なし乗車可能になったため、宮崎~延岡間の高速バスの本数としては実質11往復に増便された格好になっています。

車内はパウダールーム・コンセントを装備

今回ご紹介する宮崎交通365号車ですが、車両は2014年式の三菱エアロエース(QRG-MS96VP)です。
カラーリングは、宮崎交通高速路線用カラーを纏っていますが、側面には「ひむか号」をアピールする部分ラッピングが施されています。
宮崎交通「ひむか号」 ・365 延岡駅にて_01

車内は、後部パウダールーム搭載の4列シート36人乗り仕様になっています。
宮崎交通「ひむか号」 ・365 車内

宮崎交通「ひむか号」 ・365 シート
宮崎交通のコーポレートカラーをイメージさせるブルーのシートモケットが目立ちます。
シートは韓国製の廉価仕様を採用。
所要2時間程度の路線であれば、これで十分なのかもしれません。(2時間越えになると流石にキツイかも。)
また、窓側座席にはコンセントを装備。
携帯電話やスマートフォンの充電に便利です。

車内後部のパウダールームです。
宮崎交通「ひむか号」 ・365 シート パウダールーム_01

宮崎交通「ひむか号」 ・365 シート パウダールーム_02
最後部4~5席分を丸々トイレスペースに割り当てているだけに、通常のバス用トイレとは比べ物にならない程に広いです。
着替え板も装備されており、揺れの少ない箇所では着替えも可能になっております。

車内最前部に設置されているモニターです。
自動放送に合わせて、運賃表をはじめとする各種情報が表示されます。
宮崎交通「ひむか号」 ・365 前方モニター

先日、この車両に乗る機会があり、延岡からから宮崎まで乗車しました。
私が乗車したのは、延岡駅13時35分発の便。
宮崎駅、宮交シティ経由の宮崎空港行きです。
宮崎交通「ひむか号」 ・365 延岡駅にて_02

中央通り2丁目、安賀多4丁目イオン前、愛宕町1丁目、平の前、延岡消防署前の各停留所に停車したバスは、延岡インターから東九州自動車道へ。
宮崎交通「ひむか号」 ・365 車窓_01

宮崎交通「ひむか号」 ・365 車窓_02

宮崎交通「ひむか号」 ・365 車窓_03
内陸側に造られた東九州自動車道を、宮崎西インターまでひた走ります。
途中、高速道路上の門川バスストップ、日向インター、西都インター、国富バスストップ、宮崎バスストップに停車するも、乗降客はいませんでした。

延岡から宮崎からまでの所要時間は約2時間。
私が下車した宮崎駅までは、1時間50分程で到着しました。
「あっという間に到着した」というのが正直な感想。
特に急ぐ必要がない所用客には使える路線なのかもしれません。

運賃は、並行するJR日豊本線を意識した設定になっています。
宮崎~延岡間の運賃は1,500円(往復7,680円)。
各種回数券(2枚回数券:2,600円)、4枚回数券:5,000円)の他、定期券ともいえる「ひむか」1ヶ月きっぷ(48,000円)も発売されています。
並行するJRの片道運賃が1,650円、特急列車利用で2,580円であることを考慮すると、まあ、割安なのかなという気はします。

で、今回乗車した宮崎交通365号車ですが、廉価4列シートによる多少の窮屈感はあったものの、パウダールームや充電用コンセントを装備しているなど、近距離・中距離高速路線用の車両にしてはグレードが高いという印象を受けました。
個人的には、充電用コンセントが装備されていたのが大変助かりました。

現在、同社では、365号車と同タイプの車両を増備しており、「ひむか号」の他、「パシフィックライナー」(宮崎・延岡~大分・別府線)や「はまゆう号」(宮崎~鹿児島線)などに投入し始めています。
4列シート車で運行している延岡・大分・鹿児島・新八代などの路線を中心に、同車の近距離・中距離高速路線用の統一仕様として今後普及するのではないか・・・そんなことを考えた、宮崎交通「ひむか号」365号車の紹介でした。


【乗車データ】 
  • 乗車日:2018/07/05
  • 乗車区間:
    延岡駅→宮崎駅
  • 運行会社:宮崎交通
  • 車両:三菱/エアロエース(QRG-MS96VP)
  • 年式:2014年式
  • 所属:延岡営業所
  • 社番:365

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管理人

Koji Suda(ひろしプロジェクト)

Koji Suda(ひろしプロジェクト)

自称「高速バスアドバイザー」。高速バス乗車回数900回以上(2016年12月現在)。バス・鉄道をはじめとする乗り物を追っかけて撮ったり、ブログやサイトの運営、バス関連本やネットニュースの原稿執筆、同人誌活動などを通じて、乗り物旅の素晴らしさを伝える活動を行っています。北海道札幌市在住。バスと鉄道とカレーと粉物が大好き。 [詳細]

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