JR九州バス「B&Sみやざき」 4063号車(三菱エアロエース)

昼行高速バス,高速バス乗車記

JR九州バス「B&Sみやざき」 4063

写真は、JR九州バスの昼行高速用車両4063号車です。
現在は、新八代~宮崎線「B&Sみやざき」(九州新幹線接続高速バス)の専用車として活躍していますが、一体どんな車両なのでしょうか。路線の概要と併せてご紹介しましょう。

九州新幹線「つばめ」との一体感をアピール

この車両をご紹介する前に、高速バス「B&Sみやざき」について簡単にご紹介をしましょう。
高速バス「B&Sみやざき」は、新八代と宮崎の間を結ぶ高速バスです。
2011年3月12日に九州新幹線(鹿児島ルート)が全線開通するのに合わせて運行を開始しました。
九州新幹線の直接の沿線ではない宮崎地区に対し、新幹線と高速バスを接続させることで、新幹線開通効果を宮崎県に波及させることを主な狙いとしています。
愛称の「B&S」は、「Bus」と「Shinkansen」のそれぞれの頭文字を採用しています。

高速バス「B&Sみやざき」は、JR九州バス(福岡県福岡市)と産交バス(熊本県熊本市)、宮崎交通(宮崎県宮崎市)の3社が共同で運行しています。
1日16往復運行されますが、各社ばらつきがあり、一番運行本数が多いのはJR九州バスの8往復(運行は宮崎支店が担当)、次いで産交バスが6往復(運行は八代営業所)、残りの宮崎交通が2往復(運行は宮崎中央営業所(高速担当))となっています。
JR九州バス「B&Sみやざき」 4062

産交バス「B&Sみやざき」 ・989

宮崎交通「B&Sみやざき」 ・290

車内仕様は、各社とも4列シート36人乗り(または40人乗り)の昼行高速仕様となっていますが、3社ともカラ―リングが異なっており、中でもJR九州バス担当便に使用される車両は、水戸岡鋭治氏・ドーンデザイン研究所監修による、800系新幹線電車と一体感をもたせたデザインの専用車両(三菱ふそう・エアロエース)を導入しています。

因みに、JR九州800系新幹線電車はこちら↓です。
九州新幹線 800系「つばめ」

で、今回ご紹介する4063号車ですが、車両は2011年式の三菱エアロエース(LKG-MS96VP)。
カラーリングは先述の通り、800系新幹線電車と一体感をもたせたデザインになっています。
JR九州バス「B&Sみやざき」 4063

車内も水戸岡テイスト満載。
JR九州バス「B&Sみやざき」 4063 車内
九州新幹線「つばめ」に合わせ、木目調の床にチェックをあしらったシートモケットを採用しています。
シートモケットは数パターンあるそうですが、4063号車はグリーンを基調としたシートモケットデザインを採用しています。
尚、4063号車を含め、2011に配備された初期車は4列シート40人乗りですが、増備された車両はパウダールームを搭載しており、この関係で乗客定員が36名に変更されています。
このため、2011年に配備された初期車については、後部4席(9C、9Dと10C、10D)が予備席扱いになっています。

各座席にはテーブルを装備している他、携帯電話・スマートフォン充電用のUSBポートも搭載しています。
JR九州バス「B&Sみやざき」 4063 車内 テーブル

JR九州バス「B&Sみやざき」 4063 車内 USBポート

宮崎~博多間を3時間台で移動出来る利便性の良さ

先日、この車両に乗る機会があり、宮崎から新八代まで乗車しました。
私が乗車したのは、宮崎駅15時44分発の「B&Sみやざき340号」
新八代で博多行き九州新幹線「つばめ340号」に接続します。
JR九州バス「B&Sみやざき」 4063 宮崎にて

JR九州バス「B&Sみやざき」 4063 宮崎にて その2

この日は豪雨による高速道路通行止めで福岡~宮崎間高速バス「フェニックス号」が終日運休になったことから、車内は混雑。
最終乗車停留所の人吉インターを発車した時点では、予備席を含めて満席でした。
JR九州バス「B&Sみやざき」 4063 乗車当日の車内の様子
さらに、この日は週末だったということもあってか、スーツ姿の乗客が目立ちました。
宮崎からの出張帰りか、もしくは単身赴任先から自宅へ戻る足として利用している印象を受けました。

宮崎から新八代までの所要時間は2時間20分。
4列シートによる窮屈感はあったものの、充電用USBポートやWi-fiサービスのおかげで道中インターネットが楽しめたということもあってか、「あっという間に着いた」という感覚でした。
JR九州バス「B&Sみやざき」 4063 新八代駅到着

新八代での新幹線への乗り換え時間と新幹線の乗車時間を含めると、宮崎~博多間の所要時間は約3時間半です。
並行する高速バス「フェニックス号」の所要時間が4時間半前後であることを考えると、利便性は高いです。
ビジネスマン利用が多いのも頷けますね。

運賃も「フェニックス号」を意識した設定になっています。
新八代~宮崎間の運賃は4,270円(往復7,680円)ですが、九州新幹線とバスがセットになったネット予約専用のきっぷを利用すると、博多~宮崎間を5,000円~7,000円で移動することが出来ます。
これは、高速バス「フェニックス号」にとっては脅威です。
現在、「フェニックス号」は、3列シート席や片道3,500円の格安4列シート席が設定されていることもあって、それなりの支持を得ていますが、仮に「桜島号」で進められている様な4列シート化が「フェニックス号」にも波及するとなると、利用客の転移(シェアの変化)が生じることも考えられます。
現在の輸送体系が今後どうなるのかも含めて注目していきたいです。

そして、今回ご紹介した4063号車ですが、デビューしてから7年が経過しました。
もう暫くは活躍を続けるかとは思いますが、次世代の車両がどの様な形でデビューするのか・・・カラーリングや装備の変化にも注目して見ていきたいですね。

機会があればまた乗車することになるかとは思いますが、次回乗車する際は、もう少し詳しく見てレビュー出来ればと思っています。


【乗車データ】 
  • 乗車日:2018/07/06
  • 乗車区間:
    宮崎駅→新八代駅
  • 運行会社:JR九州バス
  • 車両:三菱/エアロエース(LKG-MS96VP)
  • 年式:2011年式
  • 所属:宮崎支店
  • 社番:4063

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