関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」乗車記

夜行バス,高速バス乗車記

日本全国各地を運行する夜行高速バス。
夜寝ている間に移動出来、時間を有効に使えるお得な交通機関として、今や老若男女問わず多くの方に利用されています。
運行時刻や車両、シートも日々改善が行われており、運行各社は生き残りをかけて努力しているのが現状です。
しかしながら、世間一般の夜行高速バスに対するイメージといえば、
「安い」「狭い」「疲れる」
この様な言葉を連想する方が多いのではないでしょうか。

とかく居住面においてマイナスイメージを持たれがちな夜行高速バス。
そのマイナスイメージを覆すかもしれない夜行高速バスが、2017年1月にデビューしました。
その名は・・・『ドリームスリーパー東京大阪号』です。

関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1

関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 リア

「ドリームスリーパー」といえば、中国バス(福山市)が運行する横浜・町田~福山・広島線の「ドリームスリーパー」を思い浮かべる方も多いかと思います。(写真はイメージです。)
中国バス「ドリームスリーパー」 G1202 足柄SAにて
今回ご紹介する「ドリームスリーパー東京大阪号」は、横浜・町田~福山・広島線「ドリームスリーパー」の進化版として登場しました。
マスコミにも大きく取り上げられ、一躍注目を集めた「ドリームスリーパー東京大阪号」。
「ドリームスリーパー東京大阪号」の全てが気になった私は、2017年2月のとある平日に実際に乗車してみました。
果たしてどのようなバスなのか、外観は、内装は、そしてサービスは如何に・・・。

豪華夜行高速バス「ドリームスリーパー」とはどんなバスなのか?

ここで、豪華夜行高速バス「ドリームスリーパー」について簡単におさらいしておきましょう。
「ドリームスリーパー」は、今から約5年前の2012年8月に、両備グループの中国バスが横浜・町田~福山・広島間夜行高速バス「メイプルハーバー」のハイグレード便として運行を開始しました。
2列シート14人乗り個室仕様の韓国現代製車両(ユニバース)を導入し、エクステリア・インテリアデザインは、両備ホールディングスの太陽電池バス「ソラビ」を担当したチームが担当。
洗練されたデザインとゆったりした車内が評価を受け、某民放のバラエティ番組「バス通が乗ってほしい!と思う夜行バスランキング」において、同車が1位を獲得するなど、マスコミなどにも多く取り上げられました。
中国バス「ドリームスリーパー」 G1202 横浜駅東口BT改札中

中国バス「ドリームスリーパー」 G1202 車内

中国バス「ドリームスリーパー」 G1202 ゼログラビティシート

「ドリームスリーパー」のコンセプトは、「乗客に最高の眠りと上質なリラクゼーションをお届けする快眠バス」。
中でも前方4席に設定された「ゼログラビティシート」は、NASAの理論に着想した浮遊感を感じながら深い眠りが体験出来るシートとして注目を集めました。
他にも、ウェルカムアロマやイオン発生器、4チャンネルマルチステレオ、トイレ、パウダールームを完備するなど、プライベート空間を味わいながら長時間快適に移動出来るバスに仕上がっています。

そして、この「ドリームスリーパー」の設備を更にブラッシュアップし、満を持して登場させたのが、これからご紹介する東京~大阪線「ドリームスリーパー東京大阪号」なのであります。

従来のバスのイメージを覆す内装 座席というよりは部屋そのもの

やって来たのは、JR池袋駅西口を出て徒歩1分程のところにある池袋駅西口7番のりば。
「ドリームスリーパー東京大阪号」は、こちらから発車します。(写真はイメージです。)
池袋駅西口7番のりば その1

池袋駅西口7番のりば その2

池袋駅西口7番のりば その3
国際興業関連の鶴岡・酒田・一関・大船渡・釜石・花巻方面行き夜行高速バスのりばと同じ場所・・・といえば分かる方もいらっしゃるかもしれません。

今回運行を開始した「ドリームスリーパー東京大阪号」ですが、両備ホールディングスは東京側の運行パートナーとして関東バス(東京都)を選びました。
てっきり両備単独で運行を行うものだと思っていましたが、元々両社においては東京中野・新宿~岡山・倉敷間夜行高速バス「マスカット号」を共同で運行しており、新路線開設にあたって既にパートナー関係のある事業者と組むことで、スムーズに事業を進めようという意図があったのかもしれません。

今回乗車したのは、東京池袋発の関東バス担当便
こちらの車両に乗車しました。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1

関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 リア
関東バス夜行高速用オリジナルカラーに、両備の「DREAM SLEEPER」「Superior Class」のロゴが入った、専用の三菱エアロクイーン(QTG-MS96VP)です。
ホワイト基調のカラーリングに「DREAM SLEEPER」「Superior Class」のロゴ・・・それなりに合っていると思うのは私だけでしょうか。
因みにベースカラーのホワイトですが、聞くところによると、『特別な車両』という位置付けからか、同社の他の夜行高速用車両と違い、ベースカラーをパールホワイトにしているそうです。

「ドリームスリーパー東京大阪号」の池袋駅西口発車時刻は22時50分。
発車の10分前にはのりばに横付けされ、改札が始まります。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 池袋駅西口改札中
「ドリームスリーパー」は車内土足厳禁のため、改札を済ませると、乗務員から靴を入れるビニール袋が渡されます。
車内通路手前で靴を脱ぎ、予め渡された袋に靴を入れて車内に入ります。

早速車内を見てみましょう。

通路から見た車内です。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 車内

画像を見ていただくと分かりますが、車内はこのバスの最大の売りでもある扉付き完全個室シートを採用。
乗客定員は11名となっています。
個室と通路をカーテンで仕切る個室型シートは、初代「ドリームスリーパー」や西鉄「はかた号」、海部観光「マイフローラ」などで採用されていますが、扉付き個室型シートの採用は、この「ドリームスリーパー東京大阪号」が業界初とのことです。
内装も初代「ドリームスリーパー」のスタイリッシュな印象とは異なり、ブラックに近いブラウンを採用することで、重厚感を醸し出しています。

扉付き完全個室シートの採用については、許認可の関係などで苦労もあったそうですが、これに関しては、各個室の後部に監視カメラを設置し、乗客が座った状態以外の時に運転席のモニターにて映し出す様に工夫することでクリアしています。
これはもう、バスの座席というよりは部屋そのものですね。

シートは全席ゼログラビティシートを採用。
NASAの理論に着想した浮遊感を感じながら深い眠りが体験出来るのが特徴です。
初代「ドリームスリーパー」と比較すると、シート形状が変更された他、チルト(高さ)調整・リクライニング調整・フットレスト調整をスイッチひとつで調節出来るようになっています。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 セログラビティシート

関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 シートスイッチ

中でも便利なのが、全自動というスイッチ。
こちらのスイッチを押すだけで、セログラビティ姿勢(フルリクライニング)にすることが出来ます。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 ゼログラビティシート フルリクライニング

この他、シートスイッチの前後には、個室内の間接照明とダウンライトのボリュームスイッチが配置されており、無段階で光量を調節することが出来ます。

各個室には、4チャンネルマルチステレオと充電用コンセント、USBポートを完備。
マルチステレオでは眠りを誘うBGMを楽しむことが出来ます。
充電用コンセントとUSBポートは携帯電話、スマートフォン専用となっています。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 マルチステレオ、USBポート、コンセント

個室窓枠に設置されているイオン発生器です。
初代「ドリームスリーパー」ではPanasonic製のナノイーが採用されていましたが、「ドリームスリーパー東京大阪号」ではシャープ製プラズマクラスターイオン発生器を採用しています。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 イオン発生器

先代「ドリームスリーパー」では小型テーブルを採用していましたが、ビジネスマン需要を考慮してか、移動中でも仕事や食事などが出来る様、大型テーブルも搭載しています。
この大きさであれば、ちょっとしたPC仕事が出来そうですね。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 大型テーブル

乗客に提供されるアメニティ一式です。
アイマスク、耳栓、歯ブラシなどのセットが提供される他、出発後にはミネラルウォーターと紙おしぼりも提供されます。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 アメニティセット

「ドリームスリーパー東京大阪号」の車内設備を紹介したパンフレットです。
残念ながら、持ち出し厳禁となっています。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 車内設備パンフレット

昨今のニーズを反映してか、「ドリームスリーパー東京大阪号」では無料Wi-fiサービスも提供しています。
設定方法は、備え付けのリーフレットに記載されています。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 Wi-fi設定説明リーフ

関東バスではお約束(?)の各種案内が入れられたファイルです。
運行時刻や運行距離、途中休憩箇所、座席配置図などが記載されている他、池袋到着時の提携サウナ割引券も入っています。
池袋での提携サウナは、サンシャインシティビル近くの「タイムズ スパ・レスタ」となっています。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 クリアケース その1

関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 クリアケース その2

進行方向右側中央部階段を下りた突き当りにはトイレがあります。
高速バスのトイレでは珍しい、温水洗浄機能を搭載しています。
ただ、車内スペースの関係からか、正直いって狭いです。
あくまで緊急用として考えた方が良いかもしれません。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 トイレ

車内最後部にはパウダールームを設置しています。
到着前の化粧直しや身支度に使うと良いでしょう。
ただ、通路幅に合わせて設計されている関係上、初代「ドリームスリーパー」のパウダールームと比較すると、多少狭く感じます。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 パウダールーム

以上、「ドリームスリーパー東京大阪号」の車内を見て回りましたが、バスという限られた空間の中で、よくここまで「個室空間」というものを突き詰めたなぁというのが第一印象でした。
果たして肝心の乗り心地と寝心地はどうなのでしょうか・・・。

快適な個室バスの旅 あっという間の8時間

22時50分、定刻になったところでバスは池袋駅西口を発車します。

この日の乗客は私を含めて僅か3名。
週末には満席になることも少なくない様ですが、平日の週初めということもあってか、寂しい出発となりました。

発車したところで、自動音声による案内と乗務員からの補足説明がマイクを通じて行われます。
あとで分かったことですが、乗務員も「ドリームスリーパー東京大阪号」のために選抜されている様で、案内も丁寧に感じます。
一通り案内が終わったところで、乗務員が一部屋ごとにミネラルウォーターとおしぼりを配り始めます。
立膝をついて手渡す姿を見るあたり、かなりの教育を受けて乗務していることを感じます。

バスは首都高速中央環状線から3号渋谷線に入り、23時24分、東京料金所から東名高速道路に入ります。
バスは渋滞に巻き込まれることもなくスムーズに走ります。

一方で個室内は、走行音以外は殆ど物音がしません。
個室と通路を仕切る扉の遮音効果は相当なもののようです。
そして、この時間ともなると、通常の夜行高速バスであれば消灯時間で車内は真っ暗。
通路カーテン付きバスでも、スマートフォンやゲームなどをするにはどうしても遠慮してしまいます。
その点、個室型夜行バスであれば、大きな物音を立てない限り、パソコンで作業しようがスマートフォンやゲームなどで暇をつぶそうが問題ありません。
回りを気にせずに思い思いの時間を過ごせられるのです。
これぞ、個室型夜行高速バスの最大のメリットであり、「ドリームスリーパー東京大阪号」の最大の売りなのでは・・・と改めて実感します。

東京池袋を発車して約1時間半の0時23分、バスは休憩場所である東名高速道路足柄サービスエリアに到着します。
こちらでは約15分間の休憩時間が設定されています。
乗客全員がバスを降りて、トイレや買い物などを済ませていきます。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 足柄SAにて その1-1

関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 足柄SAにて その1-1

関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 足柄SAにて その2

関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 足柄SAにて その3

関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 足柄SAにて その4

関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 足柄SAにて その5

関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 足柄SAにて その6

0時40分、乗客が全員揃ったところでバスは足柄サービスアリアを発車。
この先は大阪まで下車することが出来ません。
その間、バスは東名高速道路~新東名高速道路~東名高速道路~伊勢湾岸自動車道~東名阪自動車道~新名神高速道路~名神高速道路などを経由し、途中2度の乗務員交代を挟みながら大阪までひた走ります。
深夜に差し掛かったところで、シートをゼログラビティ状態にして目を瞑ります。
シート自体の座り心地は固くもなく柔らかくもなく丁度良い感じなのですが、リクライニングの角度が若干浅く、姿勢が中途半端な状態になってしまいます。
先代「ドリームスリーパー」ゼログラビティシートと比較しても浅いような気が。
それでもしばらくしているうちにいつしか夢の中へ。
途中、長篠設楽原パーキングエリアと草津パーキングエリアでの停車中に目を覚ましますが、合計で4時間近く眠っていたでしょうか・・・。

6時15分、バスは大阪市内に入ったところで起床となります。
自動音声による案内が流れた後、乗務員から「あと10分程でOCATに到着します。」という肉声案内が流れます。
6時31分、定刻より9分早くバスはなんばOCATに到着。
こちらでは私を除く2名が下車していきました。
その後、湊町ランプから阪神高速環状線~阪神高速守口線に入り、森小路ランプで降りたバスは、国道163号をひた走り、なんばOCATから30分程で終点の両備バス門真車庫に到着しました。
関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 両備バス門真車庫にて その1

関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 両備バス門真車庫にて その2

関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 両備バス門真車庫にて その3

車庫入口付近には、「ドリームスリーパー東京大阪号」利用者専用の待合室が設置されていました。
両備バス門真車庫 専用待合室
残念ながら朝の到着時は開いておらず、夜間のみ開放しているようです。
せめて朝の30分~1時間位開放していただけるとありがたいですが・・・。
閉まっている待合室を横目にバスを降り、乗務員から荷物を受け取った私は、朝の通勤・通学の波に紛れながら、京阪門真市駅へと向かうのでありました。

より至高の夜行高速バスをめざして・・・

というわけで、関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」の乗車記をお届けしました。

各種メディアにも取り上げられていることもあって、「これは一度乗っておかなければ」ということで今回乗車してみましたが、先述の通り、「よくぞバスという限られた空間でここまでまとめ上げたなぁ」というのが率直な感想でした。
特に、通路との仕切りに引き戸式扉を用いたことや、大型テーブルの採用、座り心地を良くしたゼログラビティシートなど、「個室空間」という部分にかなりの注力を注いだのではないかという印象を持ちました。

一方で、気になった点もいくつかありました。

一番気になったのは、やはりゼログラビティシートのリクライニング角度でしょうか。
実は「ドリームスリーパー東京大阪号」乗車の5日後に、中国バスの初代「ドリームスリーパー」ゼログラビティシートにも乗車する機会があったのですが、初代「ドリームスリーパー」ゼログラビティシートと比較してもリクライニング角度が浅く、どうしても姿勢が中途半端になってしまいます。
個室前後の壁に抉り(えぐり)を設けるか、シートの位置を若干前方にオフセットするなりして、リクライニングの角度をもう少し深くした方が良いのではと感じました。
併せて、薄く外れやすいヘッドレストカバーも、キャップ式にするなど外れにくい工夫を施すか、不可能であればカバー自体外しても問題ないのではとも感じました。
(因みに、中国バス「ドリームスリーパー」のシートには、ヘッドレストのカバーが無かったかと記憶しています。)

それから、東京、大阪側の発着場所についても、東京側の池袋駅西口1か所のみというのは、集客面から見て少々弱い気がします。
発着バースの絡みもありますが、出来ることならばバスタ新宿への乗り入れも期待したいところです。
関東バス・両備ホールディングス共に他路線で乗り入れの実績がありますし、一大ターミナルであるバスタ新宿から乗車出来るメリットは、乗客にとっても事業者にとっても大きい筈です。
同時に、東京池袋と同様に、大阪側での到着後サービス(サウナ割引サービスなど)の提供も期待したいところです。

そして、私も含め皆さんが一番気になるのは、「このバスに片道20,000円払えるか?」ということではないでしょうか。
これに関しては、人によって意見が分かれるところだと思いますが、現行のサービスであれば「お金がある時であれば使っても良いかなぁ・・・。」というのが私の意見です。
片道数千円から乗車出来る東京~大阪間の高速バスにおいて、バスに片道20,000円支払うのは正直抵抗があるかと思います。
私も最初は正直抵抗を感じましたし・・・。
ですが、昨今の東京、大阪地区のホテル代の高騰や、「ドリームスリーパー東京大阪号」の車両自体の完成度の高さ、そして回りを気にせずに思い思いの時間を過ごせられる個室型バスならではの良さを考慮すると、「リピーターとして使用するのにはキツイが、お金に余裕がある時であれば積極的に使っても良いかなぁ・・・」というのが私の考えです。
もっとも、事業者側からすると、全国一流動量の多い東京~大阪間において、僅か11名集めるだけで事業としては成り立つわけで、人によっては「ニッチな需要に特化した、敷居の高い夜行高速バス」という見方が出来るかもしれません。
事業者側も、ターゲットの利用者層をある程度絞っているようですし、もしかすると、このバスの良さにはまった比較的裕福なビジネスマンや女性客が、今後リピーターとして利用する可能性もあるかもしれません。
何はともあれ、「ドリームスリーパー東京大阪号」には、かつてのJR寝台特急「北斗星」「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」のような憧れの乗り物に成長して欲しいですし、まずは現状に満足せずに、より至高の夜行高速バスをめざして欲しいですね。

「ようこそ、ワンランク上の快適な移動空間へ」の謳い文句でデビューした「ドリームスリーパー東京大阪号」。
色々と書きましたが、エンターテイメントとして考えると面白いバスだと思います。
周りを気にせずに自分の時間を過ごしながら移動したい方には是非ともお勧めしたいですね。
あとは予算と時間を考慮してといったところでしょうか・・・。
現在は週末を中心に混み合っているようですが、興味がある方は話のネタ作りにでも乗車してみてはいかがでしょうか。

関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 ・・・1 両備バス門真車庫にて その4


【乗車データ】 
  • 乗車日:2017/02/13
  • 乗車区間:
    池袋駅西口→両備バス門真車庫
  • 運行会社:関東バス
  • 車両:三菱/エアロクイーン(QTG-MS96VP)
  • 年式:2016年式
  • 所属:丸山営業所
  • 社番:1

共同運行会社の両備ホールディングス担当便の乗車記はこちらからどうぞ。
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