前回、商船三井さんふらわ「さんふらわあ かむい」(苫小牧~大洗航路深夜便)の乗船記をご紹介しましたが・・・
商船三井さんふらわあ「さんふらわあ かむい」
実は現在、商船三井さんふらわで1年間にわたるスタンプラリー企画が開催されています。
その名も、
「さんふらわあ 端ッコスタンプラリー第二弾」
です。
前回の第一弾は、日本最北端の北海道宗谷岬と日本最南端の鹿児島県佐多岬を訪問し、さらに商船三井さんふらわあが就航する苫小牧~大洗航路と関西~九州航路各1航路に乗船してデジタルスタンプを集めると、コンプリート賞として景品がもらえる他、抽選で乗船券が当たるという企画でしたが、今回の第2弾は、日本最東端の北海道納沙布岬と日本最西端の長崎県神崎鼻を訪問し、さらに商船三井さんふらわあが就航する苫小牧~大洗航路と関西~九州航路各1航路に乗船してデジタルスタンプを集めるという企画になっております。
コンプリート賞のプレゼント応募は、6つのスタンプ捺印欄のうち、上記条件を満たした4つを集めれば応募出来ますが、
「これは参加するしかない!参加するからには4つとはいわずに6つ全てのスタンプを集めるぞ!」
ということで、「さんふらわあ かむい」乗船時にスタンプラリー参加を決め、船内で1個目のスタンプをゲット。
その記録をブログにも残したいと思い、今回から不定期で「さんふらわあ 端っコ スタンプラリー」スタンプ収集の旅と題し、その旅の模様をお届けすることになりました。
1回目の今回は、ズバリ【北海道編】
自宅のある札幌と根室市納沙布岬の間を往復した時の模様をご紹介します。
納沙布岬を訪れるのは、実に数年ぶり。
自宅を出る前から楽しみで仕方がありませんでした。
スタンプラリー参加にはアプリが必要
旅の模様をご紹介する前に、スタンプラリーの参加方法を簡単にご紹介します。
「さんふらわあ 端っコ スタンプラリー」参加には、スマートフォンアプリ「CocoAR(ココアル)」をダウンロードしインストールする必要があります。
「CocoAR(ココアル)」は、クラウドサーカス株式会社が提供するARアプリ。
アプリをかざすことで、キャラクターの3Dや音楽、動画、おみくじなどの様々なコンテンツを体験出来、各種イベントやスタンプラリー、パンフレットや商品パッケージなど色んな場所で利用されています。

CocoAR(ココアル)
ダウンロード、インストールは無料で出来、iPhoneであればApp Storeから、AndroidスマホであればGoogle Playからダウンロードすることが出来ます。(以下のQRコードからダウンロード出来ます。)

CocoAR QRコード
スタンプの集め方ですが、「CocoAR(ココアル)」のアプリを起動後、チェックポイントにあるポスター内のARマーカー部分(下記赤枠部分)を読み取り、「スタンプ取得はこちらをタップ!」をタップすると、スタンプをゲットすることが出来ます。

さんふらわあ-端っコスタンプラリー 読み込み用ポスター

さんふらわあ-端っコスタンプラリー スタンプゲット画面
但し、ARマーカー部分の読み取りにはコツがいるのと、「スタンプ取得はこちらをタップ!」と記した半透明のスペース部分の文字が小さく背景に紛れて目立たないため、慣れるまでには少し時間がかかるかもしれません。(私も最初は苦労しました。)
以上の方法で、日本最東端の北海道納沙布岬と日本最西端の長崎県神崎鼻、商船三井さんふらわあが就航する苫小牧~大洗航路と関西~九州航路の船内にあるARマーカーを読み込んで、デジタルスタンプを集めていきます。
都市間バスと鉄道、路線バスを乗り継いで日本最東端の街「根室」へ・・・
先述の通り、今回の目的地は根室市の納沙布岬です。
本来であれば、JRを乗り継いで移動するか根室中標津まで飛行機を利用するかになると思いますが、今回は時間に余裕があったことから、以下の方法で移動しました。
1日目 札幌→斜里 斜里バス「イーグルライナー」夜行便
2025年3月とある日の深夜。
やって来たのは、札幌市中央区大通にある中央バス札幌ターミナルです。
22時を回っているということもあり、バスターミナル周辺はひっそりとしています。
この時間帯、以前は釧路や北見・網走、函館行きの夜行バスが発着していましたが、函館行きの夜行便が廃止された他、釧路行き夜行便や北見・網走行きの夜行便も事実上休止状態であることから、1階の待合室はひっそりとしています。
まずは、こちらから斜里バスが運行する都市間バス「イーグルライナー」夜行便で知床斜里へ向かいます。
乗車した車両はこちら。
斜里バス本社営業所所属375号車(三菱エアロクイーン QRG-MS96VP)です。
札幌~斜里・ウトロ線「イーグルライナー」の専用車として活躍しています。
のりばへ移動してみると・・・既にバスが待機しておりました。
23時15分 中央バス札幌ターミナル発車
23時00分過ぎ、バスが5番のりばに入線。
乗車改札が始まります。
乗車改札を受け、車内に入ります。
車内は、3列独立シート29乗りの夜行高速仕様になっています。
トイレは車内中央部に設置、座席と通路を仕切る通路カーテンは設置されていません。
シートは、天龍工業製の夜行用シートを採用。
足置き台(フットレスト)やレッグレストを完備しますが、残念ながらモバイル充電用のコンセント・USBポートは設置していません。
移動中にスマートホンなどの充電をされたい方は、事前にモバイルバッテリーを準備しておきましょう。
23時15分、乗客が全員揃ったところで、バスは中央バス札幌ターミナルを発車。
札幌市内の国道12号や環状通などを経由し、札幌インターから道央自動車道に入ります。
札幌インターから道央自動車道に入ったところで、車内は完全消灯。
翌朝までお休みタイムとなります。
なお、「イーグルライナー」の夜行便は開放休憩がありませんので、飲料類の購入は乗車前に済ませておきましょう。
私もシートを倒して目を瞑ると、いつしか夢の中へ。
翌朝の案内放送まで目を覚ますことはありませんでした。
05時35分 斜里バスターミナル到着
翌朝05時00分過ぎ、車内灯点灯と案内放送で目が覚めます。
まもなく、小清水バス停に到着する様です。
春休み期間中ということもあり、この日は私を含めて20人弱の乗客が乗車。
小清水バス停では4名程が下車していきました。
日が昇り始めた国道334号を、バスは斜里町へ向けてひた走ります。
05時35分、定刻より10分早く、バスは斜里バスターミナルに到着。
私を含め10名程の乗客が下車しました。
札幌から約6時間半。
ひと眠りすれば一気に知床斜里へ移動出来る・・・・なんて便利な乗りものなのでしょう!
この路線の夜行便に乗車する度に思います。
沿線人口が多くないため、採算的にどうなのか・・・という疑問はありますが、これまで、そして今回乗車した車内を見る限りでは、地元の方を中心に利用が根付いているのかなぁと感じました。
「イーグルライナー」については過去記事でも紹介していますので、路線についての考察はここではしませんが、今後も斜里・知床と札幌を乗り換えなしで結ぶ主要交通機関として末永く運行し続けることを願いたいものです。
【乗車データ】
- 乗車日:2025/03/27
- 乗車区間:
中央バス札幌ターミナル→斜里バスターミナル - 運行会社:斜里バス
- 車両:三菱/エアロクイーン(QRG-MS96VP)
- 年式:2015年式
- 所属:本社営業所
- 社番:375
都市間バス「イーグルライナー」の概要
<運行区間>
札幌発:中央バス札幌ターミナル→斜里バスターミナル・ホテル知床
斜里・ウトロ発:ホテル知床・斜里バスターミナル→北2西3
<運行会社>
斜里バス
<所要時間>
札幌発:7時間30分
斜里・ウトロ発:7時間12分
<運賃>
札幌~斜里:7,800円(往復14,800円、4枚つづり回数券27,900円)
札幌~ウトロ:8,900円(往復16,700円、4枚つづり回数券31,000円)
※学生片道運賃、学生往復運賃の設定もあります。
<使用車両>
スーパーハイデッカーまたはハイデッカー3列シート29人乗り
詳細は以下のリンクにてご確認願います。
⇒ イーグルライナー(北海道中央バス公式サイト)
2日目 斜里→釧路→根室 JR釧網本線4723D&根室交通「特急ねむろ号」
斜里からは、JR釧網本線と都市間バスを乗り継いで根室へ移動しますが、列車の発車時刻まで時間があることから、しばしバスターミナル周辺を散策します。
朝の斜里バスターミナルです。
早朝かつオフシーズンということもあってか、ひっそりとしています。
そんな中、バスターミナルに1台のマイクロバス(三菱ローザ)が。
バスターミナル横の営業所で点呼を行った後にウトロへ回送し、ウトロ発斜里行き始発便の運用に就く様です。
早朝の知床斜里駅周辺は、出発準備を行う列車のエンジン音が響き渡っています。
こちらは、JR知床斜里駅。
2007年(平成19)年12月に増改築され、お洒落な駅舎に生まれ変わりました。
駅舎の中です。
みどりの窓口はありますが、営業時間が限られています。
また、自動券売機は2025年3月初旬に撤去されており、乗車券はみどりの窓口で営業時間内に購入するか、営業時間外は列車車内もしくは目的地の駅窓口にて精算する必要があります。
駅待合室の様子です。
以前はこちらの一角に観光センターがありましたが、街中に移転したため、現在は待合施設のみとなっています。
遠くには斜里岳が。
頂上は雲がかかっていますが、雪景色の斜里岳も美しいですね。
07時25分 知床斜里駅発車
知床斜里駅から乗車したのは、始発の07時25分発釧路行き普通列車4723D。
今やJR北海道のローカル線主力車両として活躍しているH100形電気式気動車です。
「DECMO」(デクモ)という愛称が付けられており、車体には大きな「DECMO」のロゴが配置されています。
車内は、ロングシートと固定式クロスシートの混合座席。
クロスシートは膝が当たらない程の広さがあるものの、シートクッションが(筆者的には)固く、長時間移動には結構きついシートの様に思えます。
知床斜里駅を発車した列車は、雪化粧している山々などを眺めながら釧路をめざします。
釧網本線といえば、個人的に「春から秋」というイメージが強いのですが、冬の釧網本線の車窓も素晴らしいですね。
乗客が少なくひっそりとした車内ですが・・・
冬ならではの景色を眺めながら移動時間を楽しみます。
川湯温泉駅では、釧路発網走行き始発列車4726Dとの行き違いで5分程停車。
停車中の列車も写真に収めます。
08時33分、摩周駅に到着。
多くの乗客が乗車し、車内は賑やかになります。
その約20分後の08時57分、標茶駅に到着します。
標茶駅は、かつての国鉄→JR標津線本線の(標茶~根室標津)の乗換駅。
1989(平成元)年4月30日に全線廃止された以降は、阿寒バス(本社:釧路市)が代替バスを運行して来ましたが、2025年3月31日をもって標茶~西春別間が廃止され、現在はかつての標津線本線の跡をバスで移動することが出来なくなっています。
キャプション
10時00分 釧路駅到着
標茶駅からは、釧路湿原が車窓一面に広がります。
この景色を楽しみに釧網本線を利用する観光客も多く、春から秋にかけては「くしろ湿原ノロッコ」が、冬には「SL冬の湿原号」が運行されることでも有名です。
塘路駅では、釧路発網走行き4728D「しれとこ摩周号」との行き違いで10分程停車します。
降りてトイレを済ませたり、駅舎や駅名盤をバックに記念撮影する観光客をちらほら見かけました。
釧路方面から網走行き4728D「しれとこ摩周号」が入線。
単行編成でしたが、車内は混雑している様でした。
塘路駅から釧路湿原を南下し、遠矢駅を過ぎると、列車は釧路市の市街地に入ります。
その後、東釧路駅に停車した列車は、釧路川の鉄橋を渡り、定刻の10時00分に終点の釧路駅に到着しました。
現在の釧路駅駅舎が建てられたのは1961(昭和36)年。
人でいうところの還暦を迎えていますが、将来の高架化に併せて市中心部を再整備する計画はあるものの、この再整備事業について現行の計画の是非を問う住民投票を検討しているという話もあり、具体的なスケジュールがまだ決まっていない状況です。
もう暫くはこの駅舎を使用する思われますが、老朽化も進んでいることから、一刻も早い再整備計画の策定と工事着工を望みたいものです。
JR釧網本線の概要
<運行区間>
東釧路~網走間(路線距離166.2 km)
※列車自体は釧路発着で運行。
<運行会社>
JR北海道
<所要時間>
釧路~網走間 3時間07分~3時間49分
<運賃>
釧路~網走間:4,400円
釧路~知床斜里間:3,520円
<使用車両>
JR北海道H100形電気式気動車
13時30分 釧路駅バスターミナル発車
釧路から根室までどうやって移動するのか・・・。
この流れですとJR花咲線で移動・・・・となりそうですが、今回はあえて都市間バス「特急ねむろ号」で移動することにしました。
根室交通「特急ねむろ号」 釧路駅前にて
昨年の夏から秋にかけて「路線維持困難」と報道された「特急ねむろ号」ですが、結局のところ、令和6年度は同年10月1日から1年間、現行の平日3往復を2往復、土日祝2往復を1往復に運行本数を減便して運行することを決定、令和7年10月以降の運行については、1年間にわたり関係自治体並びに交通事業者で維持存続に向けた協議を行い、持続可能な交通ネットワークの在り方を検討するとなっています。
2025年4月1日からは「客貨混載」も始まりましたが、検討結果のタイムリミットも迫っており、果たして令和7年10月以降も運行が継続されるのか、気になるところです。
乗車した車両はこちら。
根室交通有磯営業所所属2201号車(いすゞガーラHD QTG-RU1ASCJ)です。
元々は札幌~根室線「オーロラ号」の専用車として導入されましたが、現在は「オーロラ号」の他、中標津空港線(根室~中標津空港)、「特急ねむろ号」(釧路~根室)でも活躍する、オールマイティーな車両になっています。
写真はありませんが、車内は3列独立シート29人乗りの夜行高速仕様になっています。
トイレは車内中央部に設置、座席と通路を仕切る通路カーテンは窓側座席に設置されています。
シートは、天龍工業製の夜行用シートを採用。
足置き台(フットレスト)やレッグレストを完備しており、通常は4列シート車で運行される「特急ねむろ号」でこの車両は、運が良かったというしかありませんね。
「特急ねむろ号」の始発はくしろバス本社ですが、今回は釧路駅バスターミナルから乗車します。
発車時刻の13時30分、バスが釧路駅バスターミナル8番のりばに到着し、乗車改札が始まります。
私を含め5名程乗車し、定刻より若干遅れて釧路駅バスターミナルを発車したバスは、十字街、釧路三慈会病院、市立病院、イオン釧路店、場外馬券所と細かく停車します。
この中で一番乗車が多かったのは、イオン釧路店。
「通院バス」とも呼ばれている「特急ねむろ号」ですが、意外?とイオン釧路店からの乗車も多いそうで、通院客以外に根室からの買い物客にも利用されている様に見受けられました。
イオン釧路店を発車したバスは、国道44号を根室へ向けてひた走ります。
延々と続く国道を、バスは一定の速度で走行します。
厚岸町に近づくと、右手には太平洋が広がります。
外は生憎の雨。
天気が良ければ素晴らしい車窓が堪能出来るのですが、こればかりは仕方がありませんね。
茶内で降車扱いのために停車したバスは、浜中、姉別、厚床駅前の各バス停を通過、さらに国道44号を東へ進みます。
写真はありませんが、厚床駅前の近くには、かつての根室交通の車庫が残っていました。
かつての国鉄→JR標津線支線(中標津~厚床)の代替バス運行開始に併せて造られましたが、代替バスが廃止され中標津空港線(根室~中標津空港)に統合されたことにより、車庫ととしての役目を終えたのです。
いずれは取り壊されると思いますが、あとどれ位の間残しておくのでしょうか・・・。
15時50分 根室駅前ターミナル到着
左手に根室湾が見えると、根室市中心部まであと少しです。
この後、バスは西浜町9丁目、西浜町2丁目、根室花まる前にて降車扱いのために停車。
そして、15時50分、定刻より若干早く根室駅前ターミナルに到着しました。
バスの終点は根室交通有磯営業所ですが、雨が降っているのと出来るだけ早くホテルにチェックインしたいということもあり、今回は根室駅前ターミナルで下車。
チェックインの前に、ひっそりと静まり返っているJR根室駅に立ち寄ります。
東根室駅の廃止により、根室駅は「日本最東端の駅」の座を奪還しました。
根室駅の時刻表です。
昔はもう少し本数があったと記憶していますが、現在の発着本数は1日5本と末期のローカル線並みの本数。
昨今の利用状況を鑑み早朝の列車が廃止されたことで、札幌、釧路方面から鉄道で朝に根室を訪れることが事実上出来なくなりました。
これは観光客にとって結構な痛手なのではと思います。
ということで、久しぶりに乗車した「特急ねむろ号」ですが、やはり「車を持っていない人が釧路地区主要病院やイオン釧路店など買い物へ出かける人向けのバス」といった印象が強いです。
JRの減便で早朝に根室から移動出来る交通機関がバスのみになった今、果たして今後も路線維持が出来るのか、改めて注目したいです。
【乗車データ】
- 乗車日:2025/03/28
- 乗車区間:
釧路駅バスターミナル→根室駅前ターミナル - 運行会社:根室交通
- 車両:いすゞ/ガーラHD(QTG-RU1ASCJ)
- 年式:2017年
- 所属:有磯営業所
- 社番:2201
都市間バス「特急ねむろ号」の概要
<運行区間>
くしろバス本社・釧路駅バスターミナル~根室駅前ターミナル・根室交通有磯営業所
<運行会社>
くしろバス・根室交通
<所要時間>
平日:3時間20分
土休日:2時間50分~2時間55分
<運賃>
釧路~根室:2,290円(往復4,380円、4枚つづり回数券8,230円、6枚つづり回数券10,390円)
<使用車両>
ハイデッカー3列シート29人乗りまたは4列シート42人乗り
詳細は以下のリンクにてご確認願います。
⇒ 都市間バス『特急ねむろ号』乗車料金・時刻表(根室交通公式サイト)
日本最東端「納沙布岬」へ・・・
3日目① 根室交通「納沙布線」 根室駅前ターミナル~納沙布岬
翌朝、いよいよ日本最東端の根室市納沙布岬へ向かいます。
ホテルをチェックアウトして向かったのは、根室駅前ターミナルの建物。
1階にはバス待合所と窓口、自動券売機、根室市観光協会の案内所と売店があり、2階には根室交通の本社が入居しています。
※根室交通の本社は2025年4月に有磯営業所敷地内に移転しました。
自動券売機は、現金専用とキャッシュレス専用に分かれています。
キャッシュレス専用券売機については、都市間路線とフリー乗車券が購入出来、クレジットカードの他、コード決済(PayPayなど)が利用出来る様になっています。
窓口の上に掲げられている時刻表です。
昔と比べると便数がかなり減りましたね。
待合室内には、この様なバス発車時刻を知らせるモニターが設置されています。
根室駅前ターミナル08時20分発→納沙布岬09時04着
根室駅から納沙布岬までもバスで移動。
根室交通「納沙布線」(根室駅前ターミナル~納沙布岬)に乗車し、日本最東端の納沙布岬をめざします。
根室交通「納沙布線」(根室駅前ターミナル~納沙布岬)
乗車したのは、根室駅前ターミナル08時20分発の便。
こちらの日野レインボーHR9m仕様(ノンステップバス)が充てられていました。。
自社発注の車両とは思えないのですが、どこから来た車両なのでしょうか・・・。
車内はこの様になっております。
一般的なノンステップバスの仕様ですね。
今回は根室駅~納沙布岬間を往復した後、さらにもう1回バスに乗車する予定があるため、写真の1日フリー乗車券を購入しました。
先程ご紹介したキャッシュレス専用券売機で支払いした後、排出される引換券をバス車内で乗務員に渡すと、乗務員からフリー乗車券が渡されるという方式になっていました。
08時20分、定刻に根室駅前ターミナルを発車したバスは、市役所前、弥栄町1丁目(イオン根室店前)、市立病院前、有磯営業所前と根室市中心部に停車したのち、根室半島を1周する道道根室半島線を納沙布岬へ向けてひた走ります。
根室高校前を過ぎると、それまでの風景が一変し、長閑な風景が車窓一面に広がります。
根室駅前ターミナルを発車して約40分後の09時04分、終点の納沙布岬に到着です。
日本最東端の地に降り立ちました。
到着後、バスは折り返しの根室駅前ターミナル行き運行まで、待機所でしばしのひと休みとなります。
日本最東端の地 根室納沙布岬
納沙布岬到着から折り返しの根室駅前ターミナル行きバスの発車時刻までは、50分程しかありません。
折角来てスタンプがゲット出来ない・・・というのは洒落になりませんので、まずはARマーカーが設置されている根室市北方資料館を訪問します。
こちら根室市北方資料館では、「戦前の北方領土の生活」にスポットを当て、島での「衣・食・住」を中心とした資料を展示しているのが特徴。
北方領土関連の書籍や思い出の品、当時の写真が展示されているほか、ジオラマコーナーやシアタールームなどもあり当時の四島の生活を知ることが出来る様になっています。
時間をかけてじっくり見たいところですが、館内をざっと見たところで、スタンプを入手しましょう。
ARマーカーが印刷されているポスターは、館内1階のインフォメーションボードに掲げられています。
ARマーカーを読み込み、無事に2個目のスタンプを入手出来ました。
こちらは、もう一つの展示施設である北方館・望郷の家です。
北方館(画像右側)は、1980(昭和55)年8月に納沙布岬に北方領土問題対策協会が開設、北方領土問題の発生の状況や歴史的経緯をわかりやすく解説した資料を展示しています。
また、望郷の家(画像左側)は、北方領土の島々を追われた元島民の心の拠り所として、1972(昭和47)年4月に千島歯舞諸島居住者連盟が開設、戦前の島民の生活関連資料や島々における町並み、住居表示を折り込んだ地図などが展示されています。
もちろん、来たからには納沙布岬も見ておきましょう。
右手には納沙布岬灯台が見えますね。
すぐ目の前には歯舞群島が。
「近くて遠い島」を物語っています。
北側の望郷の岬公園には、「希望の鐘」と北方領土返還祈念シンボル像「四島のかけ橋」「祈りの火」があります。
そして、岬の左手には国後島が見えます。
こんなにはっきりと見えるとは・・・色々と考えさせられます。
陸地側にある望郷の塔(通称:オーロラタワー)は、2020年3月以降休館が続いている施設。
営業再開を諦めてはいないそうですが、果たして今後営業を再開することはあるのでしょうか・・・。
納沙布岬09時55発→根室駅前ターミナル10時39分着
もっと長くいたかったのですが、折り返しのバスの時間がやって来ました。
納沙布岬09時55発根室駅前ターミナル行きのバスに乗車します。
往路で乗車したバスと同じ車両で、45分程かけて根室駅前ターミナルへ戻ります。
往路とは異なり、復路は海沿いの景色の眺めながら根室駅前ターミナルをめざします。
納沙布岬を発車して44分後の10時39分、バスは定刻終点の根室駅前ターミナルに到着。
今回の目的を達成したところで、少し早いお昼を楽しむために、今度は根室駅前ターミナル11時05発納沙布岬行のバス(いすゞエルガミオ)で弥栄町1丁目まで移動します。
釧路からのJR花咲線普通列車5621Dの接続を受けている便ということもあり、バス車内は観光客で大賑わいでした。
老舗店で根室市の名物料理を・・・
根室を代表する食べものといえば、「花咲かに」「さんま」などがありますが、筆者としてはやはりこれが欠かせない・・・ということでやって来たのは、創業56年、日本最東端の老舗洋食喫茶店「どりあん」。
本物の根室市の名物料理「エスカロップ」が食べれるお店として、テレビ、ラジオ、雑誌などに数多く紹介されている有名店です。
こちらで根室市の名物料理「エスカロップ」を食べたいということでやって来ました。
もちろん注文したのは「エスカロップ」。
喫茶店ということで、クリームソーダを追加しました。
久しぶりに食べましたが、カツとバターライス、ドミグラスソースのマッチングが絶妙。
大変に美味しうございました。
根室交通「納沙布線」の概要
<運行区間>
根室駅前ターミナル~納沙布岬
<運行会社>
根室交通
<所要時間>
根室駅前ターミナル~納沙布岬間 44分
<運賃>
根室駅前ターミナル~納沙布岬:1,090円(往復1,970円、1日フリー乗車券2,080円)
<使用車両>
中型もしくは大型のノンステップバス、ワンステップバス、ツーステップバス
詳細は以下のリンクにてご確認願います。
⇒ 路線バス時刻表・料金表(根室交通公式サイト)
鉄道と都市間バスを乗り継いで帰札の路へ・・・
美味しいお昼ご飯を食べ、すっかり満足したところで、根室駅前ターミナル内の売店で根室名物「オランダせんべい」を購入。
帰路のおやつとなりました(笑)。
3日目② 根室→釧路 JR花咲線5628D
目的を全て達成したところで、自宅のある札幌へ戻ります。
時刻は13時過ぎ。
この時間は釧路行き都市間バス「ねむろ号」の運行もないため、根室から釧路までJR花咲線の普通列車で移動した後、釧路からは札幌行き都市間バス「スターライト釧路号」で帰札することにしました。
まずは、JR根室駅へ移動します。
投函すると幸せになれるという幸せを届ける黄色いポストです。
この根室の地にも2019(令和元)年10月に設置されました。
この様な取り組みが少しでも利用客増加に繋がると嬉しいのですが・・・。
13時36分 根室駅発車
根室から乗車したのは、根室13時36分発の釧路行き普通列車5628D。
国鉄時代末期に製造されたキハ54系500番台で、現在は花咲線の他、宗谷本線の一部列車、留萌本線、根室本線の滝川~富良野間などで活躍しています。
車内は、ロングシートと新幹線0系電車の廃車発生品である「海峡」用のオハ50系から再転用した転換クロスシートの混合座席。
シートピッチはさほど広くありませんが、個人的にはH100形のシートよりもこちらのシートが疲れ難いと感じます。
13時36分、定刻に根室駅を発車した列車は、廃駅となった旧東根室駅を通過し、左手に海を眺めながら釧路をめざします。
厚床駅に近づくと、それまでの景色が一変。
「これぞ北海道!」といわんばかりの景色が車窓一面に広がります。
浜中駅に到着です。
神出鬼没の大泥棒がいますね(笑)。
厚岸駅に近づくと、湿地帯の風景が広がります。
厚岸湖が見えると、まもなく厚岸駅に到着します。
厚岸駅を発車すると、左手には再び太平洋が見えて来ます。
その後、車内でうたた寝してしまい、気が付くと列車は東釧路駅を過ぎ、釧路川の鉄橋を渡っているところでした。
16時03分、列車は定刻に釧路駅に到着。
景色を眺め、うたた寝しているうちに着いてしまった・・・そんな感覚の花咲線での移動でございました。
JR花咲線の概要
<運行区間>
釧路~根室間(路線距離135.4km)
<運行会社>
JR北海道
<所要時間>
釧路~根室間 2時間11分~2時間45分
<運賃>
釧路~根室間:3,080円
<使用車両>
JR北海道キハ54系500番台気動車
3日目③ 釧路→札幌 北海道中央バス「スターライト釧路号」
今回の旅の最後は、北海道中央バスの都市間バス「スターライト釧路号」で札幌へ戻ります。
釧路駅でバス車内での飲食物を購入し、くしろバスの路線バスでくしろバス本社へ。
折角なので・・・ということで、今回も始発のくしろバス本社から乗車することにしました。
乗車したのはこちらのバス。
北海道中央バス札幌北営業所所属4946号車(いすゞガーラSHD 2RG-RU1ESDJ)です。
この車両、元々は札幌~北見・網走線「ドリーミントオホーツク号」をメインに活躍していましたが、最近は「スターライト釧路号」にも充てられています。
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様になっています。
トイレは車内中央部に設置されており、座席と通路を仕切るカーテンは窓側座席のみに設置されています。
シートは、天龍工業製の夜行用シートを採用。
可動式枕を装備しており、座り心地も中々のものです。
もちろん、足置き台(フォットレスト)とレッグレストも完備。
各座席にはモバイル充電用のコンセントも設置しています。
17時45分 くしろバス本社発車
くしろバス本社に到着すると、まもなくして乗車するバスが入線、乗車改札となりました。
メール乗車票を乗務員に提示し、指定された座席に着席、バスの発車を待ちます。
17時45分、バスは定刻にくしろバス本社を発車。
雄鉄線通、国道44号を経由して、釧路駅バスターミナルへ向かいます。
釧路駅バスターミナル(イメージ)
釧路駅バスターミナルでは10名弱の乗客が乗車し、18時05分定刻に発車。
新釧路川を渡り、国道38号に入ったバスは、鳥取分岐と大楽毛駅前で乗車扱いのために停車します。
大楽毛からは進路を変え、国道240号を北上。
阿寒インター手前で1回目の乗務員交代を終えた後、阿寒インターから道東自動車道に入り、道東自動車道~道央自動車道を経由して札幌市内をめざします。
外は日がすっかり暮れて真っ暗。
夕食を済ませた後、手持ちのスマートフォンで音楽を楽しんだりして、ゆったりバス移動を楽しみます。
途中の開放休憩は、十勝管内芽室町にある十勝平原サービスエリアで10分間設定されています。
併せて、こちらでは2回目の乗務員交代も行われます。
サービスエリアとはいいつつも、施設はトイレと自販機、ドックランのみ。
レストランや売店はありませんので、正直な話、立ち寄る人はあまりいない印象を受けます。
バスもしばしのひと休みですが、乗客が全員戻って来たところですぐに人数確認を行い、定刻よりも早めに発車します。
22時41分 札幌駅前(都市間バス降車場)到着
十勝平原サービスエリアを発車したバスは、暗闇の道東自動車道を札幌へ向けてひた走ります。
21時32分、由仁パーキングエリアにて3回目の乗務員交代を実施。
その約20分後の21時55分、千歳恵庭ジャンクションを通過し、ここから先は道央自動車道を北上、札幌市内をめざします。
22時09分、札幌南インターを追加。
その5分後の22時14分、札幌市内最初の降車停留所である大谷地バスターミナル(地下鉄大谷地駅)に到着します。
こちらでは、2名が下車していきました。
次の地下鉄南郷18丁目駅(降車専用)は降車客がおらずに通過。
清田通から国道12号に入り、札幌市中心部をめざします。
札幌市中心部に入り、時計台前、北2西3も降車客がいないということで通過することに。
終点の札幌駅前まで直行します。
そして、22時41分、定刻よりも30分以上早く、バスは終点の札幌駅前(都市間バス降車場)に到着しました。
毎度のことながら、「スターライト釧路号」の釧路発最終便は、余程のことがない限り早着することが多い気がします。
それだけダイヤに余裕を持たせているのか分かりませんが、今回もあっという間に感じた5時間弱の釧路~札幌間のバス移動でございました。
なお、「スターライト釧路号」は、2025年4月1日のダイヤ改正から運行経路を変更しております。
道東自動車道の阿寒インター~釧路西インター間延伸に伴うもので、これまでの阿寒インター経由から釧路西インター経由に変更され、所要時間も20分短縮の5時間15分(札幌駅前~釧路駅バスターミナル間)とさらにスピードアップしました。
運行経路変更に伴い、一部停留所の改廃や釧路側の始発地変更が行われていますので、最新時刻は運行会社の公式サイトなどでご確認いただく様お願いします。
【乗車データ】
- 乗車日:2025/03/29
- 乗車区間:
くしろバス本社→札幌駅前(都市間バス降車場) - 運行会社:北海道中央バス
- 車両:いすゞ/ガーラSHD(2RG-RU1ESDJ)
- 年式:2018年
- 所属:札幌北営業所
- 社番:4946
都市間バス「スターライト釧路号」の概要
<運行区間>
札幌駅前・大谷地バスターミナル~くしろバス本社・釧路駅バスターミナル
<運行会社>
北海道中央バス・くしろバス・阿寒バス
<所要時間>
下り(札幌→釧路):5時間15分
上り(釧路→札幌):5時間30分
<運賃>
札幌~釧路:5,230円~6,000円(早割運賃4,630円~5,400円)
※学割運賃の設定があります。
<使用車両>
スーパーハイデッカー3列シート28人~29人乗り
詳細は以下のリンクにてご確認願います。
⇒ スターライト釧路号(北海道中央バス公式サイト)
最後に
以上、長々となってしまいましたが、「さんふらわあ 端っコ スタンプラリー」スタンプ収集の旅【北海道編】と題し、2個目のスタンプを入手するための旅の模様をご紹介しました。
本来であれば、フェリーの乗船を絡めてご紹介するべきなのでしょうか、スケジュール的にも実現とはいかず、「フェリーはフェリー」「陸路移動は陸路移動」と別々のご紹介となってしまいました。
ですが、まずは2個目のスタンプも無事に入手することが出来、ひと安心しております。
で、この記事を作成する前に、実は3個目のスタンプも無事に入手しております(笑)。
私のSNSで既にアップしておりますが、3個目のスタンプを入手するための移動も、これまた陸路移動のみ。
ネタバレを少しすると、3個目のスタンプ入手の旅は、かなりの大移動となりました。
詳しくは、後日ブログと動画でご紹介出来ればと思っておりますので、どうかお楽しみに。
それにしても、「さんふらわあ 端っコ スタンプラリー」第2弾の終了まであと約5か月(2025年04月30日現在)。
何とか6つ全てのスタンプを入手したいとは思っているのですが、果たして実現出来るのか・・・まずは休みとお金のやりくりを頑張ります(笑)。

今回乗車した乗りもの達





