11時20分~11時35分 有磯海サービスエリアにて開放休憩
富山県に入ると、いかにも北陸らしい、長閑な風景が続きます。
三条・燕バス停を発車して3時間40分後の11時20分、バスは有磯海サービスエリアに到着します。
こちらでは、2回目の開放休憩として11時35分までの15分間停車しました。
有磯海サービスエリアは、富山県滑川市と魚津市にある北陸自動車道のサービスエリア。
名称の「ありそうみ」は実際に存在する地名ではなく、歌人「大伴家持」が詠んだ歌に由来する歌枕で、富山湾の海のことを指すとされています。
こちらのサービスエリアも、トイレ、自販機のほか、ショップ、スナックコーナー、レストラン、ガソリンスタンドと、設備が充実しており、多くの車やトラック、バスが停車する場所としても有名です。
金沢到着まで、あと約1時間。
バスも、しばしのひと休みです。
12時43分 金沢駅西口(金沢港口)到着
有磯海サービスエリアを発車したバスは、左右に広がる富山平野を眺めながら、終着地の金沢駅西口をめざします。
12時30分、金沢東インターを通過。
金沢市中心部までもう少しです。
駅西合同庁舎前は降車客がおらずに通過。
そして、12時43分、定刻より若干早く、バスは終点の金沢駅西口に到着しました。
金沢まで約4時間の長時間運行、お疲れ様でした。
乗客を降ろしたバスは、北陸鉄道の営業所へ回送されていったのでありました。
最後に
以上、高速バス「金沢~新潟線」北陸鉄道担当便での移動の模様をお届けしましたが、2回のサービスエリアでの開放休憩があったということもあってか、約4時間の移動があっという間に感じました。
景色を眺めているうちに、時間が過ぎていった・・・そんな感覚です。
車内設備は、4列シートのオーソドックスなものでしたが、トイレが完備されているのと、シートピッチが広いこともあり、苦に感じることはないでしょう。
加えて、乗り換えなしで目的地へ移動出来る利便性の良さも実感。
おいそれ乗車出来る路線ではありませんが、これはまたの機会、利用しても良いかなぁ・・・そう思える昼行高速バスでございました。
皆様も、機会がありましたら、是非一度利用してみてはいかがでしょうか。
【乗車データ】
- 乗車日:2025/04/20
- 乗車区間:
三条・燕→金沢駅西口(金沢港口) - 運行会社:北陸鉄道
- 車両:日野/セレガHD(2RG-RU1ESDA)
- 年式:2020年式
- 所属:金沢営業所
- 社番:20-469