南海バスからやって来た和歌山バス「サザンクロス」鎌倉線 823号車(日野セレガHD)

夜行バス

和歌山バス「サザンクロス」鎌倉線 ・823 鎌倉駅東口にて_01

和歌山バス「サザンクロス」鎌倉線 ・823 鎌倉駅東口にて_02

写真は、和歌山バス(本社:和歌山市)の夜行高速バス「サザンクロス」鎌倉線(大阪なんば・京都~小田原・鎌倉・横須賀・戸塚)で活躍する823号車です。

同社にとっては、2022年に江ノ電バスから同社へ移管されて以来、2台目の「サザンクロス」カラーの車両になります。

因みに、同社1台目の「サザンクロス」カラーの車両は、こちらの759号車。
以前にブログでもご紹介しました。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759
和歌山バス 759号車 日野セレガHD(PKG-RU1ESAA)


2台目「サザンクロス」カラー車も南海バスから移籍

今回ご紹介する823号車は、先述の通り2台目の「サザンクロス」カラーの車両。
2015年式の日野セレガHD(QRG-RU1ESBA)です。

で、小見出しからわかる通り、823号車も南海バス(本社:堺市)から移籍した車両となります。

では、南海バス時代の正体とは???
実は、こちらの南海バス堺営業所478号車でした。
南海バス「サザンクロス」鎌倉線 478 JR堺市駅前にて

元々この車両は、今は無き堺・なんば~東京線「ドリームなんば・堺号(サザンクロス)」の専用車として導入されましたが、運行撤退後は銚子線(大阪・京都~秋葉原・成田空港・銚子)や鎌倉線(堺・大阪・京都~小田原・鎌倉・戸塚)などで活躍します。
ところが、コロナ騒動が落ち着きつつあった2022年12月に、なんと和歌山バスへ移籍。
2台目「サザンクロス」カラー車として、「サザンクロス」鎌倉線(大阪なんば・京都~小田原・鎌倉・横須賀・戸塚)の運用に就くことになったのです。

このことは、事前告知という形で和歌山バスの公式Twitterで紹介されていました。



車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様となっています。
僚車の南海バス477号車(日野セレガHD QRG-RU1ESBA)と同様の仕様になっており、全席に座席と通路を仕切るカーテンを設置しています。
トイレは、車内中央部の階段を下りた突き当たりにあります。
※写真はイメージです。
和歌山バス「サザンクロス」鎌倉線 ・823

シートは、天龍工業製の夜行用シートを採用。
可動式枕を搭載し、頭部分を少し厚くしたハイグレード仕様になっています。
シートのリクライニング角度もかなり深く設定されています。
※写真はイメージです。
和歌山バス「サザンクロス」鎌倉線 ・823 シート

モバイル用充電は、コンセントタイプを採用しています。
和歌山バス「サザンクロス」鎌倉線 ・823 シート コンセント

(次ページに続きます。)