西武バス「関越高速バス新潟線」のいま
途中休憩は2回 あの「峠の釜めし」もゲット
今回乗車したのは、新潟万代シティバスセンター09時00分発の6便。西武バスが運行を担当します。
車両は、西武バス練馬営業所所属1779号車(いすゞガーラHD 2RG-RU1ESDJ)。
大手清涼飲料メーカーのラッピング広告が施されてがおりました。
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様。
グレーとブラウン、ツートン色の内装が特徴です。
夜行便にも対応出来る様、窓側座席には通路と座席を仕切るカーテンが設置されています。
トイレは、車内中央部の階段を下りた突き当たりに設置しています。
シートは、天龍工業製の夜行高速用シートを採用。
南海バス「サザンクロス」などで採用されているシートと同型のシートで、可動式枕を搭載しています。
座り心地が良いこのタイプのシートですが、リクライニング角度が若干浅めに感じました。
レッグレストや足置き台(フットレスト)はもちろん、モバイル中充電用USBポートも完備しています。
また、この車両では、フリーWi-fiサービスを提供していました。
1回の接続で120分間使用出来ます。(回数は無制限です。)
≪新型コロナウイルス対策≫
今回乗車した便の新型コロナウイルス対策は、以下の様になっておりました。
【主な新型コロナ感染症対策】(乗車当時のものです)
・座席使用制限:あり
※1A、1B、1Cの各座席を閉鎖
※窓側座席は通路カーテン付き
・車内消毒液設置:あり
・運転席回りのビニール製カーテン設置:あり
※運転席後部に透明のアクリルボードあり
・運行終了時の車内消毒:実施
・エアコンの外気導入:実施
メーカー公式【いすゞ自動車】バスの室内空調の操作方法について
・休憩時の車内換気:実施
・その他:
プラズマクラスターイオン発生装置を設置
乗務員のマスク着用 など
09時00分、新潟万代シティバスセンターを発車したバスは、新潟駅前16番のりばにて乗車扱いを行い、市内を走行後、新潟亀田インターから北陸自動車道に入ります。
新潟駅前を発車したところで、乗務員よりマイクを通じて各種案内が行われます。
老舗事業者ならではの、過不足ない丁寧な案内が印象に残ります。
新潟亀田インターから北陸自動車道に入ったバスは、関越トンネル手前の湯沢までの高速道路上の各バス停に立ち寄り、乗車扱いを行っていきます。
停留所の数も多く、鳥原、巻・潟東、三条燕、栄、長岡北、越路、小千谷、小出、六日町、湯沢と10カ所にものぼります。
途中停留所での乗車もそれなりにあり、北陸自動車道・関越自動車道沿線から東京方面への足としても機能しています。
この日は天候が良く、車窓もひと際美しく映りました。
「関越高速バス新潟線」では、途中2回の開放休憩が実施されます。
1回目の開放休憩は、新潟県長岡市の関越自動車道越後川口サービスエリア。
こちらでは、10時29分から11分間停車しました。
「関越高速バス」の休憩場所としても有名なこのサービスエリアですが、売店の品揃えが充実しているのが特徴のひとつ。
新潟県内の土産物を買い忘れた・・・という時には、こちらの売店を利用すると良いでしょう。
バスも、しばしのひと休みです。
越後サービスエリアを発車したバスは、ひき続き関越自動車道を南下。
湯沢バス停にて最後の乗車扱いを行い、約10kmにわたる関越トンネルを抜けると、群馬県に差し掛かります。
バスは群馬県を過ぎ、やがて埼玉県へ。
12時33分、越後川口サービスエリアから2時間程で、バスは2回目の休憩場所である埼玉県の関越自動車道上里サービスエリアに到着します。
こちらでは、12分間停車しました。
上里サービスエリアは、関越自動車道のサービスエリア、パーキングエリアの中でも有数の広さを誇るサービスエリア。
売店、レストランの施設が充実しており、長時間居ても飽きることはないでしょう。
反面、敷地が広いため、乗って来たバスの停車位置は下車時に確認しておきましょう。
バスも、ラストスパートの向けてひと休みです。
こちらには、あの「峠の釜めし」で有名な「おぎのや」の売店があります。
折角なので・・・ということで、久しぶりに買ってみました。
久しぶりに食べましたが、予想通りの美味さでした。
上里サービスエリアを発車したバスは、30分程で最初の降車停留所である川越的場に到着。
こちらでは1名下車しました。
その後、13時36分、新座料金所通過し、3分程で練馬インターを流出します。
練馬駅(練馬区役所前)で数名下車し、次の下落合駅は降車客がなく通過。
そして、14時13分、定刻より若干早く、バスは終点の池袋駅東口(高速バス降車場)に到着しました。
バスは、降車後の車内点検を済ませ、西武バス練馬営業所へ回送されます。
そして、私はというと・・・この日のうちに札幌へ戻る必要があったため、電車を乗り継いで成田空港へ。
帰札の路へと急ぐのでありました。
最後に
以上、西武バス「関越高速バス新潟線」のいまを、簡単な乗車記形式でお届けしました。緊急事態宣言が解除され、ようやく人の流れが戻りつつある最中ではありますが、今回乗車したの便の10名程度という乗客数の少なさを見る限りでは、断定は出来ないものの、コロナ禍前の状況に戻るには、まだまだ時間がかかりそうという印象を持ちました。
そして、ここ数日間の新変異株「オミクロン株」騒動など、コロナ騒動はまだ続いています。
「いい加減冷静になれ!」といいたいところではありますが、再度緊急事態宣言が発令されないとも限らず、残念ながら、コロナ騒動が落ちつくまでの間は、現状のままの運行体制を続けざる得ないのかなぁと感じました。
何度も書いていますが、世界中が冷静に対処し、コロナ騒動が一刻も早く落ち着くこと、そして人々の移動が気兼ねなく出来る普通の生活に一刻も早く戻ることを切に願っています。
【乗車データ】
- 乗車日:2021/10/18
- 乗車区間:
新潟万代シティバスセンター→池袋駅東口 - 運行会社:西武バス
- 車両:いすゞガーラHD(2RG-RU1ESDJ)
- 年式:2017年式
- 所属:練馬営業所
- 社番:1779
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