西日本鉄道「桜島号」夜行便 初代専用車 ~水曜どうでしょうでも登場した伝説?の車両~
いつもブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
今日は、ちょっと懐かしい夜行バス車両をご紹介します。
写真は、西日本鉄道の福岡~鹿児島線「桜島号」夜行便の初代専用車です。
今から10年以上前に撮影したものです。
当時の西鉄は基本的に名古屋以遠の路線のカラーを白夜行色、それ以外の路線のカラーをムーンライト色というふうに決めていました。
ですが、この「桜島号」夜行便に使用される車両については、どういう訳か、昼行便車両で使われてい「火の鳥カラー」がそのまま採用されました。
理由については不明ですが、もしかすると昼行便にも使える様に配慮したのかもしれません。
車内は独立3列シートの29人乗り夜行高速バス仕様となっています。
個室カーテンはA席側のみの装備でしたが、スリーピングシートも装備されており、当時の夜行便運行会社4社の中では、一番の快適性を誇っていたのではないでしょうか。
因みにこの車両、過去に他の路線の続行便として使用された事は殆ど無く、基本的には鹿児島線オンリーの運用だった様です。この為か、かなり長い期間活躍しており、少なくても1999年までは活躍していたと記憶しております。
そういえばこの車両、かつて「水曜どうでしょう」で登場したことをご存知でしょうか?
「水曜どうでしょう」といっても、例のサイコロ企画ではなく、1999年位に放送された「クイズ試験に出るどうでしょう」という企画でこのバスが登場しました。
その企画の内容ですが、確か・・・・・
・中学・高校・大学入試のレベルに応じてポイントが配布されて、解答者(大泉洋)が200点取ったら終了。
・不正解の場合は、実際にその場所へ行って正解を確かめる。
・時間内にクリアできないと罰ゲームとして四国八十八カ所巡りに行かされる。
というような企画だったと思います。
その中の後半の方の問題、
「江戸時代に「漢委奴(かんのなのわの)国王」と刻印された金印が出土したのはどこか?」
という問題に不正解だったため、鹿児島から福岡へ移動する際に登場したのが、この「桜島号」夜行便でした。
当時の放送を詳細までは覚えていないのですが、私の記憶が正しければ、「車内の温度が暑い!!」「乗客のマナーがなっていない!」とかで、最低ランクを付けていた様な。
ですが、現在は車両も変わっていますし、その様なことがない(筈です)ので、安心して利用してくださいね。
しかし、この車両が「水曜どうでしょう」に出ていたことを知っている人は、相当な「どうでしょう藩士」かもしれませんよ。
応援して頂けると嬉しいです。
↓ ↓ ↓ ↓
その他ランキング
にほんブログ村