北海道中央バス「高速はこだて号」夜行便 簡単な乗車記【札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅 南下編】

夜行バス, 高速バス乗車記

札幌~博多間を高速バスだけで縦断しようという旅企画『札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅』

南下編(札幌→博多)のトップバッターを飾ったのは、北海道中央バスの札幌~函館間都市間バス「高速はこだて号」夜行便です。
北海道中央バス「高速はこだて号」 3946

「高速はこだて号」については、このブログで何度か取り上げましたが、夜行便についてはこれまであまり紹介出来ずにいました。
今回、『札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅』のトップバッターとして選んだのは、行程的なものが最大の理由でしたが、ブログでも一度取り上げたいというのも理由のひとつにありました。

普段から利用客が多い「高速はこだて号」夜行便、いったいどんなバスなのでしょうか。

旅の始まりは百貨店前のバス停から

やって来たのは、JR札幌駅前南口に位置する札幌駅前(東急百貨店南口)バスのりばです。
札幌駅前(東急百貨店南口)バスのりば_01

札幌駅前(東急百貨店南口)バスのりば_02

「高速はこだて号」は、昼行便と夜行便で札幌駅前ののりばが異なり、昼行便が札幌駅前ターミナル(ESTA1階)から発車するの対し、夜行便は札幌駅前(東急百貨店南口)から発車します。
これは、札幌駅前ターミナルの乗車バースが23時に閉まってしまうからでして、同様の扱いは、札幌~釧路線「スターライト釧路号」でも行われています。

発車の10分前にはバスが入線し、改札が始まります。

今回乗車した車両は、北海道中央バス札幌北営業所所属の3947号車(日野セレガSHD QRG-RU1ESBA)。
お馴染みの北海道中央バス都市間路線カラーを纏った、スーパーハイデッカー車になります。
北海道中央バス「高速はこだて号」 3947

乗務員の改札を受け、早速車内に入ってみます。

「高速はこだて号」の車内は?

車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様になっています。
トイレ入口前の座席が無く、フリースペースになっているのが特徴です。
座席は、可動式枕を搭載したタイプを採用。
コンセントも完備しています。
(写真はイメージです。)
北海道中央バス「高速はこだて号」 3947 車内

北海道中央バス「高速はこだて号」 3947 シート

また、写真にはありませんが、この車両には窓側座席に座席と通路を仕切るカーテンが設置されていました。
回りを気にせずに休みたい方にはありがたいサービスです。

もちろん、スリッパと毛布も各座席に完備しています。

途中休憩なしのノンストップ運行

23時35分 札幌駅前(東急百貨店南口)発車

予約済みの乗客が揃い、バスは23時35分定刻に 札幌駅前(東急百貨店南口)発車を発車します。
市内の一般道を5分程走行し、札幌テレビ塔東側の中央バス札幌ターミナルにて乗車扱いを行います。


23時35分 中央バス札幌ターミナル発車

中央バス札幌ターミナルでの乗車扱いが終わったところで、バスのドアが閉められ、発車前に交代乗務員が自己紹介や車内設備についての案内を行います。
案内がひと通り終わったところで、乗務員が車内を一巡し、不明点がないかなどを確認します。

その後、バスは発車。
国道12号を大谷地付近まで走行します。


00時00分 消灯

00時00分に車内は消灯。
朝の4時過ぎまで、お休みタイムとなります。

その間、バスは札幌インターから道央自動車道に入り、大沼公園インターまでひた走ります。
大沼公園インターからは、国道5号線などを経由し、函館市内まで直行します。
昼行便は途中1~2箇所で開放休憩が行われますが、夜行便は開放休憩がないため、目的地到着まで下車することが出来ません。
飲みもの類は乗車前に購入しておきましょう。


04時12分 新函館北斗駅到着

04時08分、車内灯は点灯され、起床。
その4分後の04時12分に、バスは最初の降車地である新函館北斗駅に到着します。

新函館北斗駅

新函館北斗駅は、北海道新幹線の現時点における北海道側起終点駅。
直接乗り換えられるのはありがたいのですが、実は新函館北斗駅が開くのが、朝の5時半過ぎ。
つまり、1時間以上の間、寒い外で駅が開くを待っていなければなりません。
しかも、新函館北斗駅の周辺は、コンビニもなければ何もない場所。
外で待つにはかなり厳しい場所でもあります。

ですので、「高速はこだて号」夜行便から北海道新幹線に乗り換える方へアドバイス。

多少お金はかかりますが、函館駅前ターミナルまで乗り通しましょう。

函館~新函館北斗間のJR運賃(片道440円)が余分にかかりますが、バス車内での睡眠時間が(若干ですが)長く確保出来ますし、新幹線乗車前に函館朝市にて早めの朝食を摂ることも可能ですので、一石二鳥です。
(実は私も、この後に北海道新幹線で本州へ渡るのですが、迷いもなく函館駅前ターミナルまで乗り通しました。)


05時08分 函館駅前ターミナル到着

新函館北斗駅を発車したバスは、国道5号線に戻り、七飯町鳴川、桔梗、昭和4丁目、五稜郭駅前と、降車扱いのため停車していきます。
各停留所とも降車客が数名いて、降車後に出迎えの車に乗車していく姿が至るところで見受けられました。

北海道中央バス「高速はこだて号」 3947 早朝の車内

五稜郭駅前を発車後は、いったん国道5号線から離れ、津軽海峡フェリーの函館港フェリーターミナルへ。
函館港フェリーターミナルは、夜行便のみが停車する停留所ですが、こちらでも青森行きフェリーに乗り継ぐと思わしき乗客が数名下車していきました。
本来であれば、私もこちらで下車して、フェリーで青森へ渡りたいところですが、今回はこの後の行程に余裕がないため、このまま乗り続けます。

そして、三度国道5号線に戻ったバスは、05時08分、定刻より若干早く函館駅前ターミナルに到着しました。

北海道中央バス「高速はこだて号」 3947 函館駅前ターミナル到着_01

バスはこの先、湯の川温泉街まで直行しますが、今回はこちらで下車。
あっという間の5時間あまりの夜行バスの旅でございました。

北海道中央バス「高速はこだて号」 3947 函館駅前ターミナル到着_02

若者の利用が目立つ「高速はこだて号」!?

今回、久しぶりに「高速はこだて号」夜行便に乗車しましたが、この路線(というか札幌~函館間都市間バス)の特徴なのでしょうか、学生と思わしき若い方の利用が目立つ印象を受けました。
そして、はっきりと確認はしませんでしたが、恐らく学割運賃の利用者がかなりの割合でいるのでは?とも推測出来ました。

もっとも、函館には北海道大学の水産学部や北海道教育大学函館校、はこだて未来大学といった国公立の大学が数校ある他、私立の大学も数校あって、都市間バスを使って札幌~函館間を行き来する学生も多いと聞きます。

逆に、事業者側からすると、現状は採算的に結構厳しいのかもしれません。
しかも、札幌~函館間には、JR特急以外にも北海道バス・北海道観光バスが運行する「函館特急ニュースター号」というライバルも存在します。
ライバルを意識しながら今後どのように収益を確保していくのかがこの路線の課題なのかなぁ・・・と、今回の夜行便の乗車を通じて感じた次第です。

ところで、「高速はこだて号」といえば、2020(令和2)年4月1日のダイヤ改正で、函館バスが新規に参入することになっています。

⇒ 『都市間バス「高速はこだて号 函館~札幌間」を運行致します』(函館バス公式サイト)

運行ダイヤ及び運賃に変更はありませんが、同社が参入することで、「高速はこだて号」は各社2往復の計8往復体制になります。

函館バス参入後の「高速はこだて号」、今から楽しみですね。


【乗車データ】 
  • 乗車日:2020/02/18
  • 乗車区間:
    札幌駅前(東急百貨店南口)→函館駅前ターミナル
  • 運行会社:北海道中央バス
  • 車両:日野/セレガSHD(QRG-RU1ESBA)
  • 年式:2015年式
  • 所属:札幌北営業所
  • 社番:3947

【お知らせ】
「高速はこだて号」のご予約・ご購入はこちらのサイトでも受け付けています。


次回予告

「高速はこだて号」夜行便で函館に到着した私は、一気に東京まで南下!
果たして無事に東京に到着出来るのか・・・!?

次回

「冬道を激走!?日本最長昼行高速バスの旅」

お楽しみに。

JR北海道 H5系新幹線「はやぶさ」 新函館北斗にて_01

弘南バス「スカイ号」 992


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