西鉄高速バス「桜島号」昼行便 9135号車
写真の車両は、西鉄高速バスの福岡~鹿児島線「桜島号」昼行便で活躍している9135号車です。
シャーシは日産ディーゼル(現:UDトラックス)製、車体は西日本車体工業製のスーパーハイデッカーボディ「SD-Ⅰ」を纏っています。
通常であれば西工ボディに三菱シャーシという流れですが、実はこの頃、三菱自動車(当時)のリコール隠し問題が影響しており、にしてつグループもご多聞に漏れず三菱製シャーシの導入を控えていた関係で、この時期に導入されていた同社グループのスーパーハイデッカーは、日産ディーゼル製のシャーシが選択されています。
「桜島号」「フェニックス号」をメインに活躍
この車両のデビューは2004年。西鉄福岡高速自動車営業所に配属され、暫くの間「桜島号」昼行便で活躍していました。
その後、「フェニックス号」に西鉄高速バスが参入するに伴い、西鉄高速バス福岡支社へ移籍し、「フェニックス号」昼行便で活躍します。
しかしながら「フェニックス号」にしてつグループ便のセレクトシート化完了に伴い、西鉄福岡高速自動車営業所へ移籍。
「桜島号」昼行便などで活躍します。
ところが、今度は「桜島号」「フェニックス号」の西鉄高速バスへの移管に伴い、西鉄高速バスへ再移籍し、現在に至っています。
車内は、2+1配列の3列シート29人乗り昼行高速仕様になっています。
夜行バス仕様車の様に独立シートにはなっていませんが、その分シート幅が広く、ゆったりとくつろげる様になっています。
もちろんトイレも完備しており、長時間の移動も安心ですね。
実はこのタイプの車両には、2011年の春に「フェニックス号」で乗車したことがあります。
その時の写真がこちら↓。
高速道路を重厚なエンジン音を奏でて走破する光景が今でも思い出されます。
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