ANAと名鉄バス「名古屋~新潟線」と伊予鉄「オレンジライナー」とJAC
今回の目的は主に3つありました。
一つは、8月8日に運行を開始したばかりの西鉄の福岡都心連節バスの実見です。(あえてBRTとは言わない)
各方面から注目されているだけに、「これは一度見ておかないと」ということで組み込みました。
と同時に、志賀島で活躍している元「ぐりーん」専用車「志賀島ぐりーん」も見て来ました。
志賀島を訪問するのは、約20年ぶりになります。
二つ目は、今回の旅の最大の目的である大分交通の夜行高速用予備車両106号車との再会です。
先日このブログでも書き込みした泊まりがけのツアーは、残念ながら催行中止となってしまいましたが、その後、仲間内で日帰り貸切乗車会を開くということになり、折角なので参加することにしたのです。
大分交通の106号車は、2013年7月に今は無き「ぶんご号」の乗車以来、約3年ぶりの再会。
名車の乗り心地を存分に楽しむことが出来ました。
そして三つ目は、先日運行休止が発表された近鉄バスの南九州路線の乗車です。
今回は、予てから乗車を考えていた宮崎特急線「おひさま号」宮崎発の便を選びました。
併せて、最終日には大阪府内の近鉄バス一般路線2路線と、巷で噂の新路線も見て来ました。
今回の行程ですが、夏休み期間中ということもあり、予定していた交通機関が軒並み満席であったため、かなり複雑な行程となっております。
そこで、今回から数回に分けて、2016年夏の九州行脚について書いていきたいと思います。
毎度の如く複雑な経路で福岡へ・・・
1回目の今回は・・・福岡までの道のりです。
先述の通り、今回は予定していた交通機関が軒並み満席であったため、かなり複雑な行程となりました。
とはいっても、結果的には何時も使っている交通機関になってしまいました。(笑)
【第1ランナー】ANA1858便
今回の旅も新千歳空港からスタートです。ANA1858便で一気に新潟まで移動します。(写真の一部はイメージです。)
以前はジェット機オンリーであったANAの新千歳~新潟線ですが、最近は写真のようなプロペラ機(DHC-8-Q400)も投入されています。
久しぶりにQ400に搭乗したのですが、プロペラ機らしからぬ揺れの少なさは流石だなぁと感じました。
1時間20分の空の旅はあっという間に過ぎましたが、新千歳空港の出発時間が30分程遅れたために、タイムリミットに間に合うための路線バスに乗り継ぐことが出来ません。
仕方無く、新潟空港からはタクシーで万代地区まで移動します。
タクシー代が予想していた金額よりも安く済んだのには助かりました。
【第2ランナー】名鉄バス「名古屋~新潟線」昼行便
万代地区に到着後は、万代シティバスセンターへ移動していつものカレーを食した後、最近お馴染みの名鉄バス「名古屋~新潟線」昼行便で名古屋名鉄バスセンターへ移動します。当初は利用する予定が無かったのですが、今回も利用してしまいました。(笑)
(写真の一部はイメージです。)
車両は、2016年5月に乗車した時と同型の三菱エアロクイーン(PJ-MS86JP)。
所要時間7時間05分と昼行高速バスの中では長距離&長時間路線の部類に入りますが、この日は27席の座席全てが埋まる盛況ぶり。
聞くところによると、繁忙期期間中は昼行便も満席になることが多いとのこと。
改めて「名古屋~新潟線」の人気を実感するのでありました。
見応えのある車窓を眺めながら、定刻の22時15分に終点名鉄バスセンターに到着しました。
【乗車データ】
- 乗車日:2016/08/18
- 乗車区間:
新潟万代シティバスセンター→名古屋名鉄バスセンター - 運行会社:名鉄バス
- 車両:三菱/エアロクイーンⅠ(PJ-MS86JP)
- 年式:2006年式
- 所属:名古屋中央営業所
- 社番:2701
【第3ライナー】伊予鉄道「オレンジライナー名古屋線」
名古屋名鉄バスセンターからは、約1時間の待ち時間で伊予鉄道「オレンジライナー名古屋線」に乗り換えます。前回2016年5月の「青春大阪ドリーム名古屋1号」への乗り換えとは違い、同ターミナルでの乗り換えは暑さが苦手な私にとって助かります。
こちらも2016年5月に乗車した時と同じ車両(日野セレガHD QPG-RU1ESBA)でしたが、通路カーテンと座席コンセント完備で道中快適に過ごすことが出来ました。
折りしもこの日は、リオデジャネイロオリンピックの女子レスリングの大一番がラジオで中継されていたことから、スマートフォンでラジオ中継を聞きながら寝ていたのですが、私と同じくスマートフォンでラジオを聴いていた方が数名居た様で、結果が分かった瞬間、溜め息をつく方も。
その気持ち、分かりますよ・・・。
バスは定刻の7時10分に伊予鉄松山市駅に到着しましたが、バスを降りてビックリ、バス停がリニューアルされていました。
【乗車データ】
- 乗車日:2016/08/18
- 乗車区間:
名古屋名鉄バスセンター→伊予鉄松山市駅 - 運行会社:伊予鉄道
- 車両:日野/セレガHD(QPG-RU1ESBA)
- 年式:2013年式
- 所属:松山室町営業所(八幡浜常駐)
- 社番:5409
【第4ライナー】JAC3592便
松山からは再度飛行機移動となります。この時間帯は伊予鉄松山市駅から直行するリムジンバスが無いため、伊予鉄松山市駅からの伊予鉄道路線バスで松山空港へ向かいます。
写真と同型の日野HRノンステップ10.5m仕様(KL-HR1JNEE)が充てられていました。(写真はイメージです。)
松山空港からは、JAC3592便で一気に福岡空港へ。
今回の旅では2度目のDHC-8-Q400となります。(写真の一部はイメージです。)
松山空港~福岡空港の所要時間は約45分。
夜行バス「道後エクスプレスふくおか号」やフェリーと比較すると段違いの速さです。
夜行バスやフェリーと全く異なった客層であった(大半がビジネスマンであった)点も興味深かったです。
福岡空港では、早速西鉄バスがお出迎えです。
福岡空港ターミナルビル再編による第2ターミナルビル閉鎖でボーディングブリッジの数が減少するに伴い、昨年2015年よりランプバス業務の一部を西鉄が受託しています。
ランプバス業務開始に伴い、ランプバス業務を専門に担当する営業所が新設された他、路線バス(いすゞエルガワンステップと日野ブルーリボンワンステップ)のランプバスへの転用、自家用ナンバーへの変更が実施されています。
福岡空港に到着したところで、早速行動開始です。
福岡市営地下鉄で博多駅へ移動し、今回の旅の最初の目的である西鉄の都心(循環)連接バスを見にのりばへと向かうのですが・・・
この続きは次回といたします。
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