近鉄バス 宮崎特急線「ひなたライナー」 日野セレガHD(加筆修正しました)
同社内では「宮崎特急線」と呼ばれています。
2019年2月末日ともって3度目の運行終了へ・・・
京阪神~宮崎間の高速バスといえば、かつてはこちら↓の夜行高速バスが運行されていました。 近畿日本鉄道(当時)と宮崎交通が運行していた大阪~宮崎線「あおしま号」です。1989(平成元)年12月に運行を開始し、10年間後の1999(平成11)年に一旦廃止されたのですが、その9年後の2008(平成20)年に「おひさま号」として開業しました。
「おひさま号」は、近鉄バスが単独で運行を行い、宮崎側の宮崎交通は施設提供などの運行支援に回っていましたが、約8年間運行を続けた後、2016(平成28)年9月30日をもって運行を終了することになります。
ところが、その約5か月後の2017年2月、今度は「おひさま号」を経路変更(東九州自動車道経由に変更)するかたちで、「ひなたライナー」として再出発します。
「ひなたライナー」の運行に際しては、京阪神地区・宮崎県北部(延岡・日向など)に停車することや、期間限定の割引運賃導入などで、需要の掘り起こしを行っていましたが、競合相手の「宮崎カーフェリー」やLCC「peach」の台頭、更には昨今深刻化している乗務員不足の問題などから、これ以上路線を維持することが難しいとして、2019(平成31)年2月28日をもって運行を終了することになりました。
現在使用されている使用車両は、3列独立シート27人乗りの日野セレガHD(2RG-RU1ESDAまたはQPG-RU1ESBA)です。
ハイバックシートの採用や通路カーテンや座席コンセントの完備、プラズマクラスターの設置など、従来車両と比較して車内設備がグレードアップしています。
かつての近鉄夜行高速バスといえば、「標準コストダウン仕様」というイメージがあったのですが、ここ数年の同社夜行高速バスは、他事業者と比較しても遜色ない車内設備が売りとなっています。
近鉄バスの宮崎特急線は、「ひなたライナー」になってからは一度も乗車したことがありませんが、近いうちに惜別乗車をしてこようかと思っています。
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