防長交通「萩エクスプレス」(萩・山口・徳山~東京線)に新型車両が登場!
これまでのイメージを一新した「萩エクスプレス」新型車両
「萩エクスプレス」は、山口県の日本海側に位置する萩市と東京都を結ぶ夜行高速バスです。運行距離約1,010km、所要時間約14時間30分は、あの「キング・オブ・深夜バス」こと西日本鉄道の福岡・北九州~東京新宿線「はかた号」と並ぶ超長距離路線として、バスファンのみならず多くの方に知られています。
今回導入する車両は、2008年に導入された655号車(日野セレガHD PKG-RU1ESAA 現在は「山口市ラッピング」を施しています。)以来、約7年ぶりの新車導入になります。(写真は2011年5月に撮影した655号車です。)
防長交通の公式Facebookページでは導入直前の実写の画像が公開されていますが、当ブログでは原則として実稼働前の画像を公開しないことになっているため、防長交通様から掲載許可を頂いたイラストで新型車両について紹介していきます。
まずは外観から。 外装は、防長観光バススーパーハイデッカー塗装(通称「鶴カラー」)をベースに、スピード感と躍動感を加えた新塗装を採用。
クリスタルホワイトの下地に、周南市に飛来する「ナベヅル」の頭をイメージした赤と黒の楕円と羽根をイメージした青紫の楕円を配したもので、今後の夜行高速バスの標準塗装になるそうです。
車体ロゴも新デザインを採用し、「BOCHO LINER」のゴールドロゴに夜行高速バス専用のサブロゴ「YAMAGUCHI HAGI」を側面と後面に配置しています。
これまでの防長夜行高速バスのイメージとはまた違った、格好良いデザインに仕上がっています。
続いては内装をご紹介。 車内は3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様になっています。
シートは天龍工業製の座り心地が良い夜行高速バス用シートを採用、遮光カーテンとプライバシーカーテンを装備し、回りを気にせずにぐっすりと眠ることが出来ます。
内装は木目調の床に萩・笠山の椿をイメージした椿色のブランケット、ヘッドカバーは武家屋敷の夏みかんをイメージした橙色でワンポイントの華を添えています。
各座席には携帯電話・スマートフォン充電用のコンセントを完備している他、プラズマクラスター付エアコンとセルフィールによる除菌・消臭対策も行っています。
更に、車内照明はLEDを採用している他、荷棚に大型の座席番号を表示して座席位置を分かりやすくするなど、様々な改良が施されています。
また、今回デビューする新型車両には、先進安全自動車(ASV)装備(衝突被害軽減制動制御装置)を装備。
万一の際の対策にも抜かりがありません。
今回の新車導入は、同社の夜行高速バスの利用が堅調に伸びている中、旅客サービスの向上と運行リスク低減が目的だそうです。
運行開始は12月を予定しているとのこと。
実稼働する「萩エクスプレス」の新型車両を早く見てみたいものですね。
私も新型車両が実稼働を開始した暁には、時期を見計らって乗りに行ければと思っています。
尚、防長交通では先程ご紹介した655号車を外装をリフレッシュして「萩エクスプレス」に投入している他、12月には萩・山口~神戸・大阪・京都線「カルスト号」にも新しい仲間が1両が加わる予定です。
今後の防長交通「萩エクスプレス」「カルスト号」の動きに目が離せませんね。
詳しくは、防長交通公式Facebookページにて情報発信をしていますので、そちらでご確認をお願いいたします。
- 掲載のイラスト画像は、防長交通株式会社様より掲載許諾を得ております。
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