いわさきバスネットワーク「桜島号」昼行便乗車記(『「SUNQパス」で乗り尽くす九州旅』その2)
大分から大分交通「とよのくに号」で高速基山まで来た私。
乗り換え時間の約50分を使い、隣接の基山サービスエリアで早めの夕食を取ります。
そして日が暮れ始めた19時頃、1台のバスが入線してきます。
こちらのバス↓に乗車です。
いわさきバスネットワークの福岡~鹿児島間高速バス「さくらじま号」昼行便です。
同社のバスに乗るのは、昨年12月の「鹿児島ドリーム広島号」開業初日の乗車の際に、帰りの足として利用して以来でしょうか。
車両は、富士重工製の車体を纏った日産スペースウィング(KL-RA552RBN)。
この車両の3列仕様車は全国的に見ても珍しく、九州島内ではいわさきバスネットワークとJR九州バスが導入しています。
車内はこの様になっております。(写真はイメージです。)
グレー調のモケットが特徴の2+1配列3列シート29人乗り昼行高速仕様となっています。
九州島内では比較的多く見られるシート配列でもあります。
この日は週末の夕方便にも関わらず、合計で10人にも満たない乗客数。
時間帯の関係でしょうか・・・。
バスは、夕暮れの九州道をひた走ります。
主だった混雑も無く、スムーズな流れです。
約1時間20分走ったところで、バスは休憩地の宮原サービスエリアに到着します。
ここで約10分間の開放休憩が行われます。 殆どの乗客がバスを降り、乗務員も足回りを点検したところでひと休み。
束の間の休息です。
乗客が全員揃ったところで、20時30分過ぎ、バスは鹿児島へ向けて出発します。
この先はトンネルが続く山岳地帯。
外はすっかり暗くなり、殆どの乗客は寝ているか、マルチステレオによる車内DVD放映を楽しんでいます。
人吉インター・えびのインターを過ぎると、鹿児島市内まであと少しです。
21時35分頃、バスは鹿児島空港南に到着。
ここで2名が下車します。
近所のご自宅へ帰られるのでしょうか・・・。
その後、高速帖佐・下伊敷で降車扱いの為に停車し、右手に観覧車が見えると、鹿児島中央駅はもうすぐです。
そして22時10分頃、定刻よりも10分程早くバスは鹿児島中央駅の南国交通バスターミナルに到着しました。
新しくなったバスターミナルを見て、あまりの変わり様に驚きを隠せない私。
と同時に、この先鹿児島の交通の要所がどの様に変わっていくのか、楽しみにもなってきました。
ホテルも併設され、利便性が飛躍的に向上した新しい南国交通バスターミナル。
これまで以上に鹿児島県民に親しまれるバスターミナルに育っていって欲しいですね。
【おまけ】
鹿児島中央駅前(南国交通バスターミナル)からは、こちらのバスで福岡へ戻りました。
(写真はイメージです。)
約7ヶ月ぶりに再会した西鉄高速バス3802号車の乗り心地を思う存分堪能し、無事に福岡の西鉄天神バスセンターに到着しました。
西鉄高速バス「桜島号」夜行便の乗車記はこちら↓からどうぞ。
「SUQパス」九州旅はまだまだ続きます。
【乗車データ】
●乗車日:2013/07/20
●乗車区間:高速基山→鹿児島中央駅前(南国交通バスターミナル)
●運行会社:いわさきバスネットワーク
●車両:日産/スペースウィング(KL-RA552RBN)
●年式:2000年式
●所属:鹿児島営業所
●社番:116
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