阪急バス「よさこい号」昼行便乗車記(2013年2月乗車分)

昼行高速バス,高速バス乗車記

以前こちらのブログで阪急バスの大阪~高知線「よさこい号」夜行便の乗車記をご紹介したかと思います。
確か2012年6月に乗車したときの乗車記でしたが、「参考になりました」という声もいくつか頂き、感謝しております。

「よさこい号」は開業から20年以上経った今日でも、週末を中心に数多くの利用者を運んでいるわけですが、先日「ドリーム高知号」プレミアムシート車試乗の帰りの足として利用する機会があり、2度目の「よさこい号」の旅を楽しんできました。
今回はその時の模様をお届けします。

ハイデッカーボディの西工C-Ⅰで快適移動

今回乗車したのは夜行便ではなく、実は昼行便の方でした。
乗車したのはこちらの車両↓。
阪急バス「よさこい号」昼行便 05-2888
阪急バスの西工車、西工02MC C-Ⅰ型(三菱KL-MS86MP)になります。
夜行用の車両と比べると、車高が低いのが分かりますが、車内はこの様になっておりまして・・・・・
阪急バス「よさこい号」昼行便 05-2888 車内

阪急バス「よさこい号」昼行便 05-2888 シート
室内高の低さを除くと、車内は夜行用車両と全く同じ造りになっています。
トイレは勿論のこと、セルフサービス式のホットドリンクサービス(コーヒー・お茶)や冷たいドリンクサービス、座席ヒーターまでもが完備されています。
古き良き高速バスのサービスが未だに続いているというのも、いかにも阪急高速バスらしいですね。

雪が舞う高速道路を一路大阪へ・・・

では、乗車当日の模様を簡単にご紹介。
「よさこい号」の始発は桟橋通にある土佐電鉄高知営業所ですが、今回は時間の関係から高知駅前バスターミナルから乗車します。
阪急バス「よさこい号」昼行便 05-2888 高知駅BT改札中
乗務員の改札を受けて車内に入りますが、車内には高知営業所とはりまや橋で乗車したと思われる乗客が数人乗車。
それでもこの便の予約は10名前後と少な目です。

9時10分、定刻にバスは高知駅バスターミナルを出発。
10分程で到着した一宮高知営業所(高知県交通高知営業所)で3名の乗客を乗せ、すぐ傍の高知インターから高速道路に入ります。
高速道路に入ったところで、車内モニターによる車内設備の案内及び乗務員からの補足説明がありましたが、外は次第に雪模様に。
この為、到着時刻が遅れるかもしれないとの案内がありました。
無事に大阪梅田に辿り着けるのでしょうか・・・・・。
雪は次第に酷くなり、三島川之江ジャンクションから徳島道に入る頃には吹雪に。
それでも乗務員は安定したハンドル裁きでバスを走らせます。

高知を出発して2時間弱、バスは1回目の休憩場所である徳島道吉野川サービスエリアに到着。
ここで10分間の開放休憩です。
阪急バス「よさこい号」昼行便 05-2888 吉野川SAにて
写真を見ての通り、外は吹雪。
バスから降りる人も少なく、早めに乗客全員が揃ったところで、乗務員が人数確認を行い、バスは大阪へ向けて出発します。

その後も暫くは雪は止むことがなかったのですが、鳴門インターから高松道に入り、大鳴門橋を通過したあたりから雪は小降りになってきます。
そして、2回目の休憩場所である神戸淡路鳴門自動車道の室津パーキングエリアに到着したときには・・・・・
阪急バス「よさこい号」昼行便 05-2888 室津PAにて その1

阪急バス「よさこい号」昼行便 05-2888 室津PAにて その2
ご覧の通り、雪は完全に止んでいました。
こちらでの休憩も10分程ありましたが、吉野川サービスエリアでの時とは違い、殆どの乗客がバスを降りてトイレや併設されているファミリーマートで昼食を買い込んでいましたね。

乗客が全員揃ったところで、バスは大阪へ向けてラストスパートです。
ここからは明石海峡大橋を渡り、垂水ジャンクションから第2神明道路~阪神高速7号を西宮山口ジャンクションへ。
更に中国道を走行し、中国池田インターで一旦高速道路を降りた後、今度は大阪空港ランプから阪神高速11号を走行します。
右手に大阪空港を眺め、淀川を渡り、梅田ランプを降りると、大阪阪急梅田(阪急三番街)はすぐそこです。
そして13時35分、バスは大阪阪急梅田(阪急三番街)に到着しました。
阪急バス「よさこい号」昼行便 05-2888 大阪梅田(阪急三番街)到着
雪で遅れるかと思いましたが、いざ蓋を開けてみると約20分の早着でした。
乗務員も安全運転で運行していたことを考えると、以外と余裕を持たせたダイヤ設定になっているのかもしれませんね。

高知→大阪間所要約4時間半は確かに早いかも・・・

というわけで、阪急バスの大阪~高知線「よさこい号」昼行便の乗車記をお届けしましたが、今回初めて昼便を利用してみて、所要時間の早さには改めて驚きましたね。
北海道で例えるならば、札幌~北見間を都市間バスで移動する時間とほぼ同じ時間なのですが、大阪梅田~高知駅間を4時間30分前後で結ぶ時代になったとは・・・・・・ちょっと驚きましたね。
大阪~高知間においては、JRバス(西日本JRバス、JR四国バス)も「高知エクスプレス」という高速バスを運行していますが、「高知エクスプレス」は途中神戸三宮を経由する関係上、約1時間程余計にかかってしまうため、大阪~高知間をいち早く移動したいのであれば、断然「よさこい号」をお勧めしますね。
繰り返しますが、大阪~高知間を4時間で移動できるメリットは大きいです。
これは競争相手のJR(鉄道)もなかなか乗客を挽回できずにいるのも分かる気がしますね。
そんなことを思った、今回の「よさこい号」昼行便の旅でございました。


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