「ロイヤルエクスプレス」福岡~東京便 乗車記

夜行バス,高速バス乗車記



今回ご紹介するバスはこちら↓。
富士観光バス「ロイヤルエクスプレス」東京便 浜名湖SAにて その2

福岡~東京間の高速ツアーバス「ロイヤルエクスプレス」です。
先日の九州遠征の帰りの足として利用しました。

なぜ「ロイヤルエクスプレス」を選んだのか・・・・
それは、選定にあたって閲覧した「ロイヤルエクスプレス」の主催会社「ロイヤルホリデー」のHPが決めてでした。
そのHPによると、「ロイヤルエクスプレス」が開業10周年を記念して、最新型の車両を投入したとの記載が・・・・・。
「これは一度乗車してみないと!」という思いが強まり、急遽乗車を決定したというわけであります。

サービスレベルが高い「ロイヤルエクスプレス」福岡~東京便

今回は予め「楽天トラベル」にてインターネット決済を行い、乗車当日、JR博多駅筑紫口の観光バス駐車場前でバスの到着を待ちます。
因みに、乗車当日の運賃は、10,800円でした。
(並行する西鉄「はかた号」レギュラーシートよりも4,200円安いです!!)

乗車当日の福岡は、生憎の雨。
傘をさしても、服がズブ濡れになるほどの大雨です。
富士観光バス「ロイヤルエクスプレス」 東京便 博多駅乗車時
受付の係員が現れたところで、受付を済ませてバスの中に入ります。

車内はこんな感じです。
富士観光バス「ロイヤルエクスプレス」東京便 車内

富士観光バス「ロイヤルエクスプレス」東京便 シート
3列独立シート28人乗りの夜行仕様となっているのですが、木目調の床に通路カーテンが装備されている他、おしぼりとパックのお茶、使い捨てマスクまで配布されるなど、ツアー高速バスにしてはサービスレベルが高く、これなら夜行路線バスと見間違ってしまう程です。
「はかた号」を運行する西鉄はきっと脅威に思っていることでしょう。

バスは18時に博多駅筑紫口を出発。
出発時の車内です。
富士観光バス「ロイヤルエクスプレス」東京便 福岡出発時の車内
1時間20分程で小倉駅に到着、乗車扱いを行った後、満席の乗客を乗せたバスは、九州道~山陽道~中国道~名神高速道路~新名神~東名阪道~伊勢湾岸道~東名高速道路~首都高速道路を経由して、新宿、東京駅へと向かいます。

途中休憩は、通常の夜行路線バスとは違い、約2~3時間おきに10分~15分間の休憩が設けられてます。
ぐっすり眠りたい人にとってはちょっと辛いかもしれませんが、この辺もツアー高速バスならではといえるでしょう。
私は消灯前の宮島SAでの休憩後、すっかり眠りについてしまい、夜中の休憩場所についてはチェックするのを忘れてしまいました。(スミマセン。)

翌朝、まだ薄暗い中目を覚ますと、バスは浜名湖SAで休憩中でした。
折角なので、バスを降りて撮影することに。
富士観光バス「ロイヤルエクスプレス」東京便 浜名湖SAにて

富士観光バス「ロイヤルエクスプレス」東京便 浜名湖SAにて リア

富士観光バス「ロイヤルエクスプレス」東京便 浜名湖SAにて サイド
改めて見てみると、このカラーリング、目立ちますよね~。
でも、はとバスのハイブリッド車(日野セレガハイブリッド)と見間違えてしまうのは私だけでしょうか・・・・・

その後、2時間20分程東へ走り続け、7時頃に最後の休憩場所である東名高速道路の海老名SAに到着します。
富士観光バス「ロイヤルエクスプレス」東京便

富士観光バス「ロイヤルエクスプレス」東京便 リア

富士観光バス「ロイヤルエクスプレス」東京便 海老名SAにて

洗顔と買い物を済ませ、すぐにバスに戻ると、バスはいよいよ東京へラストラン。
用賀の東京料金所、首都高速道路3号線、中央環状線を通過すると、約1時間ほどで新宿駅西口のスバルビル前に到着です。
ここで約半数の乗客が下車。
その後、四谷、半蔵門、皇居付近を通過し、約40分程で終点東京駅八重洲口南口前に到着しました。
富士観光バス「ロイヤルエクスプレス」東京便 東京駅到着
今回、初めて福岡~東京間をツアー高速バスで移動しましたが、最近の高速ツアーバスのレベルアップに驚いたと同時に、夜行路線バス「はかた号」にとってはかなりの脅威に感じるのではないかというのが正直な感想です。
「バス事業のあり方検討会」の中間報告で提示された通り、ツアーバスは「新高速」制度へ一本化されるのがほぼ確実な情勢となっているだけに、今後どのような形に進化していくのか興味深いところですが、夜行バスが利用者にとって安心快適な輸送機関として、より確立していくことを切に願うばかりです。

※現在は運行を休止しています。


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