JR四国バス「黒潮エクスプレス」乗車記
高松~高知間を結ぶ交通機関に「黒潮エクスプレス」という高速バスがあります。
両都市間を2時間余りで結び、並行するJR特急とほぼ互角の勝負を繰り広げていますが、「この路線に乗車したことがあるのか?」と尋ねられると、乗車した記憶があまり残っていないんですよね。
実際はこれまでに2度程乗車している筈なのですが・・・・・。
そんな中、実は2012年夏に乗車する機会を得まして、恐らく3度目となる「黒潮エクスプレス」の乗車を体験してきました。
今回はその時の模様を簡単にご紹介しようと思います。
改めて「黒潮エクスプレス」についてご紹介すると、「黒潮エクスプレス」は、JR四国バスの他、四国高速バス・土佐電気鉄道・高知県交通の計4社で共同運行している高速バスです。
開業当初は3列独立シート車で計12往復運行していましたが、現在は4列シート40人乗りの車両で1日13往復運行しています。
このうち、JR四国バスは3往復を担当。
残りの10往復を、四国高速バスが5往復、土佐電気鉄道・高知県交通2社で5往復担当しています。
松山支店所属の車両が高松発着の路線に???
私が今回乗車したのは、高松駅14時10分発のJR四国バス担当の便。こちらの車両になります。
松山支店所属の三菱エアロバス(KL-MS86MP)です。
って松山支店所属???
まさか、松山から「坊ちゃんエクスプレス」で高松入りして、この路線で高知へ行った後、高知から「なんごくエクスプレス」で松山へ戻る運用???
乗務員様、長時間のハンドル、ご苦労様です・・・・・。
車内はこんな感じです。 四国島内高速路線では一般的な4列シート40人乗り昼行高速仕様。
この様な、JRバスならではの棒型フットレストも装備しています。
では、乗車時の様子を簡単にご紹介。
高松駅から乗車したのは、私を含めて4名でした。
高松市内各停留所で乗客を乗せ、窓側の座席がほぼ埋まった「黒潮エクスプレス」は、高松中央インターから高松自動車道に入ります。
高松自動車道上の3箇所の停留所(高速丸亀、高速善通寺、高速観音寺)に乗車扱いで停車した後は、高松自動車道~三島川之江ジャンクション~高知自動車道とバスは進んでいきます。
山間の高速道路をひた走ること1時間強で、バスは高知インターを降ります。
高知インター傍の一宮高知営業所(高知県交通高知営業所)で1名下車後、10分程でバスは高知駅バスターミナルに到着。
ほぼ定刻の到着でした。
あっという間の2時間のバスの旅でしたが、並行するJR特急が日中時間帯の大半において宇多津で乗換を強いられることなどを考えると、約1時間ヘッドで運行されている高速バスの利便性の高さを改めて実感しました。
だだ、これはこの路線に限ったことではないのですが、どうも四国島内路線の運賃が割高に感じるのは私だけでしょうか・・・・・。
今回乗車した高松~高知間の距離は約140km。
私が住む北海道の札幌~旭川間とほぼ同じ距離なのですが、札幌~旭川間の高速バスの運賃は片道2,000円。(往復は3,750円。)
一概に単純に比較することは出来ませんが、現在のサービスレベルを考えると、もう少し安くてもいいのでは?と思うんですよね。
運行コストの問題など諸事情があるかとは思いますが、せめて片道2,500円~2,700円位の運賃設定であれば、今以上に気軽に乗車出来るのではないかと。
そんなことを思った今回の「黒潮エクスプレス」の旅でした。
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