夜行バス・高速バス・鉄道乗車記サイト「ひろしプロジェクトWEB」

こんにちは。ひろしプロジェクトです。
いつもこのブログをご覧頂きましてありがとうございます。

さて、既に公式リリースでご存知の方も多いかと思いますが、JR九州バスの福岡~山口間高速バス「福岡山口ライナー」に、4月1日から3列シート36人乗りダブルデッカー(三菱エアロキング)がデビューしました。
→博多~宇部・山口線「福岡山口ライナー」(JR九州バス公式HPより)

この車両、元々は今は無き福岡~大阪線「山陽道昼特急博多号」で活躍し、その後福岡博多~宮崎線「たいよう」の専用車として活躍しましたが、「たいよう」の運行終了及び「福岡山口ライナー」ノンストップ便増発に伴い、コンバートされました。
実は以前からこの車両に乗車してみたいと考えてはいましたが、なかなか乗車する機会に恵まれずにいました。
しかし、先日「福岡山口ライナー」増発に伴うダブルデッカー運行開始の知らせを入手したことで、「この機会に乗っておかないと!!」と思い、後日紹介する予定の近鉄バス「オランダ号」試乗と併せての今回の緊急試乗に至った・・・・・という訳なのです。

今回の福岡への足も、いつも通り・・・・・といいたいところなのですが、今回は休みが長く取れなかったということもあって、いつも以上にハードな移動を敢行します。

まずは試乗の前々日の夜にスカイマークの最終便で東京羽田へ移動。(写真はイメージです。)

スカイマーク B737-800

タクシーで新横浜まで移動し、新横浜駅前のホテルで仮眠。(とはいっても殆ど眠っていませんが・・・・・)
翌朝、朝一の新幹線「ひかり493号」(N700系)で名古屋へ移動します。(写真はイメージです。)


JR東海 N700系新幹線電車 姫路駅にて

名古屋からは、久しぶりとなるこの路線に乗車。(写真はイメージです。)
名鉄バス 夜行高速路線用車両 2607
名鉄バス 夜行高速路線用車両 2607 リア
名鉄バスの名古屋~高松線「さぬきエクスプレス名古屋号」です。
明石海峡&大鳴門橋から眺める景色は最高でした。

そして高松からは・・・・・いつものこのバスで移動。
西鉄高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」 3802
西鉄高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」 3802 リア
西鉄高速バスの福岡~高松線「さぬきエクスプレス福岡号」です。
春休み期間ということもあってか、この日は満席でした。

以上の様なルートで移動した訳であります。
体力的には少しきつかったですが、耐えられる程度の疲労で済んでよかったです(笑)。

前置きが長くなりましたが、「福岡山口ライナー」乗車記に移ります。
今回の試乗は、始発地の博多バスターミナルではなく、「福岡天神」バス停から始まります。
このバス停、実は西鉄バスの「天神南」バス停と共用しており、西鉄天神バスセンターから約5分程歩いたところにあります。
本来であれば、バスセンター近辺にバス停を設置したいところでしょうが、そんなことは天下の西鉄が許すはずも無く、ちょっと不便な場所から乗り降りする必要があります。
このバス停の発車時刻は8時07分。
発車時刻ギリギリにバスは到着します。
JR九州バス「福岡山口ライナー」 744-2952 福岡天神にて

私を含めて総勢10名強の乗客を乗せたバスは、山口へ向けて出発。
出発してすぐさま、車内モニターにて運行案内が放送されます。
JR九州バス「福岡山口ライナー」 744-2952 2階車内モニター その1

JR九州バス「福岡山口ライナー」 744-2952 2階車内モニター その2

運行案内が流されている間、バスは天神北ランプから福岡都市高速道路へ。
更に福岡インターから九州自動車道へと入ります。
途中目立った渋滞もなく、バスは順調に走行を続けます。
JR九州バス「福岡山口ライナー」 744-2952 九州道走行中

福岡天神を出発して約1時間程で、バスは休憩場所の吉志パーキングエリアに到着。
ここで10分間の開放休憩があります。
JR九州バス「福岡山口ライナー」 744-2952 吉志PAにて

JR九州バス「福岡山口ライナー」 744-2952 リア 吉志PAにて

折角なので・・・・・ということで、車内を見学してみます。
まずは2階席から。
JR九州バス「福岡山口ライナー」 744-2952 2階車内
夜行バスにも使えそうな3列独立シートとなっています。
2階の定員は30名です。

1階席はこんな感じ。
JR九州バス「福岡山口ライナー」 744-2952 1階車内
2階と比較して圧迫感があります。
定員は6名と少な目ですが、その理由がこちら。
JR九州バス「福岡山口ライナー」 744-2952 1階荷物置き場
当初の1階の定員は8名だったと記憶していますが、「たいよう」運行開始に際し、新たに荷物置き場が設置されたからで、この関係で定員が6名に減らされています。

JR九州バス「福岡山口ライナー」 744-2952 1階トイレ
もちろん、車内にはトイレも完備していますが、かなり狭いので、あくまで緊急用として考えた方が良さそうですね。

休憩時間も終わり、バスは再び山口へと向かいます。
出発して20分程で、バスは関門橋を通過。
JR九州バス「福岡山口ライナー」 744-2952 関門橋通過
休日にしては交通量も少なめといったところでしょうか。

途中、福岡へ向かう高速バスとすれ違う場面も。
写真を撮影することは出来ませんでしたが、西鉄の「はかた号」や、西武観光バスの「ライオンズエクスプレス」ともすれ違いました。
中でも目を魅いたのが、西武観光バスの「ライオンズエクスプレス」の車両。
通常の新ライオンズカラーではなく、なんと予備車両の西工車(レオカラー)が充てられていました。
西武観光バス「Lions Express」 1410
この車両に乗れた人はある意味ラッキーかもしれませんね。

順調に進んでいたかと思われた「福岡山口ライナー」エアロキングですが、カーブや坂がきつい中国自動車道となると話は別。
特に上り坂に差し掛かると、車両重量が重いエアロキングは辛そうに坂を上っていきます。
その影響からか、途中の美祢インターには定刻5分遅れの10時07分に到着。
ここでの降車客はゼロでした。
その後小郡インターで高速道路を降りると、交通量の多さからか遅れは拡大していきます。
この後、西京高校前、平川小学校前、山口大学前、湯田温泉、NTT山口前、商工会館前、センタービル前、米屋町の各停留所で乗客を降ろしていきますが、印象に残ったのは、山口大学前で降りた乗客が多かったこと。
山口大学の学生にとって、大学前からで乗車できる高速バスは、魅力的な移動手段であることには間違いなさそうです。
各停留所で降車客があった影響で、遅れは約20分に拡大。
結局終点の山口駅には10時58分に到着しました。
JR九州バス「福岡山口ライナー」 744-2952 JR山口駅にて

JR九州バス「福岡山口ライナー」 744-2952 リア JR山口駅にて

あっという間の2時間半のバスの旅でしたが、今回乗車して感じたことを。
まず、今回のこの路線へのエアロキングの投入ですが、私が思うに「当該路線の商品価値向上」と「資産の有効活用」の2つの側面があると考えています。
所要時間約2時間半の路線への夜行バス並みの設備を誇るダブルデッカーの投入は、PR次第で路線自体の商品価値が上がりますし、車齢が経過して長距離運行が難しくなってきている同車両の活用方法としては、福岡~山口間程度の距離の路線に投入する方法もありなのかなあ?と思います。
一方で、エアロキングの車両特性から考えると、現行の運行ダイヤではかなりきついのでは?とも感じました。
今後、遅延が常態化するようなことがあれば、運行ダイヤの見直しといったことが必要になってくるかもしれませんね。
それと、これは帰りにJR山口線で新山口へ移動した時に思ったことなのですが・・・・・
山口といえば・・・・これは外せませんよね。
JR西日本 山口線 C57 1 「SLやまぐち号」
JR西日本が運行する「SLやまぐち号」です。
SLファンなら一度は聞いたことがある列車名で、私が好きな列車の一つなのですが、この「SLやまぐち号」と「福岡山口ライナー」を組み合わせたパックツアーを売り出せば面白いのではないかと。
福岡から「福岡山口ライナー」直行便(エアロキング)で山口駅へ移動後、山口駅11時10分発の「SLやまぐち号」に乗車、終点の津和野まで移動します。
津和野では自由行動とし、津和野からは15時20分発の「SLやまぐち号」で山口駅に戻ってきた後、山口駅17時53分発の「福岡山口ライナー」で福岡に戻るというコースで、日帰りで6,500円~7,000円程度の料金で設定して売り出すと面白いのでは?と考えてしまいました。
オプションで津和野または山口湯田温泉での宿泊を付けてもいいですしね。
JR九州バスさん及びJR九州旅行さん、一度検討してみてはいかがでしょうか?

以上、長々となってしまいましたが、「福岡山口ライナー」に新たに加わった2階建てバス「エアロキング」。
エアロキング2階席からの車窓は申し分ありませんので、九州から山口方面へお出かけの際は是非どうぞ。
尚、2階建てバスは上りの52号(博多バスターミナル7時50分発)と下りの53号(山口駅15時発)に投入されています。

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Koji Suda(ひろしプロジェクト)

Koji Suda(ひろしプロジェクト)

自称「高速バスアドバイザー」。高速バス乗車回数900回以上(2016年12月現在)。バス・鉄道をはじめとする乗り物を追っかけて撮ったり、ブログやサイトの運営、バス関連本やネットニュースの原稿執筆、同人誌活動などを通じて、乗り物旅の素晴らしさを伝える活動を行っています。北海道札幌市在住。バスと鉄道とカレーと粉物が大好き。 [詳細]

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