北都交通「ポテトライナー」乗車記(2009年4月乗車分)
2009年春のゴールデンウィークに道東へ小旅行してきました。
今回の小旅行は、札幌から帯広、陸別、北見、網走、斜里を回って札幌に戻ってくるという順路で回ってきたのですが、今回ご紹介するのは、札幌から帯広へ移動する際に利用した都市間バス「ポテトライナー」です。
自宅近くのバス停から札幌中心地へ直行する路線バスに揺られること約1時間、中央バス札幌ターミナルに到着しました。
「ポテトライナー」はここが始発となります。
いつも思うのですが・・・・・
「札幌駅前ターミナル始発にしてくれないかなぁ~~~~」
この要望、結構多いらしく、北海道運輸局から事業者側に対して改善指導をしてはいるそうですが、発券場所の確保等、難しい問題でもあるのでしょうか・・・・・。
(でもやろうと思えば難しい話ではないと思うのですが・・・・・。)
札幌ターミナルの近くでは、函館ゆきの新型ガーラが待機停車していました。
ターミナル内の売店で買い物を済ませ、窓口で乗車券を購入しているうちに、今回乗車する「ポテトライナー」の車両がやってきました。
今回乗車するのは、札幌発10時半発の便。北都交通が担当する十勝川温泉まで行く便です。
仮眠室の窓といい、シートの形状といい・・・・・どこかで見た記憶が・・・・・。
10時20分、6番乗り場に入線。
乗務員の改札を受け、車内に入った途端、「これは間違いない!!」と思いました。↓ この車両、元京浜急行バスの夜行高速用車両です。
シートの形状と運転席後ろのエアコンダクトに貼られてある「走行中は運転者に話しかけないこと」のプレートからして間違いないと思います。 恐らく「ルブラン号」や「エディ号」等で活躍していたのではないでしょうか?
いや~~~~懐かしいなぁ・・・。
10時30分、定刻にバスは札幌ターミナルを出発しました。
札幌ターミナル発車時は10人程しか座席が埋まっていなかったのですが、大谷地ターミナルで同じ位の人数が乗車してきた結果、窓側の座席は全部埋まってしまいました。
事前に予約を入れておいて正解でした。
大谷地ターミナル出発後、近くの札幌南インターから高速道路に入ります。 交通量は若干多い程度で、スムーズに流れています。
夕張で一旦高速道路を降り、ここから国道274号~道道136号経由でトマムインターへと向かいます。
途中、この様な長閑な景色を眺めながら進んでいきます。
トマムインターからは再び高速道路(道東自動車道)に入ります。
高速道路から眺める広大な十勝平野はまさに絶景です!!
十勝清水インターで高速道路を降り、清水バス停(町役場前)で停車。
ここで一人が下車します。
清水出発後は国道38号を帯広に向かって走り続けます。
帯広市内までこの様な長閑な景色が続きます。
御影、芽室は降車客がいない為通過し、西帯広、国道西17条、西3条1丁目で降車扱いを行います。
そして定刻よりも15分程早い14時15分、帯広駅バスターミナルに到着しました。
”4時間開放休憩無し”は少し疲れましたが、車両が比較的ゆったりしていたのがせめてもの救いでした。
因みにこの「ポテトライナー」ですが、3列車の運用が多くなってきた事が口コミで伝わっているのか、最近利用客数が増えつつあるという話を聞きました。
中古車の投入に賛否両論があるとはいえ、昨年あたりから本格化してきた各社の3列車投入の動きは、利用客にとっては歓迎すべきことでしょう。
今後もこの動きが継続されるのかは不明ですが、高速道路全通時には今よりもJRに対して優位に立てる可能性があるだけに、運行会社に対しては今後さらに努力して頂いて、より親しまれる路線に成長してもらいたいと思います。
応援して頂けると嬉しいです。
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