両備ホールディングス「リョービエクスプレス神戸」乗車記
今回ご紹介する高速バスはこちら↓。
両備ホールディングスの神戸三ノ宮~岡山線「リョービエクスプレス神戸」です。
元々この路線は、神姫・中鉄組の「ハーバーライナー」と岡電「オカデンエクスプレス」のダブルトラック路線だったのですが、岡電が両備に代わり、更に路線統合&増便という変遷を辿っております。
今回乗車したのは、写真の水戸岡カラーの三菱エアロバス(PJ-MS86JP)直結冷房仕様。
便によっては専用カラーの車両が入るのですが、今回は両備高速カラーの車両に当たってしまいました。
このカラーリングも、登場時は結構違和感がありましたが、今ではすっかりお馴染みのカラーになりましたね。
車内はこの様になっておりまして、 4列シート38人乗りの昼行仕様となっております。
通常の昼行高速バスと比較して、シートピッチが広くとられている分、足元がゆったりしているのが両備HDの昼行高速バスの特長といったところでしょうか。
シート柄が派手過ぎるのが???と思いましたが。
バスは三ノ宮の神姫バスターミナルを出発後、新神戸トンネルから阪神高速7号北神戸線、神戸淡路鳴門自動車道を経由後に、山陽自動車道へと入ります。
週末の夕方発ということもあってか、この便はほぼ満席状態。
4列車で満席近くの乗車率となると、流石に窮屈に感じますね。
約1時間半程走ると、バスは山陽道福石パーキングエリアに到着。
ここで約10分間の休憩を取ります。 福石パーキングエリア出発後は、30分程で山陽インターバスストップに到着。
この後に停車する岡山インターバスストップもそうなのですが、共にパークアンドライド駐車場と立派な待合室が完備されていて、しかもそれなりの利用客がいるんですよね。
両備に限ったことではないのですが、中国・四国の事業者は、こういったマイカー利用者を高速バス利用へ誘導するやり方が上手いなぁと、今更ながら感心しました。
その後、岡山市内に入り、岡山商大前、岡山大学筋で数名の学生と思わしき乗客を降ろし、終点の岡山駅西口にはほぼ定刻の21時06分に到着しました。
今回初めてこの路線に乗車しましたが、ルートといい所要時間といい、中国道の渋滞に巻き込まれやすい大阪~岡山線と比較すると、神戸~岡山線も以外と使えるのでは?と思いました。
この路線に限ったことではないのですが、もっと神戸発着の高速路線バスが注目されてもいいと思うんですよね。
渋滞リスクが比較的少ないですし、何しろ大阪発着路線と比較しても所要時間が1時間程短いので、特に神戸空港発着の飛行機から中国・四国地方へ乗り継ぐ場合は、更に使い勝手が向上すると思います。
強いて問題があるとすれば、路線の知名度でしょうか。
その辺は運行会社に是非とも頑張っていただきたいです。
ともあれ、神戸発車路線の使い勝手の良さを改めて実感した、今回の「リョービエクスプレス神戸」の旅でございました。
【乗車データ】
●乗車日:2012/10/26
●乗車区間:神戸三宮(神姫バス神戸営業所)→岡山駅西口
●運行会社:両備ホールディングス(両備バスカンパニー)
●車両:三菱/エアロバス(PJ-MS86JP)
●年式:2006年式
●所属:倉敷営業所
●社番:0602
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