北海道バス「帯広特急ニュースター号」運行開始へ・・・
東京バスグループが運行する高速バス「ニュースター号」。
北海道内においても路線展開をしており、北海道では札幌~函館線「函館特急ニュースター号」を北海道バスと北海道観光バスが、札幌~釧路線「釧路特急ニュースター号」を北海道バスが運行しています。
実は、この度、北海道内では3路線目となる札幌~帯広線「帯広特急ニュースター号」が、いよいよ2019(令和元)年10月29日に運行を開始します。
その詳細(運行経路や運行時刻など)が、北海道バス公式サイトにて発表されました。
JRと都市間バスの競争が激しい(?)札幌~帯広間に殴り込みをかける「帯広特急ニュースター号」。
いったい、どんな路線なのでしょうか。
札幌~帯広線「帯広特急ニュースター号」とは
札幌と芽室・帯広間を結ぶ都市間バスです。
予てから開設が噂されていた路線ではありますが、乗務員確保などの諸事情により、開設が延びたともいわれています。
北海道中央バス他4社が共同運行する都市間バス「ポテトライナー」が帯広中部・北部の利用客をターゲットにしているのに対し、「帯広特急ニュースター号」は帯広市中部・南部の利用客をターゲットにしている印象を受けます。
帯広側の起終点は、西2条南36丁目の帯広営業所。
「ホンダカーズ帯広 稲田店」の隣に位置し、100台分の駐車場スペースも確保されているそうです。
もちろん、帯広駅前(とかちプラザ前)にも停車する他、イオン帯広店前やイトーヨーカドー帯広店前にも停車するとのことで、「ポテトライナー」ではカバーしていない帯広市南部の住民利用も見込んでいるものと推測されます。
札幌~帯広線「帯広特急ニュースター号」の運行会社
- 北海道バス(予定)
※もしかすると、道内の東京バスグループのバス会社も運行に参入する可能性もあり得ます。
札幌~帯広線「帯広特急ニュースター号」の運行経路・運行本数・途中休憩場所
運行経路
※太字は客扱いを行う停留所。交通事情などにより経由地や休憩場所は変更される場合がある。
市電すすきの前 – 札幌大通市営バスセンター – 札幌駅前 – 豊平郵便局前(美園3条6丁目)※降車のみ – 月寒中央通11丁目(地下鉄福住駅1番入口)※降車のみ – 本社前(美しが丘1条1丁目)※降車のみ – <道央自動車道 – 道東自動車道> – 芽室駅前(2番のりば) – ニトリ帯広店前 – 帯広駅前(とかちプラザ前) – イオン帯広店前 – イトーヨーカドー帯広店前 – 帯広営業所前(ホンダカーズ帯広 稲田店隣)
※豊平郵便局前、月寒中央通り11丁目、本社前は一部の便のみ停車。
運行本数
5往復(昼行のみ。夜行便はなし。)
途中休憩場所
1ヶ所にて開放休憩実施予定。(休憩場所は未定)
札幌~帯広線「帯広特急ニュースター号」に使用される車両
ハイデッカー3列シート29人乗り
設備&サービス
- トイレ
- 足置き台
- レッグレスト
- コンセント
- Wi-fi
札幌~帯広線「帯広特急ニュースター号」運行時刻表
予約先
電話での予約は・・・・・
- ニュースター号予約センター (050)3533-0800、(011)889-0800
インターネットでの予約は・・・・・(会員登録が必要です。)
- 日本旅行「バスぷらざ」(自宅で発券が出来ます。)
- 「発車オーライネット」
- 楽天トラベル(高速バス予約)(楽天スーパーポイントがたまります。)
最後に
以上、北海道バス「帯広特急ニュースター号」の概要について簡単に紹介しました。運行ダイヤも改めて見てみたのですが、個人的には帯広発の早朝便(朝5時台発車)&札幌発の深夜便(夜22時台~23時台)もしくは夜行便があれば、「ポテトライナー」や「とかちミルキーライナー」との差別化が図れるのになぁ・・・と思いました。
とはいえ、「ポテトライナー」がカバーしていない帯広市南部をカバーすることで差別化を図ろうとしている姿勢は評価したいです。
実際に運行が始まり、知名度がある程度知れ渡った段階で、帯広南部地区からの利用がどれ位で推移するのかにも注目したいですね。
ようやく開業の目途が立った北海道バス「帯広特急ニュースター号」。
圧倒的知名度を誇る「ポテトライナー」に対して、どれだけの勝負が出来るのか、私としても今後の成り行きに注目したいと思います。
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