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こんにちは。ひろしプロジェクトです。
いつもこのブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

前々回の記事の続きになります。
(前々回の記事『新潟市の新バスシステム(新潟BRT?)を見てみる【後編】』はこちらからどうぞ。)

新潟市新バスシステムの実見を終えた私。
ここからは、長距離高速バスを乗り継いで九州鹿児島へ移動します。

トップバッターは、高速バス「名古屋~新潟線」昼行便(名鉄バス担当便)です。

名鉄バス「名古屋~新潟線」 2801 側面

長距離昼行高速バスでの移動は、2015年夏の富山地方鉄道「池袋~富山線」以来、約2か月ぶりになります。
ですが、今回の「名古屋~新潟線」は未乗路線であっただけに、どの様な時間が過ごせられるのか、乗車する前から楽しみにしておりました。

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高速バス「名古屋~新潟線」とは?

ここで、高速バス「名古屋~新潟線」について簡単にご紹介しましょう。
高速バス「名古屋~新潟線」は、2005年7月1日に運行を開始しました。(写真はイメージです。)
新潟交通「名古屋~新潟線」 ・325
当時愛知県では、「2005年日本国際博覧会」(愛・地球博)開催の真っ只中。
本来であれば、愛知県側の名鉄バスも運行を開始する予定でしたが、同社も御多分に漏れず車両・乗務員共にギリギリの体制で愛・地球博の会場輸送を行っていたことに加え、名鉄バス側の諸事情などの理由により、新潟交通1社による単独運行(新潟発夜行便と名古屋発昼行便)でスタートしました。
その後、愛・地球博が終了した直後の2005年10月1日に名鉄バスが運行に本格参入し、現在の1日2往復体制(夜行便、昼行便各1往復)が確立。
名古屋発昼行便のダイヤ改正や新潟側の停留所追加(上越木田・長岡北・栄)などを経て、現在に至ります。
名古屋~新潟間は、飛行機以外の直通交通機関が皆無に近い区間であり、特に鉄道で移動となると必ず乗り換えが発生するということもあってか、高速バス「名古屋~新潟線」は利便性と運賃の安さが評価されており、週末や繁忙期においては早い段階で満席になるなど、乗車率が高い路線としても有名であります。

「名古屋~新潟線」昼行便に乗車してみる

新潟市新バスシステムの実見を終えた私。
早速、高速バス「名古屋~新潟線」の起終点である万代シティバスセンターへと向かいます。
新潟万代シティバスセンター その1

新潟万代シティバスセンター その2

新潟万代シティバスセンター その3
新潟交通の本社も同居する、年代を感じる建物ではあるのですが、スターバックスコーヒーやコンビニ(ファミリーマート)が入居する他、乗車券カウンターや高速バス利用者専用待合所がリニューアルされるなど、昔と今が混在した雰囲気が漂っています。

万代シティバスセンターといえばこちら↓。
新潟万代シティバスセンター 名物のカレー その1

新潟万代シティバスセンター 名物のカレー その2
ターミナル構内の立ち食いそば屋で提供されている、万代シティバスセンター名物のカレーライスです。
懐かしくもスパイシーで奥深い味付けは虜になるファンも多く、現在はこのカレーのレトルト版も販売される程の人気ぶりです。
私も食べましたが、ボリュームといい味付けといい、これは病みつきになりますね。
因みにこのカレーですが・・・提供元(販売元)は新潟交通の子会社「新潟交通商事」となっています。
第11回新潟市土産品コンクール金賞受賞も受賞しているとか。
次回訪問時も食べたくなる様な、美味しいカレーでございました。

話を戻します。
高速バス「名古屋~新潟線」は、この万代シティバスセンターが始発となります。
今回乗車したのはこちら↓のバスでした。(写真はイメージです。)
名鉄バス「名古屋~新潟線」 2801

名鉄バス「名古屋~新潟線」 2801 リア
名鉄バスの2801号車(三菱エアロクイーンⅠ PJ-MS86JP)です。
「名古屋~高松線」や「名古屋~宇都宮・郡山線」での運用を経て、現在は「名古屋~新潟線」をメインに活躍している車両です。

車内はこの様になっておりまして、
名鉄バス 夜行高速用車両 2801 車内

名鉄バス 夜行高速用車両 2801 シート
3列独立シート27人乗りの夜行高速仕様(トイレ付き)となっていますが、座席コンセント・通路カーテン・プラズマクラスターが完備されており、長時間の移動も快適に過ごせる様になっています。

15時00分、「池袋~新潟線」の新潟交通便が発車したところで、名鉄バス「名古屋~新潟線」が入線、早速乗車改札が行われます。
新潟万代シティバスセンター その4

名鉄バス「名古屋~新潟線」 2801 新潟万代シティBC改札中
ここからの乗車は、私を含めて2名。
平日の水曜日ということもあるのでしょうか・・・。

15時10分、定刻にバスは万代シティバスセンターを発車。
5分程で新潟駅前高速バスのりばに到着し、8名の乗客を乗せバスは、新潟市内を新潟亀田インターへ向けて走行します。
新潟駅前を発車したところで、交代乗務員より運行経路・車内設備・到着時刻の案内が車内マイクを通じて行われます。
過不足無い丁寧な案内は、さすが名鉄バスといったところ。
乗務員による当たりはずれが少ないのも同社の特長です。

15時30分、バスは新潟亀田インターを通過し、この先は北陸自動車道~上信越自動車道~中央自動車道~名古屋高速を経て名古屋へと向かいます。
15時38分、鳥原で1名が乗車し、その後は巻・潟東、三条・燕、栄、長岡北で乗車扱いのために停車。
高速道路上の停留所で数名の乗車があり、予約済みの乗客15名が揃いました。
今回は平日にも関わらず50%以上の乗車率でしたが、もしかするとこの路線、長距離昼行高速路線の中ではそれなりに優秀な部類に入るかもしれません。

右手には広々とした新潟らしい風景が一面に広がります。
名鉄バス「名古屋~新潟線」 2801 車窓 その1

名鉄バス「名古屋~新潟線」 2801 車窓 その2

16時16分、長岡ジャンクションを通過。
引き続き北陸自動車道を名古屋へ向けて走り続けます。

16時40分、バスは最初の休憩場所である米山サービスエリアに到着。
ここでは15分間停車しました。
名鉄バス「名古屋~新潟線」 2801 米山SA休憩中
殆どの乗客がバスを降り、トイレや買い物などを済ませていきます。
ハンドルを握っていた乗務員も、車両点検実施後は束の間の気分転換で気を引き締めます。

16時55分、乗客が全員揃ったところでバスは発車。
引き続き、名古屋へ向けて走り続けます。

右手には、日が沈む前の日本海が一面に広がります。
名鉄バス「名古屋~新潟線」 2801 車窓 その3

名鉄バス「名古屋~新潟線」 2801 車窓 その4
美しい海を見ながらゆったりシートに身を委ねくつろぐ・・・自家用車移動では決して味わえない贅沢な時間ですね。

17時16分、最後の乗車停留所の上越木田に到着。
上越市役所に比較的近いバス停ですが、この日は乗車0でした。
その後、17時20分に上越ジャンクションを通過し、北陸自動車道とはここでお別れ。
この先は上信越自動車道を更埴ジャンクションまで走行し、その先は長野自動車道を岡谷ジャンクションまで走行します。

17時44分、妙高高原インターを通過。
外はすっかり暗くなり、気分は早い時間帯に運行する夜行高速バスそのものです。
18時21分、更埴ジャンクションを通過。
ここからは長野自動車道となります。
平日の夕方にしては交通量も少な目で、バスは順調に名古屋へ向けて走り続けます。

18時40分、バスは2回目の休憩場所である姨捨サービスエリアに到着。
ここでは10分間停車しました。
上信越自動車道 姨捨サービスエリア

名鉄バス「名古屋~新潟線」 2801 姨捨SA休憩中
夕飯時ということもあってか、こちらでは乗客のほぼ全員がバスを降り、飲食物を購入していました。
もう少し停車時間が長ければ、レストランで食事・・・という楽しみ方も出来たのですが、10分間の停車ですと流石にレストランでの食事は時間的に厳しいですね。

18時50分、乗客が全員揃ったところでバスは再び発車。
すっかり暗くなった山岳ハイウェイを走り続けます。

19時25分、岡谷ジャンクションを通過。
ここでバスは長野自動車道から中央自動車道へと進路を変えます。
ここまでは順調に来たのですが、岡谷ジャンクションを過ぎた辺りから急に流れが悪くなります。
名鉄バス「名古屋~新潟線」 2801 車窓 その5
スマートフォンで確認したところ、岡谷ジャンクションから中央道辰野バスストップあたりまで工事を行っている様で、その影響で渋滞しているとのことでした。
仕舞いには車の流れが完全に止まり、約20分程その状態が続きます。
やがて車が流れ出し、バスも動き出しますが、名古屋到着は恐らく数十分遅れになるでしょうか。
20時20分、駒ケ根インター通過。
その約20分後の20時42分には飯田インターを通過します。

20時48分、バスは最後の休憩場所である阿智パーキングエリアに到着。
本来であれば10分間前後停車するのですが、先程の工事渋滞の影響で乗客が戻り次第発車するとの案内があったことから、ここでは8分間の休憩停車となってしまいました。
名鉄バス「名古屋~新潟線」 2801 阿智PA休憩中

20時55分、乗客の人数確認を済ませ、バスは阿智パーキングエリアを発車。
終点の名古屋名鉄バスセンターまで、あともう少しです。

21時23分、恵那峡サービスエリアを通過。
長距離トラックや高速高速バスが数多く停車するサービスエリアとしても有名で、供食施設や売店の充実ぶりも注目したい場所であります。
21時47分には多治見インターを通過し、21時58分には小牧ジャンクションを通過します。
ここからは東名高速道路を小牧インターまで走行します。

22時02分、バスは小牧インターを通過。
この先は名古屋高速小牧線・都市環状線を走行し、22時21分に黄金ランプを流出します。
そして22時27分、定刻12分遅れでバスは終点の名古屋名鉄バスセンターに到着しました。
名鉄バス「名古屋~新潟線」 2801 名鉄BC到着 その2
バスを降り、乗務員から荷物を受け取った乗客達は、時間も時間ということもあってか、心なしか足早に目的地へと向かって行きました。
こうして、運行距離約500km、所要時間7時間17分のバスの旅は、途中渋滞というトラブルに巻き込まれつつも、無事に幕を閉じました。

というわけで、名鉄バス「名古屋~新潟線」昼行便の乗車記をお届けしました。
この路線の乗車は今回が初めてだったのですが、運行距離がそれなりに長いとはいえ、直通交通機関が乏しい区間を上手くついた、高速バスの得意分野である「鉄道短絡路線」そのものだという印象を持ちました。
所要時間7時間程度の路線ですと、夜行便では利用価値が高い反面、昼行便では長い所要時間が逆にデメリットとして捉えられてしまい、一般的には乗車率が落ちる傾向があるのですが、今回の乗車で平日の昼行便にも関わらず10人以上の利用があったということ、そして夜行便に至っては平日でも満席になることが少なくない状況からして、乗り換えなしで移動出来る使い勝手の良さと運賃の安さが、多くの利用者に評価されているのではと感じました。
もっとも、2名乗務による運行ということで、採算的に旨味があるかどうかは分かりませんが、余程のことがない限り、この路線の盛況ぶりは今後暫くは続くのではないか・・・その様なことを思った今回の名鉄バス「名古屋~新潟線」昼行便の旅でございました。
個人的には、夜行便も利用価値が高くて便利だと思うのですが、やはり海と山の車窓が堪能できる昼行便をお勧めしたいですね。
ゆったりシートに身を委ねながら、飲み物を飲みながら景色を堪能し、眠くなったらシートを倒して昼寝が出来る・・・贅沢な時間が過ごせられること請け合いですよ。
機会があれば、また是非利用してみたいですね。

名鉄バス「名古屋~新潟線」 2801 名鉄BC到着 その2


【乗車データ】 
  • 乗車日:2015/09/16
  • 乗車区間:
    万代シティバスセンター→名鉄バスセンター
  • 運行会社:名鉄バス
  • 車両:三菱/エアロクイーンⅠ(PJ-MS86JP)
  • 年式:2007年式
  • 所属:名古屋中央営業所
  • 社番:2801

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管理人

Koji Suda(ひろしプロジェクト)

Koji Suda(ひろしプロジェクト)

自称「高速バスアドバイザー」。高速バス乗車回数900回以上(2016年12月現在)。バス・鉄道をはじめとする乗り物を追っかけて撮ったり、ブログやサイトの運営、バス関連本やネットニュースの原稿執筆、同人誌活動などを通じて、乗り物旅の素晴らしさを伝える活動を行っています。北海道札幌市在住。バスと鉄道とカレーと粉物が大好き。 [詳細]

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