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伊予鉄道「オレンジライナー」名古屋線5213号車 乗車記(2015年9月乗車分)

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こんにちは。ひろしプロジェクトです。
いつもこのブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

前回の記事の続きになります。
(前回の記事『名鉄バス「名古屋~新潟線」昼行便2801号車 乗車記』はこちらからどうぞ。)

新潟から名鉄バス「名古屋~新潟線」で名古屋名鉄バスセンターに到着した私。
ここから引き続き西へと向かいます。

西に向かうにも、名古屋からは選択肢がいくつもあります。
タイムリミットは、次の日の夕方までに岡山に到着すること。
オーソドックスな方法としては、両備ホールディングスの「リョービエクスプレス名古屋号」でダイレクトに岡山へ向かう方法。
ですが、これはあまりにもつまらない・・・。
JR東海バスの「青春大阪ドリーム名古屋号」と昼行高速バスを乗り継いで岡山へ移動することも考えましたが、迷った挙句、今回はこちらのバス↓で西へ向かいました。

伊予鉄道「オレンジライナー名古屋線」 5213

伊予鉄道「オレンジライナー名古屋線」 5213 リア

名古屋名鉄バスセンターと愛媛県松山市・八幡浜市とを結ぶ夜行高速バス「名古屋~松山線」(オレンジライナー名古屋線)です。
名鉄バス担当便については、これまで何度も乗車してきましたが、伊予鉄道便は昨年2014年6月以来の2度目の乗車となります。

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大阪線で活躍する車両が代車として運用

発車時刻は23時10分。
名鉄バスセンターを出発する高速バスの中では最後に出発する便となります。
伊予鉄道「オレンジライナー」名古屋線 名鉄バスセンター 乗り場LED表示

23時過ぎになると、バスは名鉄バスセンター6番乗り場に入線します。
今回乗車したのは名古屋線専属運用の日野セレガHD(PKG-RU1ESAA)5220号車・・・ではなく、普段は大阪線「オレンジライナーえひめ号」などで活躍している5213号車が充てられていました。
何故この車両が充てられたかについては・・・お察し下さい。
この車両も所属こそ伊予鉄道となっていますが、実際の乗務は子会社の伊予鉄南予バス八幡浜本社が担当しています。

車内はこの様になっておりまして、
伊予鉄道「オレンジライナー名古屋線」 5213 車内

伊予鉄道「オレンジライナー名古屋線」 5213 シート
3列独立シート29人乗りの夜行高速仕様となっていますが、車内中央部と入口付近のクーラーボックスにセルフサービス式の飲みものが提供されている他、最近流行の通路カーテンも設置されています。
但し、名鉄バス便に設置されている座席コンセントが、伊予鉄道便には設置されていない等、設備面で若干の差異があります。

乗客9名を乗せたバスは、前方の遮蔽カーテンを閉めた後、定刻23時10分に名鉄バスセンターを発車します。
まもなくして、名古屋高速白川ランプより名古屋高速に入り、自動放送による車内設備の案内が行わた後に、乗務員からの補足説明が行われます。
案内が丁寧といえば丁寧なのですが、共同運行会社の名鉄バスと比較すると、やはり細かなところで「レベルの差」というものを感じてしまいます。

バスは名古屋高速から東名阪自動車道に入り、24時00を回ったころに車内は消灯。
消灯後は、数回の乗務員交代を挟みながら、東名阪自動車道から新名神高速道路~名神高速道路~中国自動車道~神戸淡路鳴門自動車道~徳島自動車道~松山自動車道と進んでいきます。

翌朝5時頃、バスは下り便唯一の開放休憩場所である松山自動車道上分パーキングエリアに到着。
ここで15分間の休憩となります。
伊予鉄道「オレンジライナー名古屋線」 5213 上分PAにて
多くの乗客がバスを降りてトイレや一服などを済ませますが、外は雨が降っていたこともあってか、用事を済ませるや否やすぐにバスへ戻る乗客が多かったです。

5時15分、乗客が全員揃ったところでバスは出発。
すぐの三島川之江インターには5時19分に到着し、ここでは2名が下車しました。
三島川之江インターを発車したバスは、松山自動車道を松山へ向けてひた走ります。
約50分程走り、6時10分に川内インター手前の桜三里パーキングエリアに到着。
ここでは、乗務員交代と乗務員2名のうちの1名ががここで下車するための運転停車となります。
因みに下車した乗務員は、後続の「道後エクスプレスふくおか号」に乗車して松山まで客扱いを行った後、八幡浜まで回送乗務するとのこと。
いやはや、お疲れ様です・・・。

生憎な空模様の中、バスは松山へ向けて走り続けます。
伊予鉄道「オレンジライナー名古屋線」 5213 まもなく松山市内

川内インター、松山インター口は降車客がゼロとのことで通過扱いとなり、次に停車したのは道後温泉。
6時43分に到着し、ここではでは2名が下車します。
その後の大街道では降車客がおらず通過扱いとなり、松山の主要ターミナルである伊予鉄松山市駅には、定刻より10分程早い6時59分に到着しました。
伊予鉄道「オレンジライナー名古屋線」 5213 松山市駅到着
本来であれば終点の八幡浜まで乗車したいところなのですが、今回も諸事情により途中の伊予鉄松山市駅で下車。
独特なセレガの後姿を見届けながら、乗り場を後にしました。

平日の乗車率向上が今後の課題

というわけで、伊予鉄道「オレンジライナー」名古屋線の乗車は今回が2度目でしたが、再三申し上げている通り、夜行高速バス「名古屋~松山線」(「オレンジライナー」名古屋線)のダイヤは本当に使い勝手が良いですね。
出発時刻・到着時刻共に最適な時間設定となっており、観光・ビジネスで利用するには申し分ないでしょう。
一方で、この路線の課題も改めて見えて来ました。
一番気になったのは、やはり平日の乗車率の低さでしょうか。
週末にはそれなりに乗車するこの路線ですが、平日の乗車率の低さは以前から気になっておりました。
運行会社もその点は気になっているのか、今年2015年夏頃より「平日凄割キャンペーン」なる割引運賃を導入し始めました。
平日の月曜日~木曜日限定とはなりますが、名古屋~三島川之江間片道6,000円、名古屋~川内・松山・伊予市間片道7,000円、名古屋~内子・大洲・八幡浜間片道8,000円と、最大3,310円引きで利用出来るおトクな運賃なのですが、どうもあまり浸透していない気がします。
もっとも、並行する「オリーブ松山号」(JR東海バス・JR四国バス)の閑散期運賃「早売5」が、片道5,800円という破格値で提供していることもあるかとは思いますが、もう少し「平日凄割キャンペーン」が浸透しても良いのでは?と思いました。
場合によっては、「平日凄割キャンペーン」の運賃再見直し(適用曜日の拡大など)が必要になってくるかもしれませんね。
とはいえ、通常で10,000円前後する運賃を考えますと、「平日凄割キャンペーン」はそれなりに安いです。
そして、名鉄バス・伊予鉄道両社は、高速バスの運行でもベテランの部類に入る事業者です。
サービスレベルにおいても全国的に高い部類ですので、「移動中に携帯電話(スマートフォン)を充電したいのであれば名鉄バス便」、「セルフサービスのドリンクを楽しみたいのであれば伊予鉄道便」といった選択の仕方も出来るかと思います。

とかく「オリーブ松山号」との比較になりがちですが、運行ダイヤや車内設備、発着場所などを総合的に判断するならば、私個人的には夜行高速バス「名古屋~松山線」をお勧めしたいですね。
今度乗車するのは、恐らく来年2016年の春と夏に松山で開催される某交通系の会議参加時になるでしょう。
その時、果たして名鉄バス・伊予鉄道どちらの担当便に乗車することになるのでしょうか・・・今から楽しみではあります。


【乗車データ】 
  • 乗車日:2015/09/16
  • 乗車区間:
    名鉄バスセンター→伊予鉄松山市駅
  • 運行会社:伊予鉄道
  • 車両:日野/セレガHD(PKG-RU1ESAA)
  • 年式:2008年式
  • 所属:松山室町営業所(伊予鉄南予バス八幡浜本社駐在)
  • 社番:5213

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管理人

Koji Suda(ひろしプロジェクト)

Koji Suda(ひろしプロジェクト)

自称「高速バスアドバイザー」。高速バス乗車回数900回以上(2016年12月現在)。バス・鉄道をはじめとする乗り物を追っかけて撮ったり、ブログやサイトの運営、バス関連本やネットニュースの原稿執筆、同人誌活動などを通じて、乗り物旅の素晴らしさを伝える活動を行っています。北海道札幌市在住。バスと鉄道とカレーと粉物が大好き。 [詳細]

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