2010(平成22)年に生産を終了した国産2階建てバス「三菱ふそうエアロキング」。
生産終了から15年が経過し、日本国内で現役で活躍する三菱エアロキングの台数も、ここ数年で急速に数を減らしています。
「ドリーム徳島号」などで活躍したJRバス関東の三菱エアロキング
2025年春に引退したJR東海バスの三菱エアロキング
そんな中、2025年春、首都圏~関西間を結ぶ高速バスとして活躍していた車両が、東京を離れ信州の地にやって来ました。
その場所とは・・・長野。
そして、その車両を導入したのは・・・長野県長野市に本社を置く長電バス株式会社です。
長電バスが導入した三菱エアロキング2093号車
同社は2025年4月下旬、インバウンド客で利用が増加している急行バス「志賀高原線」の一部の便(長野駅東口~スノーモンキーパーク直行便)に2階建てバスを投入することを発表。
長野県内初の2階建て定期路線バスが運行を開始するということもあって、マスコミなどで大きく取り上げられました。
そして、同社はこの2階建てバスをもっと多くの方に知ってもらおうとイベントを企画。
そのイベントが、2025年5月24日に開催された「エアロキングまつり」と「イベント特攻ツアー」です。
皆さんの心の声❤️🔥聞こえてますよ👂
イベントやりましょう🎉
👑エアロキング👑の一般向け試乗🚌&📸撮影イベントは、5⃣月2⃣4⃣日(土)に開催予定🎊
ただいま準備中‼️わっしょい🏮
詳細は追ってお知らせします📢乞うご期待✨#エアロキング #長電バス pic.twitter.com/FOULrFQre8— 長電バス株式会社【公式】 (@nagaden_bus) April 29, 2025
5月24日(土)の『エアロキングまつり』の概要が決まりました‼️😃
長電バスのエアロキングに乗れるのは、
🅰️イベント会場での無料試乗会
🅱️上田駅からのイベント特攻ツアー
の二つがあります。
無料試乗会🅰️はお子様同伴限定なのでご注意を❗️
🚌👧🧒🚌#エアロキング #長電バス pic.twitter.com/k8RKFFmgwL— 長電バス株式会社【公式】 (@nagaden_bus) May 9, 2025
ということで、束の間の連休を利用し現地長野へ向かい、このイベントと特攻ツアーに参加して来ましたので、今回はその時の模様をご紹介します。
どんなイベント&バスツアーであったのでしょうか。
「エアロキングまつり」イベント特攻ツアー【前半戦】 上田駅→長電バス長野営業所
前日、札幌から新潟経由で飛行機(FDA)と高速バス「新潟~長野線」(長電バス担当便)を乗り継いで長野にやって来た私。
フジドリームエアラインズ エンブラエルE175
長電バス「ナガデンエクスプレス」新潟線 2036(長野駅前にて)
▶長電バス・新潟交通「新潟~長野線」簡単な乗車記(2025年5月乗車分)
そのまま、長野駅近くのホテルに直行し、この日は宿泊。
翌朝、JR北陸新幹線「はくたか552号」でツアーの集合場所である上田駅へ向かいます。
上田駅は、JR北陸新幹線の他、しなの鉄道、上田電鉄が発着する駅。
路線バスも、千曲バス、上田バス、JRバス関東の3社が乗り入れています。
集合場所の上田駅温泉口へ行ってみると・・・この日の主役である長電バスの三菱エアロキングが我々を待っていました。
2025年は、長野電鉄のバス部門が分離独立し長電バスとして営業を開始してからちょうど30周年。
その記念ロゴが、このエアロキングにも掲げられていました。
長電バスのエアロキングを改めて見てみる
ここで、長電バスが導入した三菱エアロキングを改めて見てみましょう。
長電バスが導入した三菱エアロキングは、かつてJRバス関東で首都圏~京阪神間の格安高速バス「青春エコドリーム号」「青春昼特急号」として活躍していた車両になります。
JRバス関東時代の車番はD654-09501号車で、先述の路線での活躍後は、同社東関東支店へ移籍、「ユーグレナバス」としてミドリムシを原料としたバイオ燃料を使用した成田空港付近の周遊バスとしても活躍していました。
ご覧の通り、カラーリングは長電バスの都市間・急行路線用カラーリングを2階建てバス向けにアレンジしたものを採用。
長電バスのカラーリングもエアロキングに合っていてカッコいいです。
形式は、BKG-MU66JS。
新長期規制に適合させたモデルで、2007年度に型式認定を取得しており、エアロキングとしては最終モデルになります。
車内は、2階席、1階席ともに4列シート56人定員となっており、シート配列もJRバス関東時代のものをそのまま引き継いでいます。
シートは、天龍工業製の一般的な2人掛けシートを採用していますが、夜行路線用対応のためか、シートのリクライニング角度が若干深めに設定されていました。
前席下にはコンセントを設置しています。
ただし、営業運転時にこちらを使用出来る様にしているのか否かは不明。
ツアー運行時は使用出来ない様に大元の電源が切られていました。
その他、写真はありませんが、1階中央部にはトイレスペースが設けられています。
但し、トイレの扉にキャッシュレス用のタブレットを設置している関係上、トイレは使用出来ない様になっていました。
以上、長電バスが導入した三菱エアロキングの外観と車内を簡単にご紹介しましたが、出来るだけ多くの乗客を運ぶことが出来、尚且つ高いアイポイントから車窓を楽しめる・・・限られた事業予算の中において、これは懸命な車種選択なのではと思いました。
高速道路を経由してイベント会場(長電バス長野営業所)へ・・・
08時30分、集合時間になったところで、ツアーの参加受付を済ませ、2階席へ移動します。
参加者数は、私を含め10名程。
もっと参加者がいるのかなぁと思っていただけに、この少なさには拍子抜けでしたが、ツアー代金の高さ(参加代金が15,000円、2回最前席希望の方はプラス5,000円)が影響したのでしょうか・・・。
参加者には、ツアーのしおり?が入った長電バスの封筒と、記念の缶バッジ、そしてこの後にご紹介する長電バス社屋2階から撮影出来る撮影イベントの参加整理券が配られました。
08時40分、ツアー参加者が全員揃ったところで、バスは追っかけ撮影組と思わしき方々の見送りを受け、上田駅温泉口を発車します。
ここから先の行程ですが、上田駅温泉口を発車したバスは、祝町大通りから国道18号、県道91号坂城インター線を坂城インターへ向かい、坂城インターから上信越自動車道に入ります。
上信越自動車道に入ってすぐの千曲川さかきパーキングエリアで休憩停車(という名の撮影タイム)を実施し、休憩停車後は上信越自動車道を須坂長野東インターまで走行、県道347号や国道18号などを経由し、長電バス長野営業所へ向かいます。
所要時間は約1時間とあっという間に過ぎますが、束の間の時間、2階からの車窓を存分に楽しむことにしました。
09時02分、バスは千曲川さかきパーキングエリアに到着。
09時10分まで8分間の開放休憩停車となりました。
こちらで、この日のイベントのゲスト参加車両として事前告知されていたJRバス関東小諸支店所属の三菱エアロキングD674-08502号車が合流。
開放休憩停車といいつつも、ツアー参加者全員がバスファンということになると、当然ながら撮影タイムになるわけでして、追っかけ撮影組と合わせてちょっとした撮影会状態になりました。
あっという間に時間は過ぎ、発車時刻になりました。
千曲川さかきパーキングエリアを発車したバスは、左手に北陸新幹線の高架を眺めながら上信越自動車道を走行。
更埴ジャンクションからは、進路を北へ。
暫くの区間、JRバス関東の三菱エアロキングが先導していました。
更埴ジャンクションから10分程で、バスは須坂長野東インターを通過。
長閑な風景を眺めながら、バスはイベント会場へ向かいます。
拡幅された村山橋を渡り、
09時50分、バスは無事に長電バス長野営業所に到着しました。
さあ、いよいよイベントの開始です。
長電バス「エアロキングまつり」イベントレポート
バスが到着し、2台のエアロキングが所定の場所に停車したところで、いよいよメインのイベント「エアロキングまつり」が始まりました。
10時00分、開始の案内放送を合図にイベントが開始。
案内放送を合図に、営業所入口で待っていた参加者が営業所構内へ移動し、早速展示車両の撮影会が始まりました。
2台のエアロキングを中心に、私を含めた参加者は思い思いの被写体でカメラのシャッターを切っていましたが、
暫くすると、1台の「白いエアロキング」が営業所構内に入って来るではありませんか!
この「白いエアロキング」の持ち主は、三菱ふそうトラック・バスのバス車体製造子会社「三菱ふそうバス製造」。
なんと、この日のイベントのために、シークレットゲストとして工場のある富山県富山市からわざわざ陸送して来たのです。
事前に知らされていないシークレットゲストの登場に、会場は驚きと興奮が入り混じる雰囲気に。
3台のエアロキングが並んだ瞬間、多くの参加者がカメラのシャッターを切っていました。
「エアロキングまつり」展示車両を紹介
では、イベントではどんな車両が展示されたのでしょうか。
展示車両をご紹介しましょう。
長電バス 2093号車(三菱エアロキング)
まずは、この日の主役である長電バス2093号車。
先述の通り、かつてJRバス関東で首都圏~京阪神間の格安高速バス「青春エコドリーム号」「青春昼特急号」や「ユーグレナバス」として活躍していた車両で、長電バスへ移籍後は土日祝限定で長野駅東口~スノーモンキーパーク間の直行バスとして活躍しています。
なお、このバスはキャッシュレスバスとして運行されており、車内で現金による支払いが不可になっています。
現金で乗車する場合は、長野駅およびスノーモンキーパークに設置されている自動券売機で事前に乗車券を購入する必要がありますので、乗車の際は注意しましょう。
- 車名:三菱エアロキング
- 型式:BKG-MU66JS
- 年式:2009年式
- 客席数:56名(2階席:48名、1階席:8名)
- 全長:11.99m
- 高さ:3.78m
- 幅:2.49m
JRバス関東 D654-08502号車(三菱エアロキング)
この日のイベントのもう1台の主役、JRバス関東小諸支店所属の三菱エロキングD654-08502号車です。
こちらの車両も、かつては首都圏~京阪神間の格安高速バス「青春エコドリーム号」「青春昼特急号」として活躍していた車両で、現在は貸切車として活躍しています。
- 車名:三菱エアロキング
- 型式:BKG-MU66JS
- 年式:2009年式
- 客席数:56名(2階席:48名、1階席:8名)
- 全長:11.99m
- 高さ:3.78m
- 幅:2.49m
三菱ふそうバス製造 保存車(三菱エアロキング)
シークレットゲストとして登場した、三菱ふそうバス製造(本社:富山市)所有の三菱エアロキングです。
白のボディに大きな「AERO KING」のロゴをあしらった、シンプルながらも目立つカラーリングが特徴の車両です。
写真はありませんが、車内は2階席・1階席ともに3列独立シートを採用し、定員は38名(2階席30名、1階席8名)となっています。
- 車名:三菱エアロキング
- 型式:BKG-MU66JS
- 年式:2009年式
- 客席数:38名(2階席:30名、1階席:8名)
- 全長:11.99m
- 高さ:3.78m
- 幅:2.49m
長電バス 1991号車「NAGADEN Premium(ナガデンプレミアム)」(三菱エアロエース)
2024年冬にデビューしたフラッグシップ貸切車「NAGADEN Premium(ナガデンプレミアム)」です。
従来の貸切車とは異なり、外観・内装ともに暖色系の色で纏めているのが特徴で、車内は夜行高速対応車「NAGADEN EXPRESS(ナガデンエクスプレス)」1934号車や1960号車と同様の3列独立シート27人乗りとなっています。
通路カーテンこそ装備されてはいませんが、トイレやモバイル充電用コンセント&USBポートを完備しており、快適なバス旅行を楽しめるようになっています。
- 車名:三菱エアロエース
- 型式:2TG-MS06GP
- 年式:2024年式
- 客席数:27名
- 全長:11.99m
- 高さ:3.38m
- 幅:2.49m
長電バス 450号車(三菱エアロバス)
2004年に当時の分離子会社であった信州バスが導入した貸切カラーの三菱エアロバスです。
導入からしばらくの間は貸切車として活躍していましたが、のちに長電バス長野営業所へ転属となり、2018年冬までに路線転用改造を受けます。
路線転用改造後は、急行志賀高原線などで活躍しますが、2025年に引退する予定となっており、さよならプチきっぷ第6弾の絵柄にも選ばれました。
- 車名:三菱エアロバス
- 型式:KL-MS86MP
- 年式:2004年式
- 客席数:45名(+6名)
- 全長:11.99m
- 高さ:3.28m
- 幅:2.49m
長電バス 1559号車(三菱エアロスターワンステップ)
湯田中営業所に所属する路線バス1559号車(三菱エアロスターワンステップ)です。
2016年に首都圏の事業者から移籍して来ました。
製造から20年以上経過していますが、現在も湯田中駅を発着する各路線で活躍を続けています。
- 車名:三菱エアロスターワンステップ
- 型式:KL-MP35JM
- 年式:2002年式
- 全長:10.75m
- 高さ:3.045m
- 幅:2.49m
今回のイベントでこの車両が展示されたのは訳がありまして・・・。
実は、このイベントに合わせて、長電バス30周年記念オリジナルトミカの販売が発表されたのです。
本日、5月24日(土)
「👑エアロキングまつり」会場にて、
長電バスオリジナルトミカ新発売‼️👏
さらに‼️
5月26日(月)10:00~
「はとマルシェOnline」で販売開始します✨
詳しくはこちら⬇️https://t.co/rpiX4EFP8T
ⓒ TOMY 「トミカ」は株式会社タカラトミーの登録商標です#トミカ pic.twitter.com/KWl3i9DaB1— 長電バス株式会社【公式】 (@nagaden_bus) May 23, 2025
そして、この記念トミカのベースになった車両が、先程ご紹介した1559号車なのです。
写真はありませんが、トミカの販売ブースも展示されていた1559号車の近くに設置。
多くの方が購入されていました。
なお、長電バス30周年記念オリジナルトミカは、5月26日より「はとマルシェOnline」での販売を開始した他、5月29日からは長電バスの各窓口(長野駅前案内所、長電高速バス予約センター(柳原)、湯田中営業所)での販売も開始しています。
その他
写真はありませんが、押しボタン押し放題用の車両として、すざか市民バス用のラッピングバス(日野レインボー)が展示されていた他、洗車機体験バスとして長野市地域循環バス「東北ぐるりん号」用の日野ポンチョが展示、稼働していました。
2階建てバスの無料試乗会にグッズコーナー、キッチンカーの出店など目白押し
外観撮影タイム・無料試乗会
エアロキングの外観撮影タイムは、午前1回(10時10分から30分間)と午後1回(12時00分から30分間)の2回。
それ以外の時間、長電バスのエアロキングは、4回に分けて実施された無料試乗会(会場~村山橋往復)用の車両として充てられ、JRバス関東のエアロキングと三菱ふそうバス製造のエアロキングは、ドアを開けて車内を開放していました。
エアロキング無料試乗会の模様
12時からの外観撮影タイムでは、直前に企画された「長電バス長野営業所2階からエアロキングの並びが撮影出来る特別イベント」を同時開催。
条件を満たした方を対象に整理券を配布し、30秒という限られた時間で撮影するというものでしたが、この様な構図で撮影することが出来、個人的には大満足でした。
グッズコーナー
グッズコーナーは、長電バスとJRバス関東が出店していました。
長電バスは、イベント開催に合わせて制作されたグッズ各種や、バスコレ、クリアファイルといったオリジナルグッズを販売。
時間帯によっては買い求める客で列が出来る程の盛況ぶりでした。
一方のJRバス関東も、クリアファイルやストラップ、クッションなどのオリジナルグッズを販売していた他、ガチャポンコーナーも設置。
一部の商品で大幅に値引きして販売するなど、こちらも盛況でした。
因みに、今回の戦利品はこちらでした。
キッチンカーコーナー
会場では、キッチンカーが2台出店。
焼き鳥やスムージー、イカ焼きなどを販売していました。
この他、ながでんグループの長野三菱自動車販売が、エクリプスクロス(PHEVモデル)の電気で作るキャラメルポップコーンを販売。
どのブースも、昼時には多くの方が買い求めていました。
キッチンカーコーナーの隣には、休憩用バスとして貸切車を3台駐車し車内を開放。
昼前から本格的な雨になったということもあり、特に午後は休憩用バスで休まれる方をちらほら見かけました。
路線バスや共同運行会社の高速バスも・・・
長電バス長野営業所(柳原)は、長野駅行き路線バスの発着所にもなっている他、共同運行会社のバスも出入りします。
こちらは、長野駅行きの路線バス。
日野ブルーリボンシティハイブリッドが充てられていました。
そして、こちらは高速バス「長野~新潟線」の新潟交通担当便。
1日4往復のうち2往復を新潟交通が運行を担当しますが、この日は2台ともいすゞガーラHDが充てられていました。
楽しいイベントも閉幕に・・・
最後の無料試乗会を終えてイベント会場に戻って来た長電バスのエアロキングが所定の場所に停車し、最後の外観撮影タイムとなりました。
午後になって本格的な雨となり、撮影する方もひと苦労です。
そして15時00分、会場内のアナウンスで5時間に渡るイベントは無事に終了しました。
名車「三菱エアロキング」をメインにした今回のイベントでしたが、殺伐とした雰囲気が一切なく、じっくり時間をかけて名車の良さを堪能出来たという点で、個人的には満足でした。
イベント終了後は、3台のエアロキングをバックに関係者の記念撮影が行われ、イベント特攻ツアーの後半戦に移ります。
「エアロキングまつり」イベント特攻ツアー【後半戦】 長電バス長野営業所→上田駅
関係者の記念撮影が終わり、15時15分、ツアー参加者を乗せたバスは、多くの方の見送りを受けながら長電バス長野営業所を発車します。
ここから先は、往路と逆のルートを辿ります。
国道18号や県道347号を走行したバスは、須坂長野東インターから上信越自動車道へ。
松代パーキングエリアで休憩停車(という名の撮影タイム)を実施し、休憩後は上信越自動車道を坂城インターまで走行、県道91号坂城インター線や国道18号、祝町大通りを経由し、上田駅温泉口へ向かいます。
15時32分、須坂長野東インターを通過し上信越自動車道へ。
その約10分後の15時45分、松代パーキングエリアに到着します。
こちらでは、10分間の開放休憩(という名の撮影タイム)が設けられ、私を含めたツアー参加者全員がバスを降りて撮影を楽しみます。
撮影タイムはあっという間に過ぎ、松代パーキングエリアを発車したバスは、JRバス関東の三菱エアロキングが先導する形で上信越自動車道を坂城インターまで走行します。
16時10分、坂城インターを通過。
ここから先は、一般道を走行し上田駅温泉口へ向かうのですが、この日の上田市内は雨の影響からか交通量が多く、バスの速度も落ち気味になります。
そして、16時40分、当初の予定より10分遅れでバスは上田駅温泉口に到着しました。
バスツアーを含めると約8時間にも及んだ、名車「三菱エアロキング」と共にした一日。
楽しくあっという間に感じたバスの旅は、無事に幕を閉じたのでありました。
2台並ぶ「エアロキング」の姿をカメラに収め、最後はJRバス関東→長電バスの順に出発していく姿を見届けます。
長電バス2093号車(三菱エアロキング)の後姿が見えなくなったところで、私は帰札の路へ。
JR北陸新幹線「あさま619号」に飛び乗り、長野からは先程ご紹介した新潟交通「新潟~長野線」や新日本海フェリー「ゆうかり」などを乗り継いで、無事に札幌の自宅へ戻ったのでありました。
JR北陸新幹線「あさま619号」(イメージ)
新潟交通「新潟~長野線」 1518号車(いすゞガーラHD)
新日本海フェリー「ゆうかり」
最後に
というわけで、かなり長くなってしまいましたが、2025年5月24日に開催された長電バスのイベント「エアロキングまつり」と「イベント特攻ツアー」の模様をお届けしました。
朝から夕方まで名車「エアロキング」に1日中堪能出来たという点で、個人的には満足のいく内容でした。
惜しむらくは、やはり天候でしょうか。
こればかりは仕方がありませんが、天候が良ければ、もう少し参加者が増えていたことでしょうし、もっと賑わっていたかもしれません。
すぐにとはいいませんが、多くの方々がエアロキングに触れ合えるイベント第2弾の開催を是非とも期待したいです。
あと、ひとつ気になった点として挙げたいのが、「イベント特攻ツアー」の代金です。
捉え方にもよりますが、往復乗車のみ設定で最低料金15,000円というのは、少し高かったのかなぁと。
それ故の参加者の少なさであったともいえますが、せめて片道のみ参加出来るコース設定があれば、もう少しツアーの申し込み者や参加者が増えていたのではないかと感じました。
往路はツアーに参加してエアロキングで移動し、復路は長電バスの路線バスで長野市内へ移動したかった(その逆も然り)という方も少なからずいらっしゃったのではないかと。
次回この様なツアーが企画・催行されるかは分かりませんが、もし企画されるのであれば、片道のみ参加出来るコースの設定を是非とも期待したいです。
日本のバス車両史に刻まれるであろう「名車」を一日中堪能した2025年5月24日。
北海道から行って本当に良かったです。
今回はツアーという形での乗車でしたが、そう遠くないうちに路線バスとして活躍する姿を見に現地へ行こうかと考えています。
製造中止から15年が経ち、いずれは姿を消す運命にある名車「三菱エアロキング」。
その雄姿が見られるのも、この先そう長くはないでしょう。
同社を代表する車両の1台として今後長野県内を中心に活躍するでしょうが、その雄姿を1日でも長く見られることを切に祈念したいです。
最後に、この様な機会を作っていただいたバス会社・関係者の皆様に感謝申し上げます。
長電バス・JRバス関東・三菱ふそうバス製造 エアロキング3台の共演
【乗車データ】
- 乗車日:2024/05/24
- 乗車区間:
上田駅温泉口→長電バス長野営業所→上田駅温泉口 - 運行会社:長電バス
- 車両:三菱/エアロキング(BKG-MU66JS)
- 年式:2009年式
- 所属:長野営業所
- 社番:2093



