途中休憩は3回 気付いたら東京都内へ
10時50分、バスタ新宿行き「仙台・新宿8号」は発車10分前に仙台駅東口72番のりばに入線。
乗車改札が行われます。
この便は予約で満席。
発車前ですが、すでに多くの乗客が通路カーテンをセットし、スマホ画面を眺めたりシートを倒して休んでいる様です。
11時00分 仙台駅東口発車
定刻に仙台駅東口72番のりばを発車したバスは、一般道を15分ほど走行し、JR長町駅東口にて乗車扱いを行います。
JR長町駅東口で全ての座席が埋まり、11時20分、JR長町駅東口を発車します。
国道286号などを20分程走行し、11時41分、仙台南インターを通過、東北自動車道へ。
ここから先は、東北自動車道~首都高速道路を走破し、東京都内をめざします。
車内は殆どの乗客が通路カーテンをセット。
思い思いの時間を楽しんでいます。
12時10分~12時25分 国見サービスエリアにて開放休憩
仙台駅東口を発車して約1時間経過した12時10分、バスは1回目の開放休憩場所である国見サービスエリアに到着します。
国見サービスエリアは、福島県伊達郡国見町の東北自動車道上にあるサービスエリア。
宮城県との県境となる国見峠付近にあり、トイレ、フードコート、ショッピングコート(売店)など設備も充実していることから、多くの自家用車やトラック、バスが停車するサービスエリアとして知られています。
施設入口には、ずんだ餅をモチーフにした東北地方のマスコットキャラクター「ずんだもん」が。
声が脳内再生されそうです・・・(笑)。
こちらでは12時25分までの15分間停車。
多くの乗客がバスを降り、トイレや買い物を済ませていました。
バスも、しばしのひと休みです。
14時15分~14時30分 上河内サービスエリアにて開放休憩
乗客が全員揃ったところで、バスは国見サービスエリアを発車。
山間の風景を眺めながら、バスは東北自動車道を南下していきます。
峠を越えると、長閑な福島盆地が車窓一面に広がります。
国見サービスエリアを発車して約2時間の14時15分、2回目の開放休憩場所である上河内サービスエリアに到着します。
上河内サービスエリアは、栃木県宇都宮市の東北自動車道上にあるサービスエリア。
栃木県北端の那須高原サービスエリアと南端の佐野サービスエリアの中間部(やや北寄り)に位置し、東北自動車道の3車線区間が宇都宮インターまで拡幅されて以降、行楽シーズンに渋滞の先頭地になることが多くなっているそうです。
トイレ、レストラン、カフェコーナー、ショッピングコート(売店)など設備も充実しており、こちらも多くの自家用車やトラック、バスが停車するサービスエリアとして知られています。
上河内サービスエリアでは、14時30分までの15分間停車。
殆どの乗客がバスを降り、トイレや買い物を済ませていました。
15時18分~15時30分 羽生パーキングエリアにて開放休憩
上河内サービスエリアを発車したバスは、快晴の空のもと東北自動車道を南下し、東京都内をめざします。
1時間も経っていない15時18分、バスは3回目(最後)の開放休憩場所である羽生パーキングエリアに到着します。
羽生パーキングエリアは、埼玉県羽生市にある東北自動車道上のパーキングエリア。
東北自動車道のPAとしては最も南に位置しますが、上り車線側の施設は2013(平成25)年12月にテーマ型エリア「鬼平江戸処」として「鬼平犯科帳」(池波正太郎著)の世界観に基づく江戸風の建築にリニューアルされ、「江戸時代の日本橋にいるような気分を味わえる」「施設が充実している」と、現在でも人気が高いパーキングエリアです。
羽生パーキングエリアでは、16時30分までの12分間停車。
バスもラストスパートに向けてひと休みです。
私もトイレを済ませた後、パーキングエリア施設を少し見てバスへ戻ります。
17時07分 バスタ新宿到着
羽生パーキングエリアを発車したバスは、さらに東北自動車道を南下し、15時59分に浦和料金所を通過します。
その後、16時04分に川口ジャンクションを通過。
ここから首都高速道路に入り、16時22分に王子ランプを通過、東京都内に入ります。
16時26分、降車専用の王子駅前バス停に到着。
こちらでは乗客2名が下車しました。
王子駅前からは、国道122号から都道305号(芝新宿王子線)を走行し池袋方面へ。
16時38分、池袋駅東口(ビックカメラ前降車停留所)バス停に到着します。
こちらでも乗客数名が下車しました。
順調に走行するかなぁと思いきや、池袋駅周辺と新宿3丁目付近の渋滞に巻き込まれ、バスタ新宿に到着したのは定刻14分遅れの17時07分。
乗客を全員降ろし、車内点検を実施したバスは、休憩先のJRバス関東高速バス統括本部(東京都江東区、旧東京支店)へ回送され、折り返し便の運行に備えるのでありました。
最後に
というわけで、JRバス東北「仙台・新宿8号」(仙台→バスタ新宿)乗車の模様をご紹介しました。
久しぶりの「仙台・新宿号」の乗車でしたが、”3回”という程良い休憩回数と”1時間~2時間”という休憩間隔も相まって、意外にも?仙台から新宿までの移動時間があっという間に感じました。
写真を載せてはいませんが、短い休憩時間ながらもサービスエリア・パーキングエリアでの買い物を楽しむことが出来、改めて昼行高速バスの楽しさを感じることが出来ました。
そして、今回は運賃が本当に安かった!
事前購入割引「とく便」とネット割の適用で、仙台~新宿間の片道運賃が3,200円でした。
既存事業者の高速バスでこんなに安くていいの?と思う程にお得でした。
熾烈な競争にさらされていることを考えると複雑な気持ちになりますが、今回に関しては変動制運賃の「功」の部分を垣間見た気がしました。
一方で、今回の乗車では、昼行便における全席通路カーテン装備車のデメリットも。
(筆者も含めですが)カーテンを降ろしていることによって、車内空間の感覚が分からなくなってしまうのと同時に圧迫感を感じるのです。
結果として開放休憩の乗降の際に他客へ気を遣うことになり、特に3回目の休憩では乗降がしんどく感じる様にもなりました。
プライベート空間を重視する現代人にとって、夜行便ではありがたい装備に感じる筈の全席通路カーテンも、こと昼行便ではかえって邪魔になることもあるのかなぁと。
これは筆者にとって新たな気付きでした。
「信頼のおける事業者による運行」「運賃・車両サービスを含めたコストパフォーマンスの高さ」が売りのJRバス東北「仙台・新宿号」。
速さでは新幹線に勝てる筈もありませんが、時間がある時や安く移動したい時の選択肢として考えるには十分にアリだと思います。
機会がありましたら是非利用してみてはいかがでしょうか。
【乗車データ】
- 乗車日:2025/12/15
- 乗車区間:
仙台駅東口→バスタ新宿(新宿高速バスターミナル) - 運行会社:JRバス東北
- 車両:日野/セレガHD(QRG-RU1ESBA)
- 年式:2016年式
- 所属:仙台支店
- 社番:H677-16403


