一畑バス「みこと号」 簡単な乗車記 【西日本エリアJR高速バス乗り放題きっぷの旅】

昼行高速バス,高速バス乗車記



復路は美しい車窓を眺めながら広島へ

到着後、出雲市駅前にある一畑系列のホテル「ツインリーブスホテル出雲」にて一泊。
翌朝、出雲市駅にて話題の列車「WEST EXPRESS 銀河」(JR西日本)を駅撮りします。
JR西日本 117系「WEST EXPRESS 銀河」 出雲市駅にて_101

JR西日本 117系「WEST EXPRESS 銀河」 出雲市駅にて_102

JR西日本 117系「WEST EXPRESS 銀河」 出雲市駅にて_103

JR西日本 117系「WEST EXPRESS 銀河」 出雲市駅にて_104

撮影当時は、「いつか乗りたいなぁ・・・。」と思いながらシャッターを切っていましたが、後に山陽ルートのツアーに当選し、乗車することになりました。
乗車予定日は、2020(令和2)年12月17日(木)の下関発。
画像の整理が完了次第、乗車記をこのブログで紹介する予定ですので、どうかお楽しみに。

復路は、JR出雲市駅14時00分発の普通便に乗車。
先述の通り、一畑バスが運行を担当します。

乗車したのは、一畑バス出雲支社8440号車(いすゞガーラHD 2RG-RU1ESDJ)。
こちらの車両も、同社の陰陽連絡高速車両としては新しい部類に入ります。
仕様及び内装も、往路で乗車した車両(8444号車)と全く同じ。
広島まで快適に移動出来そうです。
一畑バス「みこと号」 ・781_01

一畑バス「みこと号」 ・781_11

14時00分 JR出雲市駅発車

往路と同じく、定員の約半数の乗客を乗せたバスは、JR出雲市駅を定刻に発車。
国道184号から県道26号出雲三刀屋線を走行し、三刀屋地区へと向かいます。

一畑バス「みこと号」 ・781_12

県道に沿って流れる斐伊川が美しいですね。

一畑バス「みこと号」 ・781_13 斐伊川沿いの風景

14時30分、下熊谷バスセンターに到着。
こちらで乗降扱いを行い、近くの三刀屋木次インターより松江自動車道に入ります。

一畑バス「みこと号」 ・781_14 下熊谷バスセンター

一畑バス「みこと号」 ・781_15 車内の様子_01

写真の様な山間の美しい景色が楽しめるのも、陰陽連絡高速バスならではです。

一畑バス「みこと号」 ・781_16 車窓_01

15時48分~15時58分 江の川パーキングエリアにて開放休憩

道の駅たたらば壱番地道の駅道の駅たかのにて乗降扱いを行ったバスは、松江自動車道を南下し、三次東ジャンクションから中国自動車道へ。
三次インターで最後の乗降扱いの停車を行い、15時48分、休憩場所の江の川パーキングエリアに到着します。
こちらでは、10分間の開放休憩となりました。

一畑バス「みこと号」 ・781_17 江の川PA_01

一畑バス「みこと号」 ・781_18 江の川PA_02

パーキングエリアの施設は、往路で立ち寄った上り車線と同じですが、この時間帯では売店も営業していますので、軽食類や土産物の購入が可能です。
ただし、品数は決して多くはありませんので、出来れば出雲市駅の売店やコンビニなどで事前に購入しておくことをお勧めします。

バスも、しばしのひと休みです。

一畑バス「みこと号」 ・781_19 江の川PAにて_01

一畑バス「みこと号」 ・781_20 江の川PAにて_02

一畑バス「みこと号」 ・781_21 江の川PAにて_03

17時10分 広島駅新幹線口到着

江の川パーキングエリアを発車したバスは、中国自動車道から広島自動車道に入り、広島西風新都インターにて高速道路を流出。
物流センター群やショッピングセンターなどが集まる住宅地などを経由し、16時47分に大塚駅に到着します。
こちらで数人下車し、沼田ランプから広島高速へ。
4分程走行し、中広ランプを流出すると、広島市中心部はすぐそこです。

一畑バス「みこと号」 ・781_22 車窓_02

16時57分、広島バスセンターに到着。
こちらで約半数の乗客が下車し、終点の広島駅新幹線口には、定刻より20分以上早い16時54分に到着しました。

一畑バス「みこと号」 ・781_23 広島駅新幹線口到着

美しい景色を見ながらのんびりしているうちに、気が付くと広島に着いていた・・・そんな感覚の3時間弱のバス移動でございました。


バスが強いなぁ・・・と改めて感じた陰陽連絡

以上、一畑バス「みこと号」(広島~出雲市)の乗車記をお届けしました。

この路線に乗車したのは今回が初めてでしたが、実際に乗車して感じたのは、

やはり陰陽連絡はバスが強いなぁ・・・。

でした。

空き時間に他の便の利用状況も見てみましたが、このコロナ禍の状況であるにもかかわらず、乗客が少ないとはいえ、定員の半数近くの乗客は埋まっていました。
また、途中乗降(区間乗車)の利用者もそれなりにありました。
「乗り換えなしで広島~出雲間をすばやく移動出来る」「新幹線への乗り換えがしやすい」という点が、多くの利用客に支持されている(=利用が根付いている)理由なのではと、今回乗車してみて改めて感じた次第です。

このことは、2017(平成29)年春の広島電鉄「グランドアロー号」(広島~松江)の乗車でも感じたことですが、今回、「みこと号」の初乗車でさらにその印象を強くしました。


そして、車両面について。
これに関しては、一畑バス便一択でしょうね。
一部の車両を除き、パウダー付きトイレを完備して言いますし、フットレスト、USBポート(またはコンセント)も装備していますので、約3時間の移動時間を快適に過ごすことが出来るでしょう。

一方の共同運行会社である中国JRバス便は、一部の便を除いてトイレ・コンセントなしの4列シート45人車両を投入しています。
現状においては、一畑バス便と比較して見劣りするといわざるを得ません。
状況的に厳しいのは承知していますが、ここはひとつ、サービスアップ及び共同運行会社と仕様を合わせるためにも、是非とも車両のグレードアップを検討して欲しいところです。

色々と書きましたが、陰陽連絡における高速バスの利便性の良さ、果たす役割、重要性というものを、今回の乗車を通じて再認識いたしました。
機会があれば、また利用しようと思います。

一畑バス「みこと号」 ・836_01 広島駅新幹線口改札中
広島駅新幹線口にて改札中の一畑バス「みこと号」


【乗車データ】 
  • 乗車日:2020/10/16
  • 乗車区間:
    広島駅新幹線口→JR出雲市駅
  • 運行会社:一畑バス
  • 車両:いすゞ/ガーラHD(2RG-RU1ESDJ)
  • 年式:不明
  • 所属:出雲支社
  • 社番:8444


  • 乗車日:2020/10/17
  • 乗車区間:
    JR出雲市駅→広島駅新幹線口
  • 運行会社:一畑バス
  • 車両:いすゞ/ガーラHD(2RG-RU1ESDJ)
  • 年式:不明
  • 所属:出雲支社
  • 社番:8440


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