網走バス「千歳オホーツクエクスプレス」(新千歳空港~北見・網走)が通年運行化へ・・・

夜行バス,昼行高速バス

2019年夏に試験運行していたあの都市間バスが、早くも通年運行化決定です!

網走バス(本社:網走市)は、2019(令和元)年7月から約3か月にわたって試験運行していた新千歳空港~北見・網走間都市間バス「千歳オホーツクエクスプレス」について、12月20日から通年運行すると、同社のTwitter公式アカウントにて発表しました。

網走バス「千歳オホーツクエクスプレス」 ・271
網走バス「千歳オホーツクエクスプレス」


試験運行から通年運行化へ・・・

「千歳オホーツクエクスプレス」は、北の空の玄関口である新千歳空港と、北海道オホーツク総合振興局の主要都市である北見・網走の間を結ぶ都市間路線バスです。
道内空港民営化を控え観光客の動きが活発になることや、オホーツクエリア~新千歳空港間の陸路直通が地元自治体や観光関係者から期待されているとの理由で、先述の通り、2019(令和元)年7月21日から10月14日までの約3か月の間、試験運行という形で運行を開始しました。

試験運行のプレスリリースに、「当初は期間限定運行とし、検証したのち運行便数・通年運行等の検討を致します。」と、通年運行化をにおわせる記載があっただけに、そう遠くないうちに通年運行化されるだろうなぁ・・・とは思っていましたが、まさか試験運行終了後2か月程で通年運行されるとは思っていなかっただけに、正直意外でした。

「千歳オホーツクエクスプレス」については、試験運行時に新千歳空港発の昼行便に乗車しました。
利便性でいうと、航空始発便に乗り継げる網走発夜行便の方が便利ですが、美しい風景が存分に堪能出来るの新千歳空港発昼行便も、これまたオススメです。

尚、使用車両は、試験運行時と同様に3列独立シートの夜行高速仕様車が充てられる予定になっています。
網走バス「千歳オホーツクエクスプレス」 ・271 車内
「千歳オホーツクエクスプレス」の車内

当分は試験運行時とほぼ同じダイヤ・運賃にて運行

さて、通年運行のダイヤ・運賃がどうなっているのか・・・今後利用を考えている方は、恐らくこの点が一番気になっているのではないでしょうか。

予約サイト「バスNAVI北海道」によると、当分の間は試験運行時とほぼ同じダイヤ・運賃にて運行される様です。

【運行時刻】
■新千歳空港→網走
新千歳AP(13:30)~北見BT(18:50)~美幌(19:30)~女満別(19:50)~網走BT(20:10)
※北見、美幌、女満別、網走駅は降車のみ可能。

■網走→新千歳空港
網走BT(22:20)~女満別(22:40)~美幌(23:00)~北見BT(23:40)~新千歳AP(翌6:20)~南千歳駅(翌6:35)
※女満別、美幌、北見は乗車のみ可能。

【運賃】
(予定)網 走⇔新千歳AP 片道6.500 円(往復12.200 円)
    女満別⇔新千歳AP 片道6.200 円(往復11.700 円)
    美 幌⇔新千歳AP 片道5.900 円(往復11.200 円)
    北 見⇔新千歳AP 片道5.500 円(往復10.400 円)
※運賃は税込、小学生以下半額、南千歳駅降車の場合は新千歳APと同額です。

※「バスNAVI北海道」予約ページより

消費税増税の影響で運賃が値上げされるのでは?と予想していましたが、運賃は試験運行時と同額で据え置きになる様です。
一方で、ダイヤは網走発が夜行便、新千歳空港発が昼行便と、これまた試験運行時のものを踏襲しています。

以前に紹介したブログ記事でも書きましたが、運行形態上、仕方がないこととはいえ、網走発の夜行便が新千歳発各地行き飛行機の始発便に乗り継げるという点でそれなりの利用が見込めるのに対し、新千歳空港発の昼便については、景色を見ながらのんびり移動出来るという楽しみがあるにせよ、飛行機からの乗り継ぎという点で考えると、正直使いにくい印象を受けます。
通年運行化に合わせて、試験運行時に運行支援に回っていた北都交通も運行に参入して、昼1夜1体制または夜行1往復体制にするのかなぁ・・・と思っていたのですが、ダイヤを見る限りでは、当分は網走バスが単独で運行する様です。
もしかすると、今後利用が増えれば北都交通も参入・・・ということもありうるかもしれませんが、この点についてもこの先どうなるのか、注目して見ていきたいですね。

最後に

色々と書きましたが、通年運行化される「千歳オホーツクエクスプレス」は、これから冬の観光シーズンを迎えるにあたり、可能性の秘めた路線になるのでは?と考えます。

この路線の売りとしては、

  • 北の空の玄関口と北見・網走間を乗り換えなしで移動出来る利便性の良さ
  • 新千歳空港発の飛行機始発便に乗り継げる利便性の良さ(網走発の夜行便に限る)
  • 千歳・苫小牧地区~北見・網走間の直行移動手段
  • 常時混雑している「ドリーミントオホーツク号」の代替移動手段
が挙げられますが、いうまでもなく、「新千歳空港到着後に札幌で乗り換えるのが煩わしいと感じる方」や「新千歳空港到着後に飛行機の始発便に乗り継いで移動したい方」が一番恩恵を受ける路線になるのではないでしょうか。

ともあれ、事業者として「通年運行でも利用が期待出来る」と判断したからには、今後のPRや利用促進、利用客の定着に是非とも期待したいところです。
そして、末永く愛される、利用される路線に成長することを切に願っております。

網走バス「千歳オホーツクエクスプレス」 ・271 十勝平原SAにて
十勝平原SAにて休憩停車中の「千歳オホーツクエクスプレス」


WILLER TRAVEL


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