北海道バス「釧路特急ニュースター号」が運行を開始しました!
札幌~釧路間の都市間バス「釧路特急ニュースター号」の運行を開始しました。
大阪バスグループといえば、同じ日に大阪~高知間の高速バス「高知特急ニュースター号」の運行を開始しましたが、「高知特急ニュースター号」と比べるとあまり取り上げられていない様な気がするこの路線、「果たして初便の状況はどうなのよ?」ということで、開業初便の様子を見てきました。
バスセンター前のこちらのバス停が目印になります。 「釧路特急ニュースター号」の時刻も記載されていました。(当たり前ですがww)
乗り場には次第に人が集まってきます。
しかし、乗り場に来たのは、北海道バスの社員(しかもかなりお偉い方)2名と、私を含めた同業者の方数名のみ。
乗客らしき人は見かけません。
果たして、ここから乗車する人はいるのでしょうか?
札幌大通市営バスセンターの発車は23時30分。
発車10分前にはバスが到着し、改札を始めます。
前面・側面LEDの『釧路 KISHIRO』の表示が新鮮に見えますね。
ここで、使用される車両について改めて紹介しますと、前回の記事でもご紹介したとおり、「釧路特急ニュースター号」には最新型の三菱エアロエース(QRG-MS96VP)が導入されています。(写真はイメージです。) 合計5台導入され、この「釧路特急ニュースター号」の他に、札幌~函館線「函館特急ニュースター号」
でも活躍しているそうですよ。
折角なので、許可を得まして車内を見せていただきました。
その肝心の車内ですが・・・・・・ 後部トイレ付き3列独立シート29名乗りの夜行高速仕様となっています。
見て頂ければ分かるとおり、通路カーテンが装備されていますが、通路カーテン付きの高速仕様車導入は、恐らくこのバスが道内初なのではないでしょうか?
そして、もう一つ「道内初」の装備を見つけました。
それがこちら。
座席コンセントです。
窓側座席は内壁下部に、通路側座席は右側肘掛け下に装備されています。
道外を走る最新型の夜行高速バスでは当たり前になりつつありますが、こちらの装備も道内初登場となります。
北海道バスの社員の方の話では「座席コンセントの要望は以前からあった」とのこと。
冬場のバッテリー上がりが心配されますが、スマホや携帯利用者が多い昨今、利用客には喜ばれる装備なのではないでしょうか?
で、肝心の初便の予約状況ですが、この日は数名の予約が入っているのみで、しかも全員が札幌駅前からの乗車ということで、ここ大通り市営バスセンターからの乗車はゼロでしたww。
23時30分になったところで、バスは定刻に発車。
釧路に向けて走っていきました。
というわけで、「釧路特急ニュースター号」の初便出発前後の模様を簡単にご紹介しましたが、この路線に関しては、何よりもまず「一人でも多くの方にこの路線を知ってもらう」ことが重要でしょうね。
「スターライト釧路号」という強力なライバルと戦っていかなければならないわけですから、ネットによる集客は勿論のこと、特に釧路地区での企業・学校関係などへの地道な営業が今後必須になってくるのではないでしょうか?
逆に言いますと、「スターライト釧路号よりも安い」「車内装備が充実している」「国交省から認可を受けた路線バスである」点を上手くアピールできれば、札幌~釧路間は夜行移動の需要がそれなりにある区間なので、ある程度の利用客は取り込めるのでは?と思います。
更に、同区間は週末を中心に昼便需要がある区間でもあります。
北海道バスの社員の方も今後の検討課題としてお話されていましたが、ある程度の利用が付けば、昼便の運行を考えてもいいかもしれませんね。
これ以外にも、札幌・釧路双方でのP&Rライド実施や、ファイターズ戦開催時限定の札幌ドーム前臨時停車(バス停設置に関して既存事業者との調整が必要ですが・・・)、ホテルパックの販売、販売チャンネルの拡大(楽天トラベル・リクルートじゃらんでの取り扱い、釧路側地元旅行業者での取り扱い)など、アイディア次第で利用客を増やす施策はあると思います。
この先、どの様な方法で利用客を増やしていくのか、北海道バスの動向にも注目したいですし、「スターライト釧路号」と切磋琢磨して、双方が利用者にとってより便利な交通機関として発展して欲しいですね。
尚、前回の記事でも書きましたが、「釧路特急ニュースター号」の試乗・レポについては、遅くても5月中には上げたいと考えておりますので、暫くの間お待ち下さいませ。
北海道バス「釧路特急ニュースター号」について詳しくはこちらにて確認をお願い致します。
応援して頂けると嬉しいです。
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既に公式サイトやブログ・twitterでの情報、報道等でご存知の方も多いかと思いますが、大阪バスグループの北海道バスが昨日2013年4月24日(水曜日)に、
大阪バスグループといえば、同じ日に大阪~高知間の高速バス「高知特急ニュースター号」の運行を開始しましたが、「高知特急ニュースター号」と比べるとあまり取り上げられていない様な気がするこの路線、「果たして初便の状況はどうなのよ?」ということで、開業初便の様子を見てきました。
道内初コンセント付き最新型車両を投入
向ったのは、札幌テレビ塔傍の大通り市営バスセンター。バスセンター前のこちらのバス停が目印になります。 「釧路特急ニュースター号」の時刻も記載されていました。(当たり前ですがww)
乗り場には次第に人が集まってきます。
しかし、乗り場に来たのは、北海道バスの社員(しかもかなりお偉い方)2名と、私を含めた同業者の方数名のみ。
乗客らしき人は見かけません。
果たして、ここから乗車する人はいるのでしょうか?
札幌大通市営バスセンターの発車は23時30分。
発車10分前にはバスが到着し、改札を始めます。
前面・側面LEDの『釧路 KISHIRO』の表示が新鮮に見えますね。
ここで、使用される車両について改めて紹介しますと、前回の記事でもご紹介したとおり、「釧路特急ニュースター号」には最新型の三菱エアロエース(QRG-MS96VP)が導入されています。(写真はイメージです。) 合計5台導入され、この「釧路特急ニュースター号」の他に、札幌~函館線「函館特急ニュースター号」
でも活躍しているそうですよ。
折角なので、許可を得まして車内を見せていただきました。
その肝心の車内ですが・・・・・・ 後部トイレ付き3列独立シート29名乗りの夜行高速仕様となっています。
見て頂ければ分かるとおり、通路カーテンが装備されていますが、通路カーテン付きの高速仕様車導入は、恐らくこのバスが道内初なのではないでしょうか?
そして、もう一つ「道内初」の装備を見つけました。
それがこちら。
座席コンセントです。
窓側座席は内壁下部に、通路側座席は右側肘掛け下に装備されています。
道外を走る最新型の夜行高速バスでは当たり前になりつつありますが、こちらの装備も道内初登場となります。
北海道バスの社員の方の話では「座席コンセントの要望は以前からあった」とのこと。
冬場のバッテリー上がりが心配されますが、スマホや携帯利用者が多い昨今、利用客には喜ばれる装備なのではないでしょうか?
で、肝心の初便の予約状況ですが、この日は数名の予約が入っているのみで、しかも全員が札幌駅前からの乗車ということで、ここ大通り市営バスセンターからの乗車はゼロでしたww。
23時30分になったところで、バスは定刻に発車。
釧路に向けて走っていきました。
というわけで、「釧路特急ニュースター号」の初便出発前後の模様を簡単にご紹介しましたが、この路線に関しては、何よりもまず「一人でも多くの方にこの路線を知ってもらう」ことが重要でしょうね。
「スターライト釧路号」という強力なライバルと戦っていかなければならないわけですから、ネットによる集客は勿論のこと、特に釧路地区での企業・学校関係などへの地道な営業が今後必須になってくるのではないでしょうか?
逆に言いますと、「スターライト釧路号よりも安い」「車内装備が充実している」「国交省から認可を受けた路線バスである」点を上手くアピールできれば、札幌~釧路間は夜行移動の需要がそれなりにある区間なので、ある程度の利用客は取り込めるのでは?と思います。
更に、同区間は週末を中心に昼便需要がある区間でもあります。
北海道バスの社員の方も今後の検討課題としてお話されていましたが、ある程度の利用が付けば、昼便の運行を考えてもいいかもしれませんね。
これ以外にも、札幌・釧路双方でのP&Rライド実施や、ファイターズ戦開催時限定の札幌ドーム前臨時停車(バス停設置に関して既存事業者との調整が必要ですが・・・)、ホテルパックの販売、販売チャンネルの拡大(楽天トラベル・リクルートじゃらんでの取り扱い、釧路側地元旅行業者での取り扱い)など、アイディア次第で利用客を増やす施策はあると思います。
この先、どの様な方法で利用客を増やしていくのか、北海道バスの動向にも注目したいですし、「スターライト釧路号」と切磋琢磨して、双方が利用者にとってより便利な交通機関として発展して欲しいですね。
尚、前回の記事でも書きましたが、「釧路特急ニュースター号」の試乗・レポについては、遅くても5月中には上げたいと考えておりますので、暫くの間お待ち下さいませ。
北海道バス「釧路特急ニュースター号」について詳しくはこちらにて確認をお願い致します。
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