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前回の記事『両備ホールディングス「リョービエクスプレス名古屋号」 0991号車 簡単な乗車記』の続きになります。

両備ホールディングス「リョービエクスプレス名古屋号」 0991

今回ご紹介する高速バスはこちら↓。
とさでん交通「龍馬エクスプレス」 ・161

とさでん交通「龍馬エクスプレス」 ・161 リア
とさでん交通の高知~岡山線「龍馬エクスプレス」で活躍する161号車(日野セレガSHD ADG-RU1ESAA)です。
ご覧の通り、旧高知県交通時代の高速路線用塗装を纏った夜行高速仕様のスーパーハイデッカーです。

見た目はごく普通の夜行高速用スーパーハイデッカーですが、実はバスファンにとっては一目置かれた車両でもあるのです。
その理由とは?どうして一目置かれた車両なのでしょうか。

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現行型日野セレガ夜行高速仕様の市販第1号車

バスファンにとっては一目置かれた車両である理由。
その理由とは、実はこの車両、現行型日野セレガ夜行高速仕様の市販第1号車なのです。

現行型(2代目)日野セレガは、2005年8月にデビュー。
日野といすゞの統合モデルとして開発されたことや、ヨーロッパの観光バスのイメージに近い車体デザインなど、各方面から注目を集めました。
ただ、この時点では夜行高速仕様車(インターシティ)がラインナップされておらず、夜行高速仕様車(インターシティ)がラインナップされたのは、遅れること半年後の2006年2月のことになります。
どこの事業者が夜行高速仕様車(インターシティ)市販第1号を導入するのかといった憶測が流れる中、その市販第1号車として導入されたのが、このとさでん交通(旧高知県交通)の161号車であります。

このことは、バス専門雑誌「バスラマインターナショナル」の臨時増刊「バスラマエクスプレス09 新大型観光バス 日野セレガ」(絶版)でも取り上げられ、実際に乗車記も掲載されています。

導入後は長らくの間、高知~東京新宿線「ブルーメッツ号」の専用車として活躍していましたが、同路線に新車が導入されてからは、「ブルーメッツ号」の予備・続行用及び「龍馬エクスプレス」「黒潮エクスプレス」などで活躍。
現在は主に「龍馬エクスプレス」で活躍しています。

因みに、この161号車(日野セレガSHD)ですが、乗り入れるバスターミナルの車高制限の関係で、高知~大阪線「よさこい号」や高知~名古屋線「ドラゴンライナー」に投入されることは一度もありませんでした。

あっという間の岡山~高知間約2時間のバスの旅

今回私が乗車したのは、岡山駅西口18時20分発の便。
発車の10分前には同所25番のりばに入線します。
ゴールドの塗装に腰高の車体・・・スーパーハイデッカーならではの風格が漂います。
とさでん交通「龍馬エクスプレス」 ・161 岡山駅西口入線

「龍馬エクスプレス」は、とさでん交通・両備ホールディングス・下津井電鉄・ジェイアール四国バスの計4社が共同で1日9往復運行していますが、車両仕様は運行会社によって大きく異なり、両備ホールディングスと下津井電鉄がトイレ付き4列シート車で運行されるのに対し、とさでん交通とジェイアール四国バスは原則として3列シート夜行高速仕様車で運行されます。
但し、ジェイアール四国バスは、曜日によってトイレ付き4列シート車で運行される日がありますので、利用の際は注意が必要です。

改札を受けて車内に入ります。
とさでん交通「龍馬エクスプレス」 ・161 車内

とさでん交通「龍馬エクスプレス」 ・161 シート
車内は3列独立シート29人乗りの夜行高速仕様。
車内中央部にはトイレとサービスコーナーが設置されています。
旧年式車ということもあってか、座席コンセントは装備されていませんでした。

この日は台風一過と週末が重なった影響からか、始発から最終便までほぼ満席という盛況ぶり。
無論、この便も約8割方の座席が埋まりました。

岡山駅西口を定刻に発車したバスは、津高(岡山インター入口)に停車後、山陽自動車道から瀬戸中央自動車道に入ります。
とさでん交通「龍馬エクスプレス」 ・161 車内 その2

有城南、鷲羽山北各バス停を通過したバスは、19時10分過ぎに瀬戸大橋を通過。
その後は、坂出料金所~川之江ジャンクション~川之江東ジャンクションを通過し、高知自動車道をひた走ります。
岡山を発車した時点ではまだ日が昇っていたのですが、高知自動車道に入った頃には既に日が暮れ、車内はさながら夜行バスの消灯前時間の雰囲気でした。
とさでん交通「龍馬エクスプレス」 ・161 車内 その3
暫くは車窓を楽しんでいましたが、心地良い揺れに負けてしまい、知らぬ間に夢の中へ。
気が付くとバスは高知インターを流出するところでした。

岡山を発車して2時間が経過した20時29分、バスは高知インターを流出。
すぐ傍の一宮バスターミナルで数名が下車し、同所から10分程の高知駅バスターナルには、定刻よりも若干早い20時43分に到着しました。
とさでん交通「龍馬エクスプレス」 ・161 高知駅バスターミナル
この日の宿泊先が高知駅の近くであったことから、私はこちらで下車。
私を含め殆どの乗客を降ろしたバスは、終点のはりまや橋へ向けて走り去っていきました。

私自身、「龍馬エクスプレス」には何度も乗車していますが、岡山~高知間約2時間のバス旅はあっという間ですね。
並行するJR特急「南風」とほぼ互角の所要時間で移動出来(便によってはバスの方が早い)、しかも運賃がJR特急よりも安い・・・このあたりが、同路線が一定の支持を集めている点なのでしょうね。
便によってはゆったり3列シート車で移動出来るのも注目したい点です。

導入から10年以上経過しているとさでん交通161号車でしたが、外観こそ多少の痛みが表れているものの、走り自体はまだまだ現役。
もう暫くは高速路線用として活躍を続けるのではないでしょうか。

尚、「龍馬エクスプレス」のとさでん交通担当便は1日4往復となっており、今回ご紹介したとさでん交通161号車も頻繁に入っています。
担当便も固定されていますので、比較的狙いやすいのではないでしょうか。
機会があればまた乗車してみたいと思わせる車両でした。


【乗車データ】 
  • 乗車日:2018/08/24
  • 乗車区間:
    岡山駅西口→高知駅バスターミナル
  • 運行会社:とさでん交通
  • 車両:日野/セレガSHD(ADG-RU1ESAA)
  • 年式:2006年式
  • 所属:桟橋高知営業所
  • 社番:161

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管理人

Koji Suda(ひろしプロジェクト)

Koji Suda(ひろしプロジェクト)

自称「高速バスアドバイザー」。高速バス乗車回数900回以上(2016年12月現在)。バス・鉄道をはじめとする乗り物を追っかけて撮ったり、ブログやサイトの運営、バス関連本やネットニュースの原稿執筆、同人誌活動などを通じて、乗り物旅の素晴らしさを伝える活動を行っています。北海道札幌市在住。バスと鉄道とカレーと粉物が大好き。 [詳細]

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